
元祖詰まる会・写真部・二眼カメラ分科会撮影会
変態やくっちさんのおかげで、
なぜか、元祖詰まる会写真部のメンバーが、
二眼レフシンドロームに(後ろから)犯され(イヤン♪
元祖詰まる会の写真部では、
急遽やくっちさんを隊長とする、
『二眼カメラ分科会』が結成されて、
今回の撮影会は二眼レフ縛りでの撮影会と相成りました。
さて、今回の第一撮影場所は、
私の地元、大山のふもとにある植田正治写真美術館です。
植田正治氏は境港で戦前から写真撮影をされていて、
1994年には、私にそっくりな歌手の(笑)福山雅治氏の、
「HELLO」のCDジャケット写真も撮影されているそうで、
これをきっかけに福山雅治氏と親交を深め、
その後写真撮影も指導されたそうです。
ちなみに私にそっくりの福山雅治氏は、
LEICAを使っている芸能人としても知られていて、
LEICAで撮影された写真集も出版されています。
これが大山のふもとにある、
植田正治写真美術館から見える大山です。
Rolleiflex standard F3.8Type 1932年製
ここには最大直径600mmという世界最大規模のレンズが、
大山に向かって据え付けれています。
そのレンズ構成は2郡5枚で、
焦点距離は8,400mm、F値32、画角21度、
この5枚のレンズの総重量は245kg、
鏡胴部を含めると重さは625kgもあるそうです。
このレンズの反対の壁面に映しだされる映像は直径7mになるそうで、
この映像展示室そのものがカメラになっていて、
このレンズを通して被写体の大山が逆さに写る様子が見えます。
これが、美術館前から見える大山の全景です。
Rolleicord Va F3.5 1957年製
大山はちょっと変わった山で、
見る方向により山の形が随分と違って見えるんです。
この位置から見える大山は、
まるで富士山のように見える事から、
別名、
伯耆富士とも呼ばれています。
これは同じ場所からM3で撮った写真です。
何で二眼レフ縛りなのにM3で撮ってんのって思った方、
小さな事は気にしないでください(笑)
LEICA M3 Elmar 50㎜ F3.5 1957年製
縮小するとわかりにくいかもしれませんが、
レンズも違うので正確な比較にはなりませんが、
M3よりもさらに25年も前のカメラの方がしっかりと写っています。
でもこのLEICAのオールドレンズの写りは、
オールドレンズファンにはたまりません。
美術館の中に入り、カメラを構えて、
中から見える大山にうっとりな表情の駿駿さん。
こちらで早々と
今回のブログアップをされています。
駿駿さんだけではなくて、
この景色を見れば誰でもうっとりしてしまう素敵な景色です。
Rolleicord Va F3.5 1957年製
モザイクが残念です。
建物の中は、コンクリートの打ちっぱなしを基本とした、
美術館らしくアートな作りです。
Rolleicord Va F3.5 1957年製
階段もアートされています。
展示物がそんなに大きなものじゃないこともあると思いますが、
中はとってもゆったりとした空間が広がっています。
Rolleicord Va F3.5 1957年製
さすがにノンコートのレンズですので逆光にはちょっと弱いです。
さて、美術館での撮影を終え昼食をとった後に向かったのが、
何チャラと言う西洋古美術店。
この店構えはまるでイギリスの片田舎の建物のようです。
Rolleiflex standard F3.8Type 1932年製
野外でちょっと絞るとこの解像感です。
順光ならカラーフィルムでも大丈夫なようです。
庭にも売り物のアンティークなオブジェが置いてありますが、
こんなのだれか買うんでしょうか?
Rolleiflex standard F3.8Type 1932年製
お庭で撮影をしている所へとつぜん美女が現れました。
(カップルの片割れだけど)
Rolleiflex standard F3.8Type 1932年製
美女を舐めるように品定めした後、
いつもの癖が抜けなくて盗撮しているやくっちさん(笑)
Rolleiflex standard F3.8Type 1932年製
せっかくのカメラでこんな写真を撮るんじゃなかったです(笑)
ここは建物全体がアンティークショップになっていて、
テーブルのある場所ではお茶も飲めるようになっていますので、
おっさん三人で午後の紅茶としゃれ込みました。
美女の品定めの後、アンティークな椅子に座るアンティークな銅像、
じゃなかった、やくっちさん(笑)
LEICA M9-P
ご自慢の、今は無きチェコスロバキア製の。
アンティークカメラを持つやくっちさんは、
周りのアンティークな雰囲気にすごく溶け込んでました。
天井からぶら下がっていたアンティークなランプ
LEICA M9-P
LEICA M9-P
LEICA M3 Elmar 50㎜ F3.5 1957年製
このお店は置いてあるものすべてが売り物の様でした。
周り全体が庭になっていて、庭にも色んなものが置いてあります。
Rolleiflex standard F3.8Type 1932年製
こちらも売り物のようです。
最後に今回メインで使ったRolleiflex standardの記念撮影しました。
このRolleiflex standard F3.8Typeは1932年製で、
私の父と同い年のカメラになります。
同じく、今回一緒に使用したRolleicord Va F3.5と
LEICAのM3は私と同い歳の1957年製です。
いずれも古いカメラですけど、
今のデジカメにはない味わいのある写りで楽しませてくれます。
当分はこの二眼レフ達をメインに撮影を楽しみたいと思います
今回もお世話になった元祖詰まる会・写真部・二眼カメラ分科会撮影会の
隊長のやくっちさんと、筆頭隊員の駿駿さん、
今回も楽しい撮影会をありがとうございました。
次回は何処へ連れて行ってもらえますかね?
隊長、そして駿駿さん、
楽しみにしていますのでよろしくお願いしますね。
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Posted at
2013/03/05 15:22:19