3泊4日の実家旅行から帰ってました。
わかっているつもりでしたが、やっぱ萎えますね、
雪。
雪が恒常的に降る地方では、
長期の旅行があるとこれのために
必ず帰路で鬱になります。
「ああ、帰ったら家の前に雪が…」
↑の画像のように湿った雪がドカッと降ることのない北海道ですが、
今年の正月は数年ぶりの暖かさ。
雪も片付け甲斐のある重さになっていることは
容易に想像できます
ああ…
ほらやっぱり。
ただ雪に覆われているだけとお思いでしょう、
北関東以南の皆さん。(※ここから北関東以北の方は読み飛ばしてください)
ところがどっこいなのですよ。
この雪は3つに分類できます。
①降ったまんまの雪。エア含有多く、比較的扱いやすい。
②手押し式除雪機を使った、その両端に残った雪。やや固まってる。
③ラッセル車(※除雪車の一種)が車道をガリガリ削って残った、重い雪。むっちゃ重い。
ちなみに除雪車というのは数種ありまして、
他にはロータリ―除雪車とゆーのがあります。
これ。↓
これは雪を
遠くに消えてしまえ―!という豪快な車なのですが、
住宅地ではそうはいきません。
そこで市街地でははい除けますよ、というラッセル式を使うことが多いのです。
これ。↓
しかしこいつの嫌なところは、
削った雪を持って行ってくれないこと。
かくして
雪国の住宅の前には、重い雪が寄せられて固まるわけです。
幹線道路では、ロータリー車+雪運搬トラックのコンボもあるのですが…
住宅地では望むべくもありません。(第一、入る幅がない)
かくして、うちの前の雪の様子はこんな↓感じになるわけです。
…
…
…定年退職したら、絶対雪の降らない場所に引っ越してやる。
なんせこれを除けないと、車も駐められないのですよ(泣)
なのでしかたなく作業開始…
正月でなまった体には、この単純作業もこたえます。
汗だらだらだらだら。
動き続けて70分!
ようやく人様に見せられる玄関先になりました。
ああ雪国ってイヤっ!
でも車で5分でスキー場(町営)にも行けたりするのですが…
ちなみに長期旅行中の職場の先輩、
『ビッグダディ』N氏の家の前はこーなってました。
…がんばってください、雪かき。
あるいは、雪ハネを…
これって標準語ではどちらが正解なのでしょうね?
※一番目の画像は、矢口高雄『蛍雪時代』文庫版1巻より。
名作『釣りキチ三平』作者の、中学時代を綴った漫画です。
団塊世代の方はビンゴでしょうが、そうでない方にもぜひお薦めします。
日本が高度経済成長期に入り始めの、東北地方の様子がよく描かれていると思います…
これもまた名作です。
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日々の光景 | 日記
Posted at
2010/01/03 16:06:46