クルマと相談するドライビング

こないだの筑波弐千稽古は超荷重ブレーキングっちゅーことで、ブレーキを踏み方を２×２で４通りアレしてきました。

改めてやってみると、クルマによってけっこう違う。クラゴン部屋に何度もお越しの弟子の方でも、「思ったよりアレしてみた方がいい」とおっしゃってました。自分でこうだと思っていた操作と、実際にクルマにとってベストな操作の差がわかってしまったわけです。ふふふ。

クルマの挙動は物理的なもんですから、別の表現をするとドライバーはクルマに支配されてます。クルマ様のお伺いを立てないことにゃハンドルひとつ切れません。

いや切るのはいいんだ。切っても曲がらないだけで（笑）。

例えばイメージトレーニングなんかをやって、自分がいっしょうけんめい考えて、クルマに命令したところで、その命令が限界以下だったら遅いし、限界以上だったらコースアウトするだけでしょう。ドライビングの能力にプラスして、イメトレの能力がないといけません。まあイメトレにもいろいろありますが、ここではいいでしょう。

そんなシチメンドクサイことしないで、最初からクルマと相談して、カッコよく言えばステアリングインフォメーションを取って、そのクルマに合う操作をすればいいんですよ。

この人とクルマの関係がわかると話が早くなります。もちろんこの「わかる」は文章の上の話じゃなくて、ドライビング上のことなんだけどさ～。

これが上級者向け２４時間プレイ１０回達成のドＭドライバーの発想です（爆）。