
全話観ましたよ、
やっとな!
今までのkeyとは真逆のアプローチをかけていますが、やっぱkeyはkey。
ただのギャグアニメでは無かった。
言葉にできない領域で考えさせられます。
『人生』という伝統のキーワードを、死の概念を取り払うことにより
ここまで広く深く表現する事ができるとは思いませんでした。
ただ脱帽するしかないです。
これが他の萌系アニメと一緒くたにされるのかと思うと、正直やりきれない。
もちろん世の需要に合わせてそういう要素はあったけど、
今までで一番オマケみたいな感じだったように思う。
昨今の恋愛モノみたいにしてしまうと、伝えたい本質がスポイルされてしまう可能性があると踏んだのか?
それは十分にありえる話だと思った。
自己投影しづらい分、内容自体は重い。
作者はしっかり視聴者に考えさせる必要があったろうし、
逆に視聴者は考える必要がある。
でなければ意味がない。
「いいアニメだった」程度の評価をされて時代の波に流されるだけだ。
俺自身、更に思考を巡らせて、自分なりの結論なりを見つける必要があるな。
もう一つの伝統芸は「音楽」
世界観を湧き起こす音造りは今更語るまでも無いか。
OPで撃沈した人間も多いのではないかと思っている。筆者が正にそれ。
「My Soul, Your Beats!」は是非フルを聴いて、その後インストを聴くことを勧める。
2番に入るとメロからベースとギターの存在感が一層増す。
圧巻なのはラストサビ。ストリングスの疾走感とギターの力強さ、ピンポイントで鳴るピアノの三重奏は表現できないけどヤバい。
それらをピアノソロで静粛に締める。
カッコよすぎるんだよ。
歌手はLiaさんの時点で説明不要かと。
そしてガルデモ。これは予想以上に良かった。
岩沢さんの中の人(ギター担当)が
光収容さんだからいいのは分かってたけど、本人曰くかなり妥協せざるを得なかったみたいで。
妥協してこれって…、光収容さん恐ろしい人。
確かにリンの曲はもっとギャンギャン鳴らしてるんだよね。
ちなみに岩沢さんストラトだけど、光収容さんはテレキャスです。
ストラトも持ってるみたいだし、どっちで録ったんだっけか。
歌も良かった、「My Song」は不覚にも泣いた。
痛フェスでは、たまに有名どころのリンとかミクはかませる予定ですが、メインは光収容さんのリンとAB!曲。
ほぼループで鳴らす事にしました。
どっちも音楽がガチなので。
痛車のイベントだからってゆっるいアニソン流す時代は終わらせよう。
元がボカロだろうがアニメだろうが、今回はネタには走らないって決めてるし、
まして友達にも協力してもらってオーディオ造ってるから、
尚更真っ向勝負でいかないとね。
ちと話逸れましたけど、AB!は単純に良し悪し付けれるもんじゃないし、
感じ方は本当に多岐に渡ると思うんです。
ただ、俺はこういう作り方好きですし、もっと広まってほしいかなと思います。
とりあえずゆりは可愛いし、奏は俺の嫁なので、キャラから入るのもまたアリなのではないかと思います。あと日向はいいキャラだ。
唯一心残りがあるとすれば、ガルデモのボーカル二人のフェードアウトが早すぎたことですかね。
(特に岩沢さん、カッコよかったのに…)
Posted at 2010/07/03 01:19:45 | |
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