好きは人をバカにする

人の趣味に口を出してはならぬはかなり多くのいいねをいただきまして、多くの方にご覧いただけたんではないかと思います。

別に多くの方に見てもらわなくてもいいんだけど、人に余計なこと言われてアレな思いをしている人のアレになれば。アレじゃわからん。

なぜ人はわざわざ余計なことを言ってしまうのか。

なぜそれを言ってもいいと思うってゆーか、むしろ積極的に言ってあげなきゃと思ってしまうのかといえば、何かを好きということは人間をバカにするからです。

自分が期待すること、あるいはこうあるべきと思うことを、他人にも投影してしまうんですよね。好きであればこそ。

仕事では理性が働くのに、趣味となるとガマンできなくなってしまう人も多いんじゃないかと思います。たぶん。

でも会社でもいるか。自分がヤル気あるから、他の人にも同じヤル気を要求する人とか。なぜそうなるかといえば、要するにバカなんですよ。人には人の事情があるという想像ができないのはバカです。

スポーツカー乗りが悪いことをすると攻撃的になる人、よく話題になる迷惑撮り鉄に対する、別の撮り鉄さんの攻撃なんかもそう。

本来は全く利害関係にない赤の他人のはずなのに、同じ趣味だから攻撃していいと思ってしまうのは、完全にバグです。

人の趣味に口を出すのは攻撃のつもりはないだろうけど、他者を許容しない、全体主義的で短絡的な思考になるという意味では同じアレだと思うんですよね。

恋は盲目と言えばかわいいもんですが（笑）。

でも当事者間では盲目で済んでも、周囲に迷惑かけまくりに気付いてないとかもあるしー。


で、ここからが本題なんですけどね。

そういう人が悪いというわけではないんですよ。それはその人の生き方だから。生き方に見合った人生になるだけです。

好きでバカになってしまうという前提で、自分を律することが肝要です。



オレはぬこ好きですが、世の中にはぬこキライな人もいます。

マイカーの上でぬこが５０匹くらいみちみちに日向ぼっこしてたらかなりのご褒美だけど、多くの人にとってはそうではないわけでして、ノラぬこがじゃんじゃん増えたらいいなとは思わないわけですよ。

クルマ遊びをする人は大人だから、そのへんの節度を持っているべきだし、節度があると交友関係が広がって楽しいですよ。

好きでバカになってしまうと同じポケモンの人とは楽しくやれるでしょうが、それ以外の人には嫌われるし、社会から隔絶していくと思うんですよね。

遊びならそれでもいいともいえるけど、遊びだからこそ世界が広がると楽しいという考え方です。某部屋はそんなカンジでやっております。