オートバックスで自転車販売

若者の自動車離れや、高齢化による自動車需要の伸び悩みは深刻な様で、
あのカー用品量販店最大手のオートバックスの親会社であるG-7 HDが
来年３月末をメドに、自転車販売に参入するという。


自転車販売と介護事業に参入へ

自動車用品の「オートバックス」などを展開するＧ‐７ホールディングス（ＨＤ、神戸市須磨区）の木下守会長は１４日、自転車販売と介護予防のデイサービスに参入する方針を明らかにした。両事業とも２０１１年３月末までに神戸市内に１号店を出す。

自転車販売店「サイクルセブン」（仮称）は、オートバックスに隣接する形で出店する予定。電動自転車やスポーツバイクなど高価格で専門性の高い商品を扱う。自動車用品で培ったノウハウを生かした商品構成や修理などで差別化を図る。

介護事業は、要介護度が低い人を対象に、病気の進行を防ぐための運動ができる施設を建設。木下会長は「現在、２４時間体制の介護はあるが、予防サービスはほとんどなく潜在需要は大きい」と話している。