
画像は電脳の波の中から拾ったクヌギの森。
世間様は「台風直撃!」と騒然となっていた今日ですが、
北海道は平和なものです。
何年かに一度、「今年は上陸!?」
というニュースが流れると え?何?対策は!?
非常食買う?家周りどうすればいいの!?
と収拾狼狽したあげく
「なんだ
台風ってたいしたことないじゃーん」と
温帯性低気圧に後ろ砂かける、それが北海道。
※過去 これを沖縄の人に言ったら、本気で20分間
台風のスゴさについて説教されました。※
まあそんなわけで
内地では秋の先触れの台風も、北海道には関係なく
もうすっかり秋なのですよ。
ちなみに今日5:00の気温は0.5度でした。
9月末~11月初めまでの40日間のみが、道北・道東の秋。
つまりわが町は、今 秋真っ盛りです。
先日も近くの公園でどんぐりが大量に落ちており、子どもと喜び勇んで拾いまくりました!
今年は近隣の「どんぐりの当たり年」らしく、大量、大量。
しかし。
採っておいた収穫物を置いておいたら…
密かに忍び込んだ掠奪者がッ!
ここらでは単に「クリムシ」と呼ぶこの5㎜あまりの芋虫様。
電脳投稿百科辞典さまによると、正確には「クリゾウムシ」と称されるおかたなのだそうです。
成虫はこれ。
全長8~10㎜。道理で見たことがないわけです。
知らん、こんな虫。
倶々留さんでさらに検索しますと、さらにその生態がつまびらか(→変換できて漢検2級)になりました。
秋から春に,実の子葉を食い尽くすと土にもぐり,ほぼ3分の1は蛹になり、秋に羽化。
残りは幼虫のまま二回目の冬を過ごし,さらに一部は三回目の越冬をする。
なるほど、
若いうちはどんぐりの中で生まれてもりもり餌食って太って、
でもある時期になると家を出る衝動に駆られて家を出るけど
それは全体の1/3。
外の世界になじめなかった2/3は
幼虫のままで また すみか(兼 食事)に籠って1年を過ごし、
来年の機会をうかがう…
んで、次の年、外界デビューできないやつらがやっぱりいて、
また1年間 IN THE HOUSE…
えっ、そんな 就職難の社会風刺をしたいわけじゃなかったんだけど…
……今一番心配なのは、
彼らが幼虫のまま何年生きられるのということなのですが。
願わくば、そのまま長きを… いや、無理なんだろうけど…
Posted at 2009/10/08 22:04:31 | |
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