だいちゃんと、ホッシィーと…ダラダラと下りの峠を流す。いや、先日の一件が拭い去れず、アクセルを底まで踏み込めずに悶々としていた。走っては止まり、一服する。眼下に見える町の明かり……徐々に鮮明になっていく。寒くなってきた証拠だ。思わず上着を後部座席から引っ張りだす。
「なんか…だいぶ寒いっすね」
ホッシィーが口を開けた。
「あ…あぁ……さぁめなったのぉ

」
だいちゃんが返事をした。
月が雲に微妙に隠れた瞬間、上の方より灯りが差した。
「あっ

ねぇ、だっか降りてくるよ。待避所に寄せて、誰だか見ろてば。」
軽快なシフトワーク…
「バッカあれだねか、クロスんねかぁ?」
「来る

あとコーナー2つっす


」
次の瞬間…まるでイニDをリアルで見ているような場面に出くわす。
白いFCが浅く無駄のないラインで抜けてくる。だが、どーも1台ではい。が…もう1台が見えない。
見えないワケだ…
あまりにも近づき過ぎて1台に見えていた。
「kenken

やばいぞ

あのライン

俺たちの車に一直線らて

」
確かにやばかった。
が、角度も速度も落とさずに3台の脇を抜けていった。
後ろの車はパンダトレノ。
「まんまイニDじゃねぇすかぁ

」
興奮が止まずにいるホッシィー。
3人は各々の車に飛び乗り跡を追う。落ち葉で時折ラインをくるわせられながら、下って行く。
下りきり、最近、道路拡張のため作り直されたセブンイレブンの駐車場に入っていくFC&86
FCから降りてくる人影
「あっ

ど~もぉ

」
86からも
「あっ

どもども

」
86の助手席からスーパーのカゴを出してナニやらやっている。その後、5人で話一緒に走る事を誓い帰り支度をする。
「私ですねぇ、朝早いんですよねぇ

なんで、今日はこれで、どもども

」
その後、濃緑色の3人は助手席に白く四角い水の中に入ったモノをもらって、喜んでいたのは言うまでもない。
ヴゥ~ヴゥ~ヴゥ~

がなる。

だ。
「お疲れさまです。カルケンです……」
こんどはなんだぁ

続く…

Posted at 2009/10/26 22:46:18 | |
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