
突然ですが今月の12日に引越しをします。大阪から幻想郷へ。
とりあえず博麗神社の貧ぼ…じゃないや、可愛いくて綺麗な胸ペッタn…んでもなくて、スレンダーな巫女に泣いて頼めば衣食住のうち食と住は何とかなるだろ。
俺、この引越しが終わったら冥界に行くんだ…。
こんばんは、太郎でございます。
さて、引越しでございます。大分前に一度おじゃんになったけど不死鳥のごとく蘇りました。
今度はもう白紙になっちゃうとかいうのは無いデス。引越し見積もりも賃貸契約も完了。あとは荷造りしていざ待つばかり。
そいで引越しの荷造りしてるときにねぇ、色々出てくるんですワ。昔の写真とか
3×3 EYESとか
逮捕しちゃうぞとかが。
うっひょー!懐かしい!→読みはじめる→我に返り作業を進める→見つける→読みはじめる
我に返り作業を進める→昔の写真見つける→懐かしむ。何故か涙が出てくる→我に返り作業を進める→昔のフォトアルバム見t
作 業 が 進 ま ね ぇ
そんな悶々としてる時にですね、何かアルバムとか読んでたら色々思い浮かんだから表に出してみる。
―家というのは、アイヌ語で<チセ>というらしい。
改めて引越しの準備を進めるにつれて、名残惜しさも同時に湧いてきやがった。
引越しの選択自体は俺自身の意思で決めたことだし、それに引越しなんて今まで何度かやってきたから何も思わないと思っていたはずなんだけどねぇ。
今の<チセ>に住み始めてどれぐらいだ?もう覚えてもいねぇ。それ程に長く俺は今の<チセ>と共に過ごし、歳をくってきた。だからこそ、後ろ髪を引かれる思いになるのかもしんね。
そんな事を考えていたら、ふと思ったことがあった。
それだけ長いこと<チセ>と共にいたってことは、<チセ>は俺の成長を見届けてくれてたってことなんだよな。勿論<チセ>に意思があるとかいう話なんかではないけれど。
昔からずっと、喜んでる姿も、怒ってる姿も、哀しんでる姿も、楽しんでる姿も、みんなみんな何も言わずに見守ってくれてたってことになるんでねーかな、なんて考える自分はこんなだからいつまで経っても進歩しないのかもしれね。
というか、邪魔者が消えて清々するからもしかしたら喜んでるかな?そりゃそうだ。土足でドカドカ入っていったのはこっちだもんな。
それでも感謝してる。感謝されるいわれは無いかもしれんし、礼なんぞ要らんからさっさと出て行けと思われるかもしれん。
んだけども、俺は<チセ>があったからこそここまで生きてこられた。大袈裟だと思われるかもしれねーがそれ程までに<チセ>ってのは大事だと思う。なんてったって衣食住の一柱だもんな。大事で当然だよな。
だから感謝してもしきれない。うん、何だか変な感じだわさ。そうなると<チセ>が親のように感じてきた。親…っていうのはおかしいな。『保護者』というほうがしっくりくるかな?物だから者じゃないけどね。
<チセ>が保護者なら、恩返ししないといけね。今の今まで散々汚してきた部分を出来る限り元通りにしてやる。
貧乏だからさ、業者頼んでピッカピカとまではいかないけれど。というか業者に頼んだら恩返しの意味がねーな。
勿論全部が全部元通りなんて魔法みたいな事はできね。俺は俺にできるだけの精一杯を尽くす。それで堪忍やで、<チセ>。
そんでさ、荷物一つなくなった平ったい部屋で土下座するからさ。
―今までお世話になりました。本当にありがとうございました。
そして俺はまた次の新しい<チセ>の所に土足でドカドカ上がり込むわけだ。そんでも、次は出来る限り綺麗なままで過ごしたい、なーんて思ってるけど三日坊主で終わりそうな予感がするがな!
今までの<チセ>やーい。今度は俺なんかよりももっとずっと綺麗に、大切に暮らしてくれる人に住んでもらえるといいなぁ。それか俺の拭いきれなかった汚れのせいで誰も寄りつかねーかもしれんなぁ。それはそれで幸せじゃね?
これからの<チセ>やーい。疫病神ならぬ疫病人が住んで最初は嫌々かもしれねーが、嫌よ嫌よも何とやら。俺に見つかったことを不幸に思って思う存分嘆いてくれ。
今までの<チセ>と思い出に浸りながら別れまでの時間を過ごして、新しい<チセ>での暮らしに期待や不安がごちゃ混ぜになった感情を抱きながら俺は今日もせっせと<チセ>の汚れを、<チセ>と共に過ごした記憶を思い出しながら拭き取っています。
Posted at 2009/11/01 21:33:34 | |
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