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自分の父親を初めて偉大だと思った

いつの間にか親父よりでかくなっていた

いつの間にか親父より強くなっていた

でも、私は弱かった・・・

親父から辛いとかアタマにきたとか、そんな言葉を聴いた記憶は無い

だからはじめてみる不安そうな顔につられて、こちらも不安になってしまった

手術室へ向かう小さな後姿を観ながら、なんともいえない気持ちになった

だから、笑いながら

「行ってくる」

といったときに泣きそうになったけど

「頑張るほどの事じゃないんだろ？」

そんな軽口しか叩けない自分が惨めだった

偉大な人の背中、みてたんだなぁ

しみじみ感じてた

手術は無事終わり、痛そうな顔を見て安心した自分がいた

この人の子供でよかった

正直な感想

今までよりも、少しだけ両親（特に親父）に優しくできそうな気がした



シリアスに書いてますが、非常に簡単な手術だったようで、こんなにナーバスな考えが浮かぶ内容でもないのかなぁと

でも、親父って偉大！！

そんな思いが心から溢れてきた、寒い寒い冬の日の話（最後は綺麗にまとまった？）