前回宿泊した所で終わりましたが、風呂入って寝たのが午後19時。起床が午前7時で約12時間熟睡しておりました。というかね、小樽に着いてから二時間しか寝てなくてあっちゃこっちゃ動き回ってれば疲れもでるってもんですw
そして今回宿泊した民宿『みなと』は素泊まりで3500円。かなり安いほうだとは思います。てか、疑問なんですが、民宿でも最低限住所とか電話番号とかを聞いてくるのかと思うんです。でもここは
『お一人様で?じゃあ部屋に案内します』
そして部屋案内されて終わり…っておいおいおいwいいのかそれでwまぁ個人的には逃げも隠れもせんので無問題でしたがね。
そしてよくよく見てみると笑ってこらえてのダーツの旅で取材された所なんだと気付く。笑ってこらえては見てないからな~というかゴールデンタイムはテレビ見ていない。俺が見るのは朝と深夜だけだ。理由は察してくれ。
そして先日行けなかった『神威岬』を目指します。目指す最中に北海道でも有名な真っ直ぐな道をパチリ☆本当に良い天気で、車通りも少なくついついアクセルが開け気味になるのは仕方ないね!というかですね、北海道の道路って高速でもない道なのに車の速度がめっちゃ速い。普通に70~80㎞ぐらいはでてた。しかも片側一車線で追い越そうとして反対車線に出て…って危ないって。見ててギョッとした。流石にあれは無いわと思いましたねぇ。
ま、そんなこんなとありながらも神威岬に到着!
神威岬もその風景の美しさで知られていますが、噂に違わぬ美しさでござったわ!何というか…凄く大きな写真が目の前イッパイにあって、それにむかってただひたすら突き進んでるような錯覚を北海道で何度も味わいました。この時もそう。でも歩いていったら刻一刻と風景が変化するんで、余計にゾクゾクしました。すげぇ、写真でしか見たこと無いような景色の中を実際に歩いてる!って。
そして神威岬は積丹ブルーと言われるほどに透き通った青い海が特徴的です。そして本当に透き通っていて、青かったです。
ホントは、宿出てから神威岬には行かずに次のところに行こうかな…なんて思ってたんです。けれど、どうせ乗りかかった船だし神威岬も行きたいと思って神威岬に来て…改めてきてよかったって思いました。だってこんなにも素敵な景色を見れたんですもの。
そして神威岬の先っぽにあった御岩。これも何かの由来があったのですが…メモし忘れてますサーセンwwでもこの岩…じっと見ていたらローブを羽織った(男女不明)杖持った誰かがじっとこっちを見ている…とアタクシは捉えました。でも怖いとかそんなんじゃなくて…見守っている?守っているから守護者になるんかな?とか何とかまた思考がガンガン働いてくれます。
そして岬には出店もあって、アイスクリームも売られていました。その名もしゃこたんブルー!真っ青なアイスなんてあんまりお目にかかったことがないので早速注文!しようと思ったのですが、バニラも捨てがたい…ということで、しゃこたんブルーとバニラを半分ずつ混ぜたものを注文!(券売機で種類別に買えます)
おい、今歯磨き粉みたいだって思ったやつちょっと表でろよ…(クイッ
色はアレですが、美味しかったですよ。ホントホント。
そして近くで何かゴウンゴウンと音してたので見てみたら何かがグルグルまわってた。写真だと止まってますがこれ回転してます。一瞬何かわからなくて本気でビックリしましたw
店の人に聞いてみたら、これは捕れたてのタコをすぐに茹で上げて、ぶつ切りにした足なのだそうだ。一番小さいのから500円で、大きいのになると1000円ほどするらしい。小腹もすいてきたし、ここいらで遅めの朝食タイムとすることにする。
そして頼んだのがこのメニュー。
これは『すりみ汁』という。魚のホッキ?だっけ?たしかそんな名前の魚をすり身にして団子状にしたものが具になっている。具も美味しいが、汁も相性ピッタリでとても美味しかった、
グルグルまわってた蛸の足wこれで一番小さいやつ…w店の人が回転してる機械からスパッと足を抜き取るシーンは格好よかったwこれはそのまま味付けせずに食べれるらしいのでそのままいただくことにした。店の人が切れ込みを入れるかと聞いてきたが、ここは男らしくかぶりつきたかったのでその提案をやんわりと断り、そしてワイルドに噛み千切る!
コリコリとしていて、そしてほのかに潮に香りがして美味しかったです。
そしてお次がつぶ焼き。初めて見るし初めて食べる…と思う。
さあ、恥ずかしがっていないでその可愛らしい中身を見せてごらん?
そう…良い子だ。うん、とても綺麗な色をしているね。まだ誰にも見せたことが無かったんだろう?
僕が初めて、というわけだね。照れなくてもいい。勿論優しくするさ。優しく…食べてあげるからね。
優しく食べた結果はプリプリコリコリしていてとても美味しかったです~。
小腹を満たしていざ神威岬をあとにします。
丁度この時だったかな。ソレに気付いたのは。
反対車線を走るライダーとすれ違う時、相手さんがスッと左手をあげたんです。自分は最初それに反射的に左手を上げたんですが…ふと思い出したんです。
自分が大好きなバイク車載動画の主も、よくすれ違いざまに手を振っていたことを。
そんなことを考えていたらまた次のすれ違うライダーが手を振ってるんです。それを見て自分も手を振って確信しました。これは『挨拶』なんだって。
同じ大地を駆け抜けるモノ同士だけが分かり合える言葉不要のコミュミケーション。それは俺にとってとても素敵なことに思えました。だって見ず知らずの、すれ違いざまに会ったどこの誰とも知らない人とそこで手を振り合うことで『繋がり』ができるんです。繋がり…ってほど大層なものじゃないかもしれない。それでも俺は『繋がり』としか思い浮かばなかったんです。
繋がりなんていってもすれ違い終わったらそれで終わりです。それでもうその人と会うことはないでしょう。それでもそのすれ違う瞬間には『確実につながりがある』
その一瞬を、俺は大切にしたいんです。
それから俺は積極的にすれ違うライダーさんたちに手を振りました。スッと手をあげてくれる人、頷いてくれる人、手を振ってくれる人、ピースしながら走ってくる人、何もしない人。
いろいろな反応がありました。そりゃあこっちが手を振って相手が何もしなかったら虚しいかもしれない。けれどそれは決して強要するものなんかじゃない。『挨拶』なんてものは見返りを求めて、反応を求めてするものではないでしょう?他人に見返りを求めて何かをするのなら最初からしないほうがいいと俺は個人的に思っております。それは…『挨拶』以外にも色々当てはまるものだけれどもここでは書きません。
そんなことを考えながらバイクを走らせていたらまた何とも立派な御岩がありましたw
そしてその横には…
ピピピピピピ!ゲンソウキョウレーダーが今までにない反応をしているだと…!?げっ幻想力5000・・・6000・・・ まっまだ上がるのかーーーーっ!!!
そこで俺は確信したんです。
こここそが幻想郷への…博麗神社への入り口なんだって。
とまぁそれはさておきまして、ここの二つの岩は『えびす大黒岩』と地元の人から呼ばれているらしく、大昔からあるそうだ(この時撮影してたら民家から叔父様がでてきて色々聞いた)
そしてなにこれ珍100景でも取材されたことがあるのだとか。
そして叔父様がいうには、来年からここは国道ではなくなって、国道が別にできてしまうのでここの位置がわかりにくくなるそうだ。だから俺は運が良いと言われた。ありがたいでゴザル!
そしてテンション上がり気味に海を見ながら北へ北へと目指します。
そして羽幌のビジネスホテルで一泊。そしてまたリボンナポリンを飲んでシャキーン!リボンナポリン美味しいと思うんだけどねぇ。地区限定効果なのか?そうなのか!?

早朝、ビジネスホテルをでるときに玄関で声あげて驚いたのがこのクマの剥製。最初見たときはこんなとこに何もなかったぞwww
そして真っ暗闇から少しずつ少しずつ朝日の光が差し込み、照らし出されていきます。この光景は何度見ても……言葉を失います。綺麗すぎて。
ちなみにこの時外気温7度。どーりで吐く息が白いと思ったぜHAHAHA!
やっとの思いで辿り着いた日本最北端!娘と共に訪れた初めての日本最北端は、一生思い出に残ることでしょう。
宗谷岬をあとにし、次はひたすら南下します。
南下している最中に見つけた小さなお店。じゃがいも系料理が豊富らしく、お値段も凄く良心的で早速入ってみることに♪
店に入って早速オーダー。自分はじゃがいものスープ(冷たい・暖かい選べます)の暖かいほう、そしてじゃがバターを注文。でてきたのがコチラ
じゃがバターにたっぷりとバターをぬって、がぶりと一口かんであっちっちっのホクホクホク♪
とてもホクホクで、しかも美味しい!じゃがいものスープも、丁度良い暖かさで凄く飲みやすい&美味しい!今度また絶対寄りたいじぇ…!そうそう、この辺は確か網走で、網走刑務所なんかにも行きたかったのですが……刑務所はちょっと…ねw
そしてその後ひたすらに南下を続け、午後9時頃に釧路に到着してまぁいつもの寝床で寝てました
(手抜きって言わないでね♪
ハイ、ここまでが23日、24日までの流れでした。いやー何か以前の記事以上に長くなっちまったあっはっはっはっ!
というかね、一つの街から街までの距離が長すぎるww多分これ街同士の間隔100キロはあるんじゃねえ?wでもそれぐらい離れててもおかしくないぐらいの間隔でござった。
でもこの23、24日は珍しいもんをいっぱい見れたし、日本最北端行ったし、美味しいもんも食べれたし、ツーリング仲間同士の『挨拶』も知ったしでホント充実且つ楽しい日々でありましたw
さて…フォトギャラも上げて記事も書き終わったから寝よう。