


ブログ126日目


主人入院中は…
病院のベットサイドで、いっきに本を読んだ。
今日の写真は…
その中の一冊「告知せず」。
古本屋で買ったこの本は古い。
今は、本人に告知したくなくても…
ドクターから…
病状説明がなされてしまうのかもしれない。
私は…
重篤な病状だった場合は、絶対に言ってほしくない。
望みをつながせてほしい。
「告知」と言えば…
私は去年…
総合病院のドクターの誤診による…
「末期がん宣告」を受けたことがある。余命は、数か月。
体の弱い主人は…
就職してはクビになり…を繰り返し、収入は見込めない。
その主人と子供を残して…
私が死ぬ。
わなわなと全身の力が抜け…
目の前が真っ暗になった。
それから私は…
本当の病人になった。
すべてドクターのいう症状通りに…
痛みを感じるようになった。
結局、私は…
都会の大学病院で、再度、同じ検査を受けた。
余命数か月の私に、何の処方もしてくれずに…
待つこと1週間。
結果…
ガンではなかった。。。
口は、にごしていたが…
総合病院の誤診だったらしい。
ガンでも何でもないと聞いて…
今まで体じゅう痛かったはずなのに…
痛みが、すぅ~っと抜けて…
大学病院を出る時は、小踊りしながら歩いた。
まさに…
「病は気から…」を実感した出来事だった。
「誤診」…
そんなことが本当にあるのだ。
例えば…
車の運転ができないお年寄り。
私の住む地域は…
電車も路線バスも走ってない。
病院は少ないから、選択肢はほとんどない。
病院を選ぶこと自体不可能なのに…
ドクターを選ぶなんてことできるはずがない。。。
そんな環境の中…
「セカンドオピニオン」と言っても無理な話である。
医療格差…
そんな言葉が頭をよぎった。
長くなるので、お時間ある方のみで…
例えば…
容体が悪く、意識のない患者さん。
話すことはできなくても…
でも…
相手の声は聞えてると…
と、私は思っている。
意思疎通ができなくても…
必ず…
通じている…と信じてる。
私の聞いた話なので…
信ぴょう性に疑問はあるが…
人間は…
心臓が停止してからもしばらくの間は…
聴覚機能が残っているらしい。
だから…
意識のない人の前ではもちろん…
たとえ…
亡くなった人の前でも…
遺産相続の話や…
葬儀社手配の話など…
避けなければいけないと思った。
Posted at 2009/02/27 08:17:12 | |
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