
明日から通勤で車を使うので今日は排気漏れの応急処置を行いました。本来はタービンアウトレットと第一触媒の間のガスケットはメタルでないと温度に耐えられませんが、まだディーラーが休みなのでストックしてあったマフラー用ガスケットと純正メタルガスケットの2枚重ねで対応しました。タービンアウトレットのスタッドボルトがきれいに抜けてしまったのはご愛嬌です。。。
アウトレットのナットは19mmなのでクロスレンチが便利でした、、、

メタルガスケットを見ると排気漏れしているのがよく分ります。黒くなっている部分から大気汚染を発生させています。この状態だと通常はチェックランプが点きます。僕はECUでチェックランプ対策しているので点きません。きちんと車の状態を確認して自分でチェックしていかなければなりません。この状態だとパワーダウンも必至です。

ちょっと分り難いですが2枚重ねです。上部にメタル、下部にカーボンガスケットです。
何故排気漏れを起こしてしまうかと言いますと、①メンバー側のブラケットが歪んでいる。(それは、きむきむさんにシムを挟んでもらい少し処置してます)②触媒が歪んで微妙に短くなっているので、メンバー側接合部(センターパイプと第2触媒側)の方がきっちりはまるので、どうしてもアウトレット側接合部が引っ張られてフランジ前部が浮いてしまう・・・・ということです。(説明難しいですねww)要するにブラケットと第一触媒を新品にしないと、完全な解決にはならないのです。
また上記で説明しているメンバー側のブラケットの歪みは↓写真のような問題にも発展します。僕のは、ぎりぎセーフです。

ブラケットを上から撮影したものです。写真の真下に触媒が固定されています。棒はドライブシャフトです。下手するとブラケットがドライブシャフトに干渉してしまいます。因みに触媒、ブラケット、オイルパン、オイルエレメントもダメージを負ってます。現在オイルエレメントは三菱"I"用のを使用してます。
せめてブラケットとガスケットは注文した方が良さそうです。
次にせっかく車の下に潜ったのでネズーさんに作って頂いた、コルスピ製エンジンロールストッパーのブッシュ強化品の写真を撮りました。3か月以上経過、サーキットも走ってます。
ミッション側↓

メンバー側

どちらも良好なようです。
最後にWRC動画です。
LANCIA DELTA S4です。この車でヘンリ・トイボネンとコ・ドライバーのセルジオ・クレスが亡くなったことでグループBが消滅してWRCはグループAへと変わったと言えると思います。スーパーチャージャーとターボを装着してMAXブーストなら600psを発揮したらしいです。ブレーキ性能やコーナリング性能は現在よりかなり劣りますので、この車に乗ってラリーをする以上、”死”を覚悟しなければいけません。
次に新井敏弘の4カメラでそのテクニックを見る映像です。上手いもんですね。新井もこの映像の頃にWRCフル参戦のチャンスがあれば現在、日本のラリードライバー事情も違っていたでしょう。
ラストはJWRCのスイフト映像です。これは見たことある方多いでしょうか・・・・!上の動画の新井と下の飯田のドライビングスタイルの差がよく分ります。F1からWRCに転向したライコネンは良く対応してますね!
長文失礼しました~
(連休最後なので、またしばらく行方不明になるかもです^^)
Posted at 2011/05/05 15:48:29 | |
トラックバック(0) |
排気漏れ | 日記