
自分の中で「生姜焼き」というものが
しっかりとインプットされたのは一体
いつだったろう… と記憶を遡ると、
けっこう歳をとってからと気付き びっくり。
うちゴハンでは?とまず思われるでしょうが、
生家は北海道のド田舎ですから、
そんなハイカラなものは作ってくれない。
いや、どんだけ田舎だよとか ハイカラって言葉どうよとか そもそも生姜焼きはハイカラじゃないとか、
そんなことを言ってるんじゃないんですって 今は。
黙っててください。
田舎ですので 友達と外食をするようになったのは高校からですし、
高校生は安っすいモノしか食べないし、
ちゃんとした生姜焼きを認知したのは、地元の大学に入って、
キャンパス(と言えないくらいの広さだが)の近くにある喫茶店で
「生姜焼き定食」を食いだした頃なのですね。
そう、喫茶店で生姜焼き定食。コレ。 学食の同品は、盛りもアレだし焼きというか生煮えだし。
その後さまざまな生姜焼きがわたしの舌の上を通り過ぎて行きましたが、やはり人は初めてのケイケンを忘れられないものですね。
なんかそこはかとなくヒワイだなこの文章。
今日はそんな大学時代のサウダージを抱きながら、厚切り豚肉で生姜焼き。
もちろん、なぜかしらんがいつからか、「エバラ生姜焼きのたれ」に漬けてあります。
あ~ 旨! 生姜焼きはやっぱ大ぶりの やや厚切り肉で!
ナイフフォークを使わなきゃ食えないくらいの寸法が、私の生姜焼きです。刷り込み恐るべし。
Posted at 2012/10/16 21:09:57 | |
トラックバック(0) |
食事 | 日記