• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

マツモトのブログ一覧

2012年10月16日 イイね!

今年のFBMでBXランをしませんか?

僭越ながら、イベントをたてさせていただきました。

93年式のベールトリトン19TZIに乗っているマツモトです。

今年のFBMもあと2週間を切ってしまいましたが、せっかくのBX生誕30周年のFBMです。
FBMに集まったBXで、短い距離でも景色の良い車山高原を走って30周年をお祝いしませんか?





まあ…ここまでは無理でもデスね…。



『30ANS CITROEN BX RUN』

日時   10月28日(日)

集合場所 白樺湖畔南側駐車場(普通車500台収容 ※駐車無料)
     【集合場所は、FBMの会場外です】

集合時間 午後1時


ドライバーズミーティング、自己紹介などのあと、午後1時半過ぎにスタート。

白樺湖畔北側→大門峠→ビーナスラインを登って、午後2時頃にFBMの会場へ戻ります。
 ※コースは下記、コース概略図(外部リンク)を参照ください。

会場内の道路をゆっくりデモンストレーション的に走行。
【午後1時半前後で公式受付は終了するのて、受付終了後だったら会場内を誘導される事なく走れるかもしれないとのコメントを事務局よりいただいています】

スカイシティ前の駐車場に一旦あつまり、解散(午後2時半ごろ)

コース概略図です。

会場内の走行コースと、解散場所です。



おおよその参加台数の把握したいので、こちらに参加表明をお願いします。
お名前(HN)、BXの年式グレード、ボディカラーをお願いします。

当日のBX飛び入り参加も歓迎です。

皆様のご参加お待ちしております。
Posted at 2012/10/16 03:36:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | BX | クルマ
2011年02月03日 イイね!

Circular Kanagawa Meeting

 クルマの同乗試乗オフ会をやりました。

 「首都高神奈川環状線」という名称はありませんが、
 K6川崎線とK1横羽線が大師ジャンクションでつながって
 K5大黒線→B湾岸線→K6川崎線→K1横羽線→K5大黒線…と神奈川線内に新しいループルートが出来ました。
 神奈川線の料金で好きなだけグルグル回ることが出来ます。
 しかも都心環状線と比べると渋滞の少ないこの1週約30kmのルート上には、300台以上停められる大黒パーキングエリアがあります。



 一方、眺めたり、話したり、コクピットに座らせてもらったりする普段のミーティングも楽しいけど、コンクールデレガンスじゃないんだから、やっぱり走ってみて乗ってみてこそだよねという思いも持ち続けていました。
 シトロエン月例ブランチ会のメンバーがみんなで数台のクルマに分乗して各地のミーティングに出かける話を聞いてはいいなあと思っていたんですよね。
 極めつけは、昨年11月のフレンチフレンチ幕張。
 自分のBXが車検整備で不在。クルマがなかったので(サンクはいたけど任意保険切れ)、Sさんの504D→BさんのCX→YさんのCX(駐車場内の渋滞で外に出られずちょっとだけ…)→Cさんのエクスと乗せてもらって参加。なんだなんだ!この楽しさは! と。

 でも、やっぱりミーティングには自分のクルマで行きたいっていうのもあるし(例えば、FBMなんかは絶対に)、他の人のクルマに乗ってみたいというのと同じくらい他の人に自分のクルマに乗ってもらいたいっていうのもあるんですよ。

 それも、ミーティング会場の駐車場を1周とかそういうんではなく、高速道路で一番「おいしいところ」を…。



 それを一気に解決する「解」が、巨大な大黒PAを擁する首都高神奈川ループルートだったわけです。
 ウヒヒ。
 CKはCircular Kanagawa。
 なので、Circular Kanagawa Meeting。

 CKM。

 自分的に名前って結構大事。そういうところにとてもこだわる(笑)

 シトロエンのミーティングじゃないけど、頭文字が C だからそれっぽい(あくまでも「っぽい」)っていうのもミソ。
 最初は大黒試乗会とか大黒オフとか言ってたけど、それだと爆音系を思い起こしちゃうじゃないですか(笑)

 そしたら本当に集合場所の大黒PAでいまどき珍走団に遭遇しちゃいました(苦笑)
 五月蝿くてドライバーズミーティングも出来やしない。





 以下、CKM 1の参加車(者)一覧
 Tさん     DS20 ※途中から
 Bさん     CX
 マツモト    BX19TZI(緑)
 Cさん     BX16V(黒)
 Sさん     XantiaV6
 Jさん     Xm(銀/中期)
 Cさん     Xm(赤/中期/MT)
 Tさん     Xm(紺/後期)
 Sさん     初代C5
 Kさん     C3プルリエル(赤)
 Mさん     C3プルリエル(紺)
 Kさん     C3プルリエル(銀)
 MさんとNさん C3プルリエル(銀)
 Yさん     C4サルーン
 Yさん     C4ピカソ
 Yさん     newC5 ※途中から
 Nさん     C6HDi
 Kさん     DS3
 Kさん     ルノーキャトル
 Sさん     サーブ9-5エアロエステート(銀)
 Hさん     サーブ9-5SE(赤)
 Kさん     アキュラMDX
 Dさん     ロータスエリーゼ ※途中から/非mixi
 Iさん     (初代C5) ※人のみ
 Zさん     (プジョー605) ※途中から/人のみ

 23台26人(うひゃー)のご参加をいただきました。
 23台中シトロエン18台。
 これ、シトロエン・ジャポンがやるべきだぞ(苦笑)


 とりあえず、うまく行くか。テストの意味も大きかったんですが、
 想定を大きく上回る参加数でも、大きな混乱もなく(ありがとうございました!)やりきることが出来たと思います。

 ああしたらよかったかも、という検討項目も洗い出せたし、
 次につながる結果だったんではないでしょうか。


 試乗したクルマやイベント全体の感想はボチボチ書くとして、
 主催者として、「次のため」の運営メモ的な視点でも書き留めておこうかと思います。



 まず、コース。

 3車線あってとばせる直線+アップダウンの湾岸線。

 出来たばかりのK6川崎線から、軽くきつい(ヘンな日本語!)コーナーもある設計の古いK1横羽線へ。

 タイトなコーナーのジャンクション。




 1周30分程度で、渋滞もなく、理想的なコースでした。
 これを神奈川線の料金で時間無制限走り放題なんですから。
 ジャンクションの分岐が難しく道を間違える人が続出したのはご愛嬌、ということで(笑)



 続いて、集合場所&ベースステーションとして使った大黒PA。

 参加台数がここまでふくれあがったとき、一番心配したのが駐車スペースだったんですが、さすが普通車341台収容のパーキングエリア。出たり入ったりしても問題なく停められましたね。ほっとしました。

 さすがに、これだけの台数で、しかも出たり入ったりでは、まとまって停めることは端なっから無理と思っていましたが(それでも小グループでまとまって停められましたね。偶然いたシルバーの後期型C4サルーン、ゴールドのC4ピカソはナンパしたかったなあ…)、集合写真を撮りたかったなぁというのも、また事実。なんか良い方策はありませんかね。無理ですね(苦笑)

 大人数の場合の食事は検討課題でしょうか。シトロ系ミーティングの得意技=煮炊きを始める…ですか?(苦笑)



 試乗希望の配車方法については、みなさんの協力でなんとか破綻せずに出来た…という感じです。
 事前に同乗希望車があればリクエストを聞いて、出走組分けだけ出来るだけ被らないように調整し、あとは現地で挙手&ジャンケン。
 今後もこの方法は…無理だと思います(笑)

 で、今後は…
 A)参加者を先着順などで絞って、全部まわす。

 台数が10台オーバーなら…
 B)試乗希望を募ってのクジ引きとか、出走組み合せとかキリがないから完全アミダ制。

 持ち点制にして事前にセリをするとか、いろいろシステム考えるのも楽しそうって思ったけど、全員が持ち点全部をDSに賭けたら終わりじゃん(笑)その公算高いじゃん(笑)で、こりゃダメだ(笑)



 お話をする時間も欲しかったかな…というのもありましたが、小グループに分かれてしまいましたが(そらしょうがない)昼食時や、同乗した車内で話せたようで、良かったと思います。

 あとはあれだな、同時出走の台数を多めにとったので、ドライバーと2人乗車とか(エリーゼは当然として!)もあったので、同時出走の台数減らして、同乗者数を増やしても良いかとも思いましたね。
 1回お休みで待ち時間にお喋り組みとかがあっても良いだろうし。



 万一の事故とか、保険とか、今回は杞憂に終わりましたが、今後も継続していくうえでは避けられない問題ですね。


 集合時間(9:30)、終了時間(だいたい14:00~15:00)とも、設定はまぁまぁだったと思います。次回以降も同様な感じで良いでしょう。


 ざっと思い付いたところは、こんなところでしょうか。





 では、自分のひとこと試乗記を。

 この日はとっても寒かったけど天気に恵まれました。
 横浜は晴天で、富士山もばっちり。

 昼過ぎからK6川崎線から見る多摩川の向こう側に黒い雲がたちこめていましたが、東京では雪が舞っていたようですね。



 朝、湾岸線を集合場所の大黒へ向かう途中、浮島あたりでノアールのDSと遭遇。なんと幸先の良い。
 短い間でしたが抜きつ抜かれつランデブー。初老のドライバーとは手を振ってあいさつ。



» 試乗?その1 Cさんのドライブで自分のBX(笑)

 「ちょっとフロント硬くない?」「そう思ってたんですよ」というやりとりがあって、エアゲージ持ってるから…と即空気圧調整。少し抜いて適正値に。その後、本来の味に戻りました! さすがCさん!
 こういうときのためにリアのシートを早く中期型に換装したいなあ。後ろに座った方、前(中期型シートに換装済)は別世界です。



» 試乗その2 Cさんの初代C5

 Fさんの「いいんですよ、C5のシート」っていう言葉が心に残っていて、ずっと乗ってみたかった初代C5。
 カタチ的にもIさんじゃないけど、今、本当に「実にイイじゃん!」って思えるシトロエン。
 Xsaraピカソに試乗したとき思った「このシート、無茶苦茶いい…」というのと合わせて、とにかくこの年代のシトロエンっていうのが気になっていたんですよ。しかもハイドロ(ハイドラ)でしょう。待望の試乗だったりしました。
 まずシートは、非常に良い。Xsaraピカソのときに感じた「むしろサンクの頃のルノーのシート」に近い、ふわふわじゃないんだけど、柔らかく受け止めるじわっと身体のカタチに馴染むシート。
 足はどちらかと言うと姿勢制御指向が強い「ハイドラ」の足。「ハイドロ」のゆったリズムとはちょっと違うけど、Xmのフラット感ともちょっと違う、C5独特の感じ。しかし、道路面を舗装し直したかのように伝える感覚はハイドロシトロじゃなきゃ…というもの。
 カタチそのまま90%縮小コピーしたいな…そしたら欲しいシトロエン最右翼だ…というのが本音(笑) 90%小さいと(たぶんGSやBXと同じくらいになる)一番しっくりくるカタチでもあると思うんですよね~。そしたら、僕にも「似合う」でしょ。



» 試乗その3 KさんのアキュラMDX

 北米仕様のアキュラですよ! こんなの乗る機会、ないですよ。
 北米の考える安楽指向のクルマ、自動化、ハイテク化というのは、実はシトロエンの思想と目的地は一緒(方法論が違うだけ)という説を支持し続けている僕にとって、どうなってるのよ、北米のホンダの高級車はっていうのは知りたいポイントでした。
 いや、すごい。音声認識で後席のシートを設定出来たり、太陽光の入射角による自動防呟機能のついたミラーとか(でしたよね!?)、四輪の駆動力配分を自動制御して駆動力で曲がる4WDとか…。
 こういう言い方をして良いのかどうかわからないけど、シトロエンがやれ、こういうことを!(笑)と思ったというか(笑)



» 試乗その4 YさんのnewC5

 シトロエン青山で試乗して、渋滞の青山通りと六本木通りを走っただけだったnewC5(苦笑) これも念願の試乗です。
 一応、BX→Xantia→初代C5(前期・後期)→newC5というわけで、ミドルクラスハイドロの血筋なんですが、20年の時はこんなにもクルマを立派にしたというか、見た目も、乗った瞬間も、高級車ですよ。
 そのへんの感想は青山で試乗したときと一緒なんですが、高速道路をしっかり走って乗らないとわからないことがいっぱい。
 剛性感はしっかり現代の高級車ですが、Xmのフラット指向とはやはり違う、初代C5のような入力を揺れ幅でいなしていくような足さばきは姿勢制御が勝ち気味になっていってもBX→Xantia→初代C5と徐々に変化してきたミドルクラスハイドロの系譜だなと感じさせるものでした。
 いいなあ…でも立派過ぎて僕には似合わないでしょ?(笑)



» 試乗その5 YさんのC4サルーン

 Xsaraに乗ってた僕としては常に気になる1台。サイズ的にも全長がちょうどBXと同じくらいで常に気になる1台。
 カタチも良いんですよね。ツルンとしたドアのプレス造形といい、数学的なルーフラインといい。顔もグリルがガバっと開いてない初期型の優しめの顔がいい。ザックリシンプルなインパネの造形も実にシトロエンらしいじゃない。
 実は、一昨年CCMへの道中、東名高速で1区間、BXと取り替えっこして運転させてもらったことがあるんですよね、YさんのC4。でも、ほら、人のクルマを運転すると緊張のほうが先に立っちゃってダメじゃん(笑) というわけであらためて助手席に同乗させていただきました。
 シート、良いですね。Cさんの初代C5にも感じた「ルノーっぽい」かたやわいシート。これなら良い。
 以前は腰高に感じたドアのガラスエリアも十分明るく広い。ダッシュボードの奥行きの深さというか、フロントガラスの先の遠さは運転させてもらったときと一緒で、やはりどうも慣れないという印象。
 路面のうねりをふわんといなすサスペンションはXsaraと一緒で、実にシトロエン。ハイドロとバネの違いってなんなんだろう。少しピッチングが細かい感じがするくらいなのかなあ。初期顔のC4、中古試乗の相場を調べたくなりました。あ、でも高かった…(苦笑)



 ああ、DSにも、C6にも、プルリエルにも(4台も来ていたのに!)、乗れなかったずら…。またぜひよろしくお願いします(笑)


 司会進行に頭がいっぱいで、ロクに写真を撮れませんでした。乗ったのに写真撮ってないクルマ多数…。他の参加者の方の日記や、動画!(Ustreamでライブビデオストリーミングなんて全く考えなかったなあ…)をご覧になってください。





 おまけ


 当日はお台場でNYMがあったので、大黒PAでも国産旧車が目立ちました。


 帰りはベイブリッジを渡って第三京浜を経由。
 この時間、東京では雪が舞ってたそうですが、夕陽がきれい…。
 生麦ジャンクションが完成してK5大黒線からK1横羽線金港ジャンクション方面へ行けるようになると、ベイブリッジを渡って横浜港を周回するショートコースも出来るんですけどね。何年先の話か…。

 第三京浜の都筑PAに入ったら、ピアッツアが3台。Cさんの話によるとここでよくピアッツアのオフ会やってるんだって。
 ガンディーニデザインのBXに対して、ジウジアーロデザインのピアッツア。あえて「双璧」という言葉を使って自讃しても良いですか。というか…、このホイールデザイン! やばい! BXに欲しい! ください!(笑)



 CKM 2、また必ずやります。やりましょう!


※貼るのが面倒だったので、mixiから転載の際、画像は割愛しています。また、こちらではブログの公開範囲の関係で参加者のお名前を伏せ字にさせていただいています。
Posted at 2011/02/03 23:52:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | mixiから転載 | 日記
2011年01月22日 イイね!

東北・北海道、激走2000キロ! その1「トラブルまとめ編」

 そう言えば、仕事先の野辺地出身の子に「年末クルマでそっちに行くんだ」と話したとき「実家の方、雪全然無いって言ってましたよ」なんて聞いたのが12月20日。

 12月25日。北日本に強い寒波が襲来。翌26日にかけて東北地方は大荒れの吹雪。
 覚えているだろうか。会津の国道で300台のクルマが閉じ込められたというニュースの、あの日だ。


 26日未明、東京を出発した時点で、
 東北道は、すでに
 福島県須賀川IC以北が全線に渡りスベリ止め規制。
 福島県本宮IC~福島西IC間は吹雪のため通行止め。

 26日の夕刻までに下北半島の下風呂温泉に着けば良い。
 通行止め区間は国道を迂回すれば良い。
 時間はたっぷりある。

 そう判断。
 BXを追い抜いたバンが目の前でスピンして中央分離帯に激突…とか
 地元の人でも走行を控えるだろう道路状況に涙目になりながらも、
 午前10時には盛岡を越えて岩手山SAまで到達。
 残り250kmを6~7時間掛けて行けば良い。
 あながち強行判断は間違っていなかったと思った。

 ところが
 岩手山SAで休憩中、携帯電話が鳴る。
 翌27日早朝、下北半島の大間から函館に渡るはずだったフェリー欠航の連絡。

 嗚呼。

 天候は26日中に収まって、27日は出航するとふんでいた。

 大間から函館へのフェリーは1日2便。
 27日午後の便はいまのところ出航の予定という。
 しばし考えて振り替えを頼む。

 念のため、八戸で高速を降りたあとの国道の状況を、宿に電話して確認する。
 すると、雪は止んでいるが、スリップ事故が多発して各地で事故車が道を塞ぎ大渋滞とのこと。

 7時間掛けても到着するか怪しくなった。
 それ以前に、道が危な過ぎる。


 このまま引き返せば良かったのかもしれないが、
 なんせ涙目になってやってきた同じ状態の道を引き返す頭はなかった。
 いや、岩手の温泉で天候の回復を待って帰京するという手もあったのだが…。
 帰りのフェリーのキャンセル料のことも頭をよぎった。


 こういうときは頭が回転する。
 回転しなけりゃ良かったという説もあるが…。

 八戸から苫小牧へ出ているシルバーフェリー。
 これで一気に道央まで出てしまえないか。

 問い合わせると、今日の空きはないが、明日の第1便の空きはあるという。


 ここで、下風呂温泉と函館の宿、大間のフェリーをキャンセル。

 温泉もある八戸のビジネスホテルに予約を入れ、この日の宿とした。




 北海道に渡ってからは、雪はあったものも順調だった。
 苫小牧から小樽へ、小樽からニセコ、ニセコから札幌に戻ったのが29日。

 翌30日には苫小牧からフェリーに乗り、茨城県の大洗まで一気に戻る予定だった。


 29日夜。
 ススキノでスープカレーを食べていたら、携帯電話が鳴った。
 低気圧の影響で明日のフェリーが出航出来るか「天候調査中」だという。

 くらっとした。
 正月、帰れるのか?

 小樽から新潟に向かう新日本海フェリーに乗ってしまおうと考えた。
 問い合わせたら、船室、乗用車航送とも空きがあり、船も出るという。
 ところが、大洗行きのさんふらわあは「天候調査中」。
 欠航が決まっていないこの時点でキャンセルすると、キャンセル料が掛かる。
 前日なので30%だ。
 上等船室を奢ったので、かなりの額になる。

 夜遅くまで情報を集めて出した結論、さんふらわあの出港を信じて苫小牧に向かうことにした。
 小樽から新潟に上陸出来ても、日本海側大荒れの予報というニュースが心配だった。

 さんふらわあが出なくても、津軽海峡フェリーは出る確信があった。
 最悪、東北道を自走すれば帰れる。
 大荒れ予報の関越越え300kmよりも、東北道700kmのほうがマシなのではと思った。


 とにかく、さんふらわあの出港を信じて、翌30日朝、苫小牧へ向かう。

 道央道、輪厚PA。
 iPhoneでmixiを見たら、ミゾッチさんの書き込み。
 さんふらわあ欠航。

 あはははは。

 帰りも札幌→東京を自走することになった。
 同乗のヨメ様は免許を持っていない。
 交替要員はいない。


 覚悟は出来ていたので、意外とあっさり受け入れる。

 苫小牧で高速を降りずに、そのまま函館へ。
 こうやって書くと1行だが、4時間半掛かってる。

 津軽海峡フェリーで青森へ。

 この時点で、東北道は福島辺りでスベリ止め規制が掛かり始めている。

 30日から大晦日にかけての寒波もひどいものだった。
 鳥取の国道で1000台のクルマが立ち往生というニュースの、あの日だ。

 東北道のスベリ止め規制は、ようやく本州に上陸した頃から本格化し、
 福島以北はほとんどスベリ止め規制になっていた。
 宮城県内が特にひどかった。
 札幌を出発して以来、青函フェリーの区間を除いてハンドルを握りっぱなしで、深夜の、猛吹雪で視界も悪く、除雪が追いつかない本線。
 大きめのSA/PAで休憩と先の道路状況を確認する度に、泣き…というかある種達観した“つぶやき”を送信。

 栃木県に入り、那須を越えたら、ようやく雪が消えた。
 関東は晴れだった。
 関越コースも“東北ほど”雪はなかったらしい。失敗した。

 このせいだけではないが、“生きて”(←実感…)関東に帰ってきたBXのマフラーには穴が開いて、ひどい振動と騒音だった。

 前日の朝9時半に札幌を出て、ちょうど24時間。中野長者橋で首都高を降りた。トリップメーターはほぼ1000kmを示していた。

地図を見る

 次回から、写真を交えた旅行レポート編…。
Posted at 2011/01/22 13:14:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | mixiから転載 | 日記
2011年01月22日 イイね!

東北・北海道、激走2000キロ! その0「計画編」

毎年、クリスマス~年末の時期に、北海道へ行っています。
 これは、この時期の北海道に、特別の想い出があるからなんですが、
 家族同然のBXを連れ出した今年は、旅行と言うにはあまりに過酷な「試練の旅」になってしまいました。

 思い起こせば、
 一昨年の北海道旅行。
 往復は寝台列車だったんですが、帯広(雪の少ない太平洋側のはずですが、このときは大雪でした)での滞在中、レンタカーを乗りこなし「おっイケるぞ」と思ったのが、BXを北海道へ連れ出そうと思うきっかけでした。

 で、正月あたりには、「冗談めかして」BXにスタッドレス履かせるなんて言ってたわけですが…

 いい夫婦パス廃止…の時点では、フェリーで行っても自分のBXで行くつもりはなかったんですよね…。

 その後、車検整備で思った以上にお金が掛かってしまい、スタッドレス調達を諦め、年末旅行はほぼ飛行機か船(笑)と決めたあと、今度は車検整備であまりに調子の良くなったBXで長距離出たくなってしまい、スタッドレスを調達。


 ie《》さんじゃないけど、こういうビジュアルにやられてしまうんですよ…。

 http://blog.goo.ne.jp/bb25500/e/6c226858d87cdb449755ae1fec1922a3






 そして、20日。
 とうとう、30日の苫小牧→大洗のフェリーを押さえて、BXでの北海道行きをほぼ決めてしまいます。
 ただ、この時点ですでに25~26日の寒波について警告されているんですよね…。それが目に入っていないというか、意味を理解出来ていない様子が痛いです。



 帰りの船を予約しただけで、それ以外は全くのノープランでした。


 ▼12月26日~27日の移動予定

地図を見る
 初日は、26日の未明に東京を発ち(地図【A】)、
 地図【B】の下風呂温泉まで。
 移動距離、約790km。うち約650kmは高速道路。
 ゴールデンウィークに津軽半島まで11時間掛かった経験から、未明に発てば、どんなにゆっくり行っても宿の夕食には間に合うだろうとの計算でした。
 下風呂温泉での宿は「まるほん旅館」。出発前日の25日に予約済み。
 半地下にある湯の花の舞う白濁した内湯と、素朴で美味しい料理が気に入って、これで三度目の宿泊になるはずでした。

 翌27日。
 本州最北端の大間(地図【C】)へ。この時期1日2便しかないフェリーの1便に乗るため「まるほん旅館」の朝食は辞退し、早朝7時のフェリーで津軽海峡を渡って函館へ上陸し、金森倉庫や元町の坂道を背景にBXの写真を撮ったり観光して、函館泊…の予定でした。津軽海峡フェリーと函館のホテルも出発前日に予約…。



 ▼12月28日~29日の移動予定

地図を見る
 28日からの予定は、出発時点でもまだ成り行き任せで、一応、28日は朝、函館(地図【A】)を発って日が暮れる前にニセコ昆布温泉の鯉川温泉旅館(地図【B】)へ。移動距離、約170km。
 29日は、ニセコから札幌(地図【C】)に移動して、札幌にステイ。移動距離、約120km。



 ▼12月30日の移動予定

地図を見る
 30日は、15時の乗船手続きに間に合うように、札幌(地図【A】)から苫小牧港(地図【B】)に移動。距離、約60km。



 ▼12月31日の移動予定

地図を見る
 フェリーさんふらわあのデラックスルームで優雅に茨城県は大洗(地図【A】)までワープして、走り慣れた常磐道を100kmちょっとのラストラン。

 そんな「予定」を組んでいました。


 25日から26日にかけての寒波の予報も日本海側が中心で、東北道はそれほどでもないだろう…、雪道の経験もあるし、1日1000km近く走ったこともある。最悪16~17時間掛けてゆっくり行くつもりなら大丈夫だろう…、そういう見通しを立てていました。
 ただ、帰りの船が上等船室+航送の予約で高額になってしまい、高いキャンセル料から旅行を途中で断念する決断力に欠けてしまった…これが後々まで尾を引く事になります。


 つづく…。
Posted at 2011/01/22 13:05:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | mixiから転載 | 日記
2011年01月21日 イイね!

海の向こうへシトロエンで渡る

 あすなろ新年会で『10年10万キロストーリー』の金子浩久さんとお会いした。

 富山からウラジオストクに渡りユーラシア大陸の西端ロカ岬まで、トヨタカルディナで横断した「現代の黄色い巡洋艦隊」
 http://www.kaneko-hirohisa.com/column_01_01.htm


 触発されて、一応、ロシアに渡るカーフェリーを調べてみたりした(笑)

 そしたら、ロシアが中古車の関税率を80%に上げたせいで、日本海を渡るフェリーはどれもずっと運休しているという。
 50万円の中古車に関税が40万。貨物が95%減だそうだ。そりゃ無理もない。


 「ロシア カーフェリー」で検索したら、とんでもない人を見つけた。

 ワゴンRで、ユーラシア大陸を横断し、さらに西アフリカまで行くという。

 しかも、なんと女性。

 現在進行形で、ブログだと昨年12月初めのモーリタニア・ヌアクショットで更新が停まっているが、twitterを見ると既にパリまで戻ってきているようだ。

 http://omnipotblog.blogspot.com/



 金子さんにしろ、この女性にしろ、全くもって感嘆する。

 あ、もちろん、とても真似なんか出来ない(苦笑)



 「日本からシトロエンを運んで10日ほどかけてマレーシア国内を走り、行く先々でフランス車や旧車オーナーとの懇親会をする計画」
 なんて話もあるようだけど(汗)



 とりあえず、現実的?なのは、韓国か。
 http://e-driving.info/miryoku/my-car/top.html

 大阪と下関から釜山までカーフェリーが出ている。

 比較的簡単に「日本のナンバーそのままで」国境を越えて外国を走ることが出来る。

 「ソウルまでクルマで行ってみない?」

 ヨメ様の反応は非常に芳しくないものだったが(笑)


 まあ、これも「現実的には」LHMなんか漏れた日にゃあ、韓国じゃどうしたらいいか(苦笑)

 韓国のシトロエン事情はこんな感じらしい。
 http://citroen2cv6.blog.so-net.ne.jp/2005-06-22


 自分のクルマで国境を越える。

 夢ではあるけど…。
Posted at 2011/01/21 00:22:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | mixiから転載 | 日記

プロフィール

「みんカラ:【MICHELIN 新製品タイヤモニター 6名様】 http://cvw.jp/b/453501/45740725/
何シテル?   12/27 21:02
ローバー114、シトロエンXsara、シトロエンBX、シトロエンXsaraBreakと乗り継いで、シトロエンC5ツアラーでハイドロに出戻りました。1年間だけBX...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

ウォッシャータンクキャップ交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/11 08:43:17
Spigen(シュピゲン) Stealth(ステルス) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/07 21:10:22
東京~青森・下道計画!! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/07/15 03:39:16

愛車一覧

シトロエン C5 ツアラー シトロエン C5 ツアラー
一生Xsaraと思っていたんですが、縁は異なもの、C5ツアラーの売り物を目にして、あれよ ...
シトロエン クサラブレーク シトロエン クサラブレーク
BXがトラブルを抱えて車検が迫ってきたときに、譲っていただけるという話が舞い込み乗り換え ...
ルノー サンク ルノー サンク
ディーラーにシトロエンBXのオイル交換に行って、Super 5(Automatic 1. ...
ホンダ トゥデイ ホンダ トゥデイ
新車購入からわずか2ヶ月、盗まれたと思った先代Todayの替わりにまた同じTodayを購 ...

過去のブログ

2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation