『わぁわぁわぁわぁ

』
マツキンサーキットに鳴り響く、悲鳴にも似た叫び
『わぁわぁわぁわぁ

』
スキール音さえもかき消す声
『わぁわぁわぁわぁ


』
『疲れたっすねぇ~』
灰皿という名のペール缶の脇に立ち、いつも笑顔でタバコを吸っている。長靴を履きドカジャンを着て。
ジュッ・・・
灰皿にタバコを投げ再び車に戻る。
マツキンサーキットに毎週通い始め腕を上げ始めている。
『わぁわぁわぁわぁ

』
テールが片目の13に乗り、サーキットとなった市街地を激走する。
訳ありで片目なのだが、理由は誰も知らない。。
必ずしもフルカウンターではないが、決して戻すことはない。
遠く離れていく、片目テールの13・・・
小便小僧から貯めて貯めて切り返す。
後ろには、だいちゃんの32とT井氏の34を引き連れて・・・
もちろん、後ろの2台もその貯めてに応える。
そのだいぶ後ろ、フラフラしながら俺のチェイサーがついていく。
クレスタからの乗り換え、いや・・・だいちゃんからのおさがりのヴェロッサからの乗り換えで未だ苦戦していた。
そんなヘボを後目に片目テールの13は快走を続ける。片目のテールが真紅にパッ

と光り、残像を残しながら横に伸びていく。すると、後ろの2台のテールも同じように残像を残していく。
3本の残像ではなく、1本の残像を残し奥のセクションに消えて行った。
しばらくすると、ホームストレートに3台が同じ間隔で戻ってきた。
13の彼は窓側を開け、叫んでいた。
『わぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわ



』
いっぱいいっぱいだったようだ…
ピットに戻った13、開口一番
『ヤバかったすわねぇ~えぇ~だいぶヤベかったっすねぇ~』
そんな彼は、15時になると、黄色いナンバーに乗り換え、一路○崎に帰る。

Posted at 2012/02/12 20:59:32 | |
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