
今日は念願のフーガに試乗して来ました。
FUGA 350GT Type P VIP Package
試乗車を用意して下さった店舗は、日産プリンス兵庫販売 玉津店です。以前、日産プリンス兵庫販売 灘店(日産プリンス兵庫販売株式会社 本社)へ行った時は、社用車として出てしまっていて無かったので今回こちらにて用意して貰いました。
グレードは上記の通り。色はスーパーブラック〈#KH3・スクラッチシールド〉です。
まず乗り始めの印象ですが、アクセルの操作に対してダイレクトではなくジワジワ加速するという感じでした。余り踏まなかったのでだと思いますが。
一般道は走行せず、第二神明道路・玉津インターから明石西料金所を経由して加古川バイパス・姫路バイパス、姫路南インターを降りてUターンして同ルートで帰って来ました。クルマが多かったので余り飛ばせませんでしたが、普通に踏んでるだけで知らない内に110km/h出てました。VQ35HRで排気量に余裕がある(グロリアはVQ25DD)のでグロリアのように回さなくても整然と加速するような感じでした。でも回せばグロリア同様にいいサウンドが聞こえて来ました。途中、マニュアルモードで走行してみましたが、1段落とすとアクセルを踏み込んでいないのに高回転まで軽く吹け上がりました。フィーリングはさすが日産、イイ感じでした♪
足回りは前期と比べると大分しなやかになった印象でした。前期はモロに路面の細かい凹凸も拾っていた感じ(19inchだったのもあります)でしたが、4.5Lエンジンが追加されたあたりから改良され、後期は足の柔らかいグロリアと同じぐらいの乗り心地で(分かり辛いですが…)、しなやかながらもボディの上下運動をしっかり押さえてフワフワ感が無く、振動もありますが不快な振動では無く、路面からの突き上げも効率良く吸収され、無駄な動きが全くない快適な足回りでした。コーナーでもしっかり踏ん張ってくれて、体が外に振られることも無くシートのホールド性も高かったです。ステアリングの感じも軽すぎず重すぎずで、僕には丁度いい感じの操作性でした。
外装は好き嫌い別れると思いますが、高級感が分かりやすく表現され、キャッチコピーの通り、優雅で気品溢れるスタイルになったと思います。最近の日産に言える事ですが、後期モデルになったクルマはだんだんスタイルが良くなっていっている気がします。フロントバンパーにはメッキモールが無い代わりにフォグランプ周り、バンパー中央の開口部周りにメッキモールが配されています。サイドとリアバンパーのメッキモールも太すぎないので、さりげない高級感が演出されています。ドアハンドルもメッキの中にボディー同色のプレートがあしらわれ、軽くなったドアは軽い操作で開閉可能。しかしながら高級車らしい重厚感ある開閉音は健在です。
内装では特に変化は無いものの、やはり使いやすく押しやすい、平面では無い角度の付いたインパネに配されたスイッチ類、大きく見やすい日本語・英語表記の文字類も良い点。木目も無駄に艶を出さない事で落ち着いた室内を演出。今時珍しいアナログタイプの時計は周りにメッキがあしらわれ数字を書かず、目盛りだけとしている点が雰囲気にピッタリ。シートも座りやすく、質感・肌ざわりの良い本革でスーツの様な生地の服でも滑る事も無いと思います。ただ、後席の広さはセド/グロに一歩譲る感じでした。
と言った感じでしたが、素人の只の感想ですが、フーガの良さがお分かり頂けたでしょうか?しかし、フーガは高級車と言うよりグランドスポーツ、スポーツセダンと言う言葉が何より合う車だと感じました。某中古車雑誌に書いてあった『乗る人を選ぶクルマ』…確かにそうだと思います。車は誰でも乗れるのが第一条件でしょうが、こんな高級車も合っていいのではないでしょうか。走って楽しい、乗っても楽しい、落ち着いて運転できる車。
走りを愛する真の大人に乗って貰いたい車、それが
~風雅~ です。
Posted at 2009/04/12 19:21:38 | |
トラックバック(0) |
試乗記 | 日記