こんにちは
本日、スペインからジブラルタル海峡を渡ってモロッコに移動しました。
スペインでは特に困ることなく、テキトウな英会話でスペイン語の現地の人たちと会話し、「何とかなるもんだ」、と思いながら過ごしていました。
マドリッドで2泊した宿です。
おばちゃん英語も上手で、夜中の3時半に着いても迎えてくれて、「今日は遅いから細かいことは明日でいいよ」といってチェックインの書類も翌日にしてくれました。
しかし、今日は何かと大変でした。(以下、ほとんど愚痴というか、ただの長文です)
タイミングの“ずれ”は昨日から始まっていました。
民宿見たいなところに泊まって、「明日は夜明けごろの7時には出発したいんだけど」といったら、おじさんは「明日、俺がここに来るのは9時なんだけど、」と言います。
結局、今日は9時半ごろ出発。
70キロほど離れたAlgecirasという港町に向かいました。
今日は海を渡ったTangerという街に泊まるだけなので、「ホントは10時くらいに船に乗りたかったけど、昼前に港に着けばイイや」に変わっていました。
下道を走っていたのですが、1時間くらい走ったところで飽きてきて、高速に乗ります。
→反対方面に入ってしまいました。
出口がぜんぜんなく、移動距離、時間とも大損です。
さらに疲れからか眠くなってしまいました。
サービスエリアがあったので、1時間くらい仮眠します。
Algecirasには12:45ころ着きました。
大手のAvisやHertzは海岸沿いに営業所が見つかるのですが、ネットの仲介会社(旅の窓口見たいなヤツ)を介して安く注文した「National/Atesa」という会社の営業所だけが見つかりません。
市内を3週くらい走って、あきらめます。
路駐の車に並んで駐車して、大手レンタカー会社の営業所に目的の会社の営業所を聞くことにします。
んが、
行ってみるとどの会社も閉まってます。
シエスタです。
昼休み、16時半までです。
「いくらなんでもあと3時間も待ってられないよ」
ということで、市内観光も兼ねて自分で営業所を探すことにします。
1時間ほど探しても見つからないので、とうとう諦めて周りのレストランとかに聞きに入ります。(スペインで堪能でない英語を使って知らない人に質問するのにはやはり勇気が要ります)
何のことはない、自分が借りた会社はこちらでは大手で、一社だけ港の中に営業所を構えているそうです。
「早く聞けばよかった・・・」と思いながら、車に戻ります。
が・・・
車が無い、
どこにも無い。
借りたレンタカーが、、、
見落としたり、止めた場所勘違いしたのでは、と20分ほど同じ場所を3往復ほどしました。
やっぱりありません。
手元に持った財布とレンタカー会社の伝票以外、財産一式なくなってしまいました。
パスポートもです!
さすがにヤバイ、ヤバ過ぎる。。。
近くの案内板によると、警察署は地域警察と国際警察に分かれているようです。
パスポート関係だし、国際警察の警察署にタクシーで向かいました。
体が2まわりも大きいスペイン国際警察の兄ちゃんが英語で対応してくれます。
パスポートの紛失を受け付けてくれる事務所と日本の大使館の電話番号を調べてくれました。
さすがに焦っているのといい加減な英語では怖くなって、日本語で話のできる大使館に真っ先に電話します。
「ゴールデンウィーク中だし、繋がらないんでは」と不安でしたが、あっさり繋がりました。
大使館の担当者は、私を責めるわけでも不安をあおるわけでもなく、本当に親切に対応してくれて、わざわざ先ほどの兄ちゃんのいる警察署と連絡を取って話をしてくれました。そして、稀にあるレッカー移動の可能性を考え、地域警察とも連絡を取るよう、兄ちゃんに話してくれました。
結局私の車は、レッカー移動されていて、地域警察管轄のレッカー移動専用の車庫に持っていかれていました。
それが分かると、さっきの兄ちゃんが地域警察と連絡を取り、地図やら連絡先やらを準備してくれました。
車を見失ってから3時間、何とか旅行を続けることができました。
いろんな人の親切に感謝するやら、自分に対して反省するやらの一日でした。
(ペナルティ91€、エアマネー一括払い)
オーストラリアでの反省がまったく活きてません。。。
予定より6時間ほど送れてモロッコのTanger行きのフェリーに乗ります。
モロッコ上陸が大幅に遅れたことと、取った宿が思った以上に市街から離れていたこともあり、本日予定のTanger見学は取り消して、宿でのんびりしてます。
旅行は予定通り行かないことも楽しみの一つですが、今回ばかりは参りました。。。
Posted at 2010/05/01 11:45:39 | |
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