いやいやー、すっかり寒くなりましたね(-_-;) 実は先日の撮影オフで、ちょっと風邪をひいてしまっていましたROSSOです・・・
後半、「イルミ撮影オフ」した、という前編でしたが(笑)、午後イチ訪れたのはお台場。といっても至近のモーターショーは、みなさんのブログで素敵なお写真を拝見し、イタリア勢も出展なし、ということでスルー。
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渋滞もなく、快適にドライブして駐車したのはホテル「グランパシフィック ル・ダイバ」。いつの間にか「メリディアン」ではないんですね(^^;
地下駐車場へのスロープはやや心配するも、なんとかセーフ(笑) 偶然同時に到着した、白の512TRがいなければ、空きがラスイチだった地上の「優遇スペース」に置けたのに・・・チッ(-_-;)
ロビー前のツリーでウォーミングアップ、と(笑)
マン「ナ」ッタン、って感じでカッコ良く撮ろうとするも、屋形船が邪魔する件w
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じゃなくって、目的はリハさんのブログで紹介されていた、アクアシティに展示されているル・マンウィナーの3台!
330P4、と聞いて、どうしても見たかったんですよね~
ちなみに330Pとは、67年デイトナ24時間で、前年の雪辱を果たしフォードを下して1-2-3フィニッシュを決め、市販車365GTB/4のニックネーム“デイトナ”の元になった、歴史上非常に重要なFのコンペティションです。
うーん、このころのフェラーリはレーシングカーも美しいなあ♪
後ろからだとこのアングルだな、とか・・・
このフェンダーのラインが・・・
などと悦にいっても、どちらもガチャピン・ムックが見切れている件w
でも、ふと解説ボードを見たら、どうもこの個体、レプリカらしいです・・・
現存するP4は3台。実は行く前から「本物かな~」と穿ってたんですが(笑)
まあでもレプリカと言っても様々です。アルファロメオでもそうですが、とても希少なレーシングカーだと、後にメーカーがオリジナルと同じ部品をサプライして組み上げ、きちんとシャシーナンバーを振った、「お墨付きのレプリカ」もありますからね。ただ、「エンジンは何が載っているか」が気になりました・・・
内装からして、さすがに「ノーブルP4」(っていうレプリカもあります)じゃあないようでしたね!(爆 「あー、なんでこんなステッカー貼っちゃうかなー」ってところはありましたがw
となりのジャガーDタイプと
ベントレー3.0 は正真正銘本物でした。
個人的にクラシックジャガーは(Dとは成り立ちが違いますが)、やっぱりEタイプが好きですね、ワタシは。
携帯やコンデジだと「お上りさん」ですが、デジイチを構えると「フォトグラファー」です(笑)
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さあ、次は待ち合わせ場所にほど近い有楽町へ移動です。目的は「国際フォーラム」。そこの駐車場がスーパーカーにも優しいらしい、との情報でしたが・・・満車、空き待ち(-_-;)
すぐさま帝国ホテルへ逃げました。話の分かるアッシャーさんの計らいで、ここでは玄関前に停めさせていただきました(^^)v (さすがに写真はナシw)
ここです、ここ!超広角+HDRの組み合わせを楽しむために来ました♪
みん友さんにお会いすると、時々「HDRってなんじゃいボケー!」「Topaz adjustってワケわからんのじゃゴルア!」と突っ込まれるので(笑)、ここで簡単に解説を・・
まずHDRとは、High Dynamic Rangeの略です。写真の「明暗差を広げる」といった意味ととらえてください。具体的には・・・
こちらをご覧ください↓
左が通常の明るさ(露出、といいます)で撮ったもの、真ん中があえて暗く、右は明るく撮ったものです。これらはカメラの設定で、一回シャッターを長押しして3枚連写します。
ビルの外側をよく見ていただくと、上の方に見える遠くのビルは暗く撮ったものにはっきり写っています。下の方の紅葉した並木は、明るく撮ったものでよく見えます。
人間の目はすぐれもので、視線を変えると無意識にどれもきちんと見えますが、これらを1枚の写真に平均して写し撮るのは理論上不可能です。明るい部分は真っ白(白飛びといいます)、暗い部分は真っ黒(黒ツブレ)になってしまうのです。
そこで明暗差のある3枚の写真をソフトに取り込んで、うまいことそれぞれに写る、写らない部分同士を合成、全体として見えたような1枚にしたのがHDR写真です。ワタシは専用のソフトを使っていますが、最近はカメラ内で自動で合成してくれるものも出ています。i Phone4 以降もできますね。
と、こんな感じに・・・↑
ちょっとクローズアップして、「骨感」を。
調整しだいで極自然にもなりますが、大体は独特の絵画調タッチになることから、それを求めて使う方が多いかもしれません。HDRerなる、そればかり撮影されている方もいらっしゃるようですね。
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次にTopaz adjust ですが、これはまた別のソフトでして、ギターでいうエフェクターのようなものです。ディストーション、リバーブ、フランジャー等々をかけて、音色を変幻自在に変えるように、写真をざらついた感じにしたり、幻想的な感じにしたり、おどろおどろしくしたりできます。
・・・って、この例えも分かりにくいですか(^_^;)
これらを組み合わせることで、まさに無限に表現の幅が広がる訳ですが、各種パラメーターの設定でガラリと雰囲気も変わるため、とっちらからないよう、事前にしっかりしたイメージを持ち、それを具現化していく、という使い方が必要です。
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なんてなことをして遊んでいたら、もう日暮れ近くなり待ち合わせの時間に・・・「フェラーリ好きなんです」という、帝国のアッシャーさんにお礼を言って、すぐそばの仲通りにクルマを走らせたのでした。
ということで、先日のイルミオフへ続く、という1日、でした~
クドクドと解説しましたが、まあ軽く読み飛ばしていただき、今後も単純に写真をお楽しみいただければ十分です(^_^;)
Posted at 2011/12/18 21:49:26 | |
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フェラーリ | 日記