2011年12月30日
この記事は、
勝つために出来ることについて書いています。
ゆ〜き君にコメントを返そうかと思ったら、
長くなりそうだったので、
トラックバックしますね。
V700だって2年間かけて
データをとってきたからこその
岡田にとってのアドバンテージです。
ゆ〜き君には
琵琶湖では負けたし、
レース中は何度も前に行かれてるし、
ファステストだって敵わない。
V700単体のアドバンテージなんて
ホントはそんなに大したことないですよ。
(って書いたら怒られるかも)
2シーズン目ですから、
あの岡山国際の路面温度とか気温とか
たとえ初経験だったとしても、
ある程度、何周目でどのぐらいの
空気圧になるかが予測できます。
数周のレースですけど、
数周のあいだにおこる、
自車のグリップ変化、
他車のグリップ変化・・・などを
予測したうえでの空気圧です。
どこで勝負をかけるかを予測したわけです。
もちろん岡田の運転スタイルとか
クルマの仕様による部分が大きいですから、
V700と岡田と岡田のエッセでのデータです。
タイヤの面白さ難しさ、
セット出しの重要さを
Dr.カージーに教えてもらいました。
いろいろエラそうに書いてますけど、
Dr.カージーが岡田に教えてくれたことです。
V700のすごいのは、
その現場での対応力です。
セットの範囲が広いのです。
空気圧だけで、
RE-11のような動きにもなるし、
AD07のようにもなる。
空気圧だけでアンダーオーバーが
コントロールできるってすごくないですか?
ゆ〜き君が
バネを変えたでしょ?
V700ならバネを変えなくても
バネを変えたのと同じぐらい
空気圧で変わります。
そのセット幅の広さがすごいんですよ。
岡田は1度もスピンしていません。
スピンしないように空気圧で
コントロールできたからです。
予選、決勝と
そういう意味でアドバンテージがあったんです。
だから、レースではアドバンテージがある。
V700はそういうタイヤだと思います。
V700とRE11とAD07との差なんてほぼないですよ。
逆に使い方を間違えれば、すぐにその差は逆転するはずです。
タイヤをV700に変えたからって
勝てるとは限らないです。
めちゃめちゃ奥が深いんですよ
ってDr.がいつも言ってます。
で、
グルグルとただサーキットを走るだけで
面白いし楽しいわけです。
でもそれだけでも楽しいのなら、
レースを戦う戦略、道具のそろえ方、
ドライビング、セッティング、
仲間の応援(チームづくり)、、、、
を、どうするかなぁ〜
と考え出すと、もっともっと楽しい。
ハマるんですよ。
ハマると、
自分がドライバーじゃなくても楽しい。
レースに勝つには、
ドライバーの仕事は重要ですけど、
決してドライバーが主役じゃなかったりもします。
耐久レースは良い例ですし、
究極だと思います。
クルマが好き
↓
走るのが好き
↓
サーキットで走る
↓
ただただ走って楽しい
↓
闘争心がわいてくる
↓
結果が気になる
↓
もっと上に行きたい
↓
上に行く方法を考える
↓
壁にぶちあたる(何度もここに戻る)
↓
データがたまる
↓
仲間ができる(協力者)
↓
結果が出始める
↓
良きライバルができる(競争相手)
↓
もっと共感できる仲間を増やしたい
↓
レースの楽しみを人に伝えたい
↓
業界を盛り上げたい
↓
この先は、プロレベル
・サーキットを経営する
・ショップをたちあげる
・メーカーになる
・レース屋になる
・イベント主催者になる
・プロドライバーになる
・プロのメカニックになる
・チームのリーダーになる
・レースのチームスタッフになる
・岡田みたいにメディアの人間になる
クルマ好きがサーキットを走って、
レベルが上がって行くのはこんな順序
だと思います。
それぞれの楽しみ方 ってよく言うじゃないですか?
「それぞれ」というそれぞれの意味は、
いま、どのレベルにいるか
だけだと思います。
それぞれじゃなくて、
みんなじつは同じ線上にいるんですよ。
Posted at 2011/12/30 14:44:31 | |
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2011年12月30日
2012セントラル
※ご注意 5月12日(日)と書いてしまいましたが、土曜日なのですよ。確認中です。正式発表はしばらくお待ち下さい。12日付近は間違いないと思いますが。
申し訳ありません。
Posted at 2011/12/30 03:08:53 | |
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2011年12月29日
2012のセントラルのカレンダーが決まったようです! 知らない人にガンガンまわしてください。次の締め切りには間に合わなかったので
○K-car MEETING with HOT-K
春 2012年 5月12日(日)
秋 2012年11月 4日(日)
※スプリント&タイムアタックイベント
○K-car Enjoy5H耐Q with HOT-K
(新企画イベント)
夏 2012年 7月21日(土)
※1チーム3台による5時間耐久レース
兵庫県セントラルサーキットにて
Posted at 2011/12/29 00:30:21 | |
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2011年12月28日
みんカラセレクトになって、
岡田 って、実名だしたら、
めっちゃ スッキリした!
ガンガン実名で行く 宣言します!
実名で行くのと行かないのと、何がちゃうんやろね?
岡田の場合は、変わらんよね?
困ることある?
詳しい人教えて下さい。
FBだと困らない。
みんカラだと困る?
Posted at 2011/12/28 11:04:27 | |
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2011年12月27日
原稿を書くのが岡田の仕事です。vol15は本当に段取りを間違え、昨日までの数日間ほぼ横になることなく(イスの上では寝てしまいましたが)ひたすた書き続けました。もう、文字は書きたくない! というぐらい書きました。HOT-K公式ブログとしてみんカラセレクトになったので、有効利用したいとは思ってはいるのですが、心情的に「書いてもお金(仕事)にならんしなぁ」とか思ってしまうわけです。でも、久々に書きたくなったので書こうかと思います。どんなけ書くの好きやねん。って自分にツッコミたくなりますけど(笑)。
で、何を書きたいかというと、締め切りの最中、岡山で新規格NAを走ってEX2位になれたこと。それと、次号で付録がつくこと。付録は、ドラテクアップとかセッティング術について基本的な考え方が学べるようにつくったつもりです。そのことと、岡山で2位になれたことがすごく重なって思えるというか、自分自身で書いた内容とレースの結果がなるほど「こういうことか!」って納得できたんですよね。仙台ハイランドで3位。SUGOで4位(ゴール後黄旗無視で審議。3位から1順位降格で4位に)、岡山国際で2位。優勝はありませんけど、1位はこれまた2位・3位とはワケがちがって、そこにたどりつくには、想像もできない努力がいるんですよね。1位なろうと思えば1位になりたいという強い意思がないとダメです。
で、レースが終わってから、上位に入れなくて、クルマのせいにしたり、ルールのせいにしたり……という人がゼッタイにあらわれます。いろいろ言いたいのは分かります。でも、そんなヒトたちって、上位を目指すために、本当に努力をしたのでしょうかね? きっと、デビューウインでも夢見たのでしょう。クルマのせいにしたり、ルールのせいにしたりするヒトは、本当に勝ちたいという強い意思があったとは考えにくいです。勝ちたいのなら、優勝者とおなじだけの練習や努力をしてきたはずです。ボクは、まだまだ足りません。だから、表彰台がせいぜいです。クルマを速く走らせる手っ取り早い方法はパワーを上げることです。でもレースで結果を残すにはそれだけが正しい方法ではありません。タダでできることも含めて、やれることはたくさんあります。たくさん&たくさんあるなかの、ひとつの手段がパワーを上げることです。しかもかなり、優先順位は低いです。
で、ボクがみなさんより有利なのは、取材をしている関係で、レースを一緒に走るドライバーさんの性格やクルマの仕様をほぼ分かっていることです。データがあたまの中に入っているんですよ。だから、クルマが遅くても、ドライバーがヘタクソでも、ある程度の結果が出ています。
で、今回なら、谷川さんは賞典外。吉本さんは岡国がめっちゃ得意。CADさんに取材に行ったときに、250ミラを石川さんは本気でメンテしてました。夏のときに追いつかないのが分かりました。ヒッツさんはマフラーの試作品がミスマッチで消化試合といいながらも軽く予選で10秒台。この3つを追いかけても、勝負にはなりません。テルキンさんは岡国チャンピオンです。予選の一発はくるでしょう。でも新規格初レース。クルマも煮詰まっていません。フレッシュマンだからタイヤはこっちが有利。池田さんは、SUGOのクラッシュで箱替え。ほぼシェイクダウン。EXだけどLSDなし。コーナーによっては勝負できる。ゆ〜き君は、表彰台に登りたくて登りたくて意地になってる。ゼッタイ、無理をしてでも前に行きたがる。タイヤはイレブンだし後半しんどい。ミスにも期待。MC平田氏は前日の横転でテンション低い。繁田君とはレースでもつれると近くを走るかもしれないけどいつも勝てる。柿崎さんもクラッシュから復活だし、岡山国際を楽しむために来ている。同クラスでいうとアクエリアスさんはeマネセッティングが進んでいると速くなるだろうなと思ったけど予選では遅れたみたい。マッハクロスでアトウッドからバックストレートが鬼のように速いDTM大井さんも予選不調。フリップ君、河崎君、プッチカーズ号も結構やるじゃん! とか、前回の岡国で2位の還暦タッチ高嶋さんが予選30位? とか。ボクは徹夜だったけど、T2さんがついてくれるし安心。スタートはイン側でレコードラインじゃないし、スタートは様子見。
みたいな感じで、スタートする前にこれだけのデータがあるんですよ。レースはデータを持っている人が強くて速い。自分より前でゴールした人は自分よりデータを持っているだけ。自分よりあとでゴールした人は自分よりデータを持っていないだけ。とくに新規格NA(660選手権)は、そうだと思います。始まったばかりのレースですから、セントラルにはじまり、SUGO、岡国、ハイランド、SUGO、セントラル、岡国と、たくさん走った人がデータを持っていて当たり前。ボクは1年間で、そういうことをいろいろな人に教えてもらったし、学びました。データがあれば、クルマが壊れさえしなければ表彰台に近いところまではいけます。
レースはデータ、です。
Posted at 2011/12/27 15:39:26 | |
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