2012年07月16日
『九州北部豪雨』と名付けられた様ですが、
土曜の朝、NHKワールドを見てたら・・・。
妹の嫁ぎ先近くに避難勧告!!
観光地なんで、やっぱり早いな。
妹の処は、川から上流方向だし、大丈夫だろう。
とスルー・・・。
暫くすると、下流の柳川市も避難勧告が・・・。(となりのうちの市もやばいか?)
慌てて、PCを開いて気象情報を見たら・・・。
週末、熊本に降った様な雨が自宅より山側(北東)中心に降った様子。
そうこうすると、
『うちの市(みやま市)も避難勧告出た!!』
自宅は、九州自動車道の東側で、山の麓なので、豪雨より、長雨での山崩れの方が心配なんですが、流石に、豪雨の中のニュースではヘリの中継は無し。
やっぱり心配になって家に電話した。
父:『朝方、すごい雨やったけど、もう止んどる。』
『さっき、田んぼ見にいったら、農道まで水に浸かってた。』
家の辺りから田んぼまで30mくらい標高差が有りますが、農道が浸かるとなると、農閑期より、3m以上水が有ると言う事に・・・。
ま:『頼むから、年寄りの台風の後の水死みたいな事にならん様に』(爆)
父:『裏の山は、見た限り大丈夫そうや。』
ま:『白木(八女市立花町)や、(父の)叔父さんの処は大丈夫かいな?』
父:『電話がないから大丈夫やろう。』
ま: 『ホントに何かあったら、電話がかかってくるか!!』
という訳で、取り敢えず、家も家族も無事でした。
しかし、3km西の市境の川の堤防が切れた様です。
ニュースの矢部川の津留橋の上流200mの位置です。
更にビックリしたのが、義妹が以前勤めていた会社(柳川市徳益)まで、浸水したというニュースが。
夕方のニュースで、披露宴で出席していただいていた義妹の元上司が出て更にビックリ。
この矢部川、流れ込むのは、干満差6mの有明海。幸いなことに河口から遠かったので、海水濃度は微々たるものですが、もっと下流で、堤防が切れていたら、農作物に壊滅的な打撃だったと思います。
この決壊箇所の下流で矢部川に合流する飯江川(はえがわ)は15年くらい前に上流部で大きな土砂崩れ、中流域で決壊(現:九州新幹線橋梁付近)し、大きな被害が出ました。
この時の土砂崩れでは私の同級生の居た集落がほぼ全滅し、同級生の家族も亡くなっています。
本当に怖い天然災害です。
ニュースで言っている様に、早めの避難を心掛け、無茶な事は避けましょう。
今回の豪雨の中。車を運転していて亡くなった方がいます。
・視界の見えない程の豪雨。
・路面の見えない冠水状態。
車が止められる状態ならば、無理せず停車して、雨が止むまでやりすごしましょう。
ハザードを点けて、ゆっくり安全な場所を探しましょう。
貴方の車は”戦車”じゃありません。
戦車でも、事前準備しなきゃ、川を渡れません。
Posted at 2012/07/16 09:44:27 | |
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