
今年のABALTH Daysイベントは歴代ABARTHの展示以外にも体験できる催しがあり、それがなんとABARTH 500C・esseesse・トリビュートフェラーリの3台に係員の同乗ナシで一般コースをドライブできるというものです。
一番人気アバルトトリビュートフェラーリ *写真は他から
Sさん夫妻が試乗したアバルト500C
私の試乗したアバルトエッセエッセ*写真は他から
順番で3台のクルマを回して試乗させるのですが、1番人気はやはりトリビュートで自分の順番になって希望車種でなければ、順番を飛ばして希望車種を待つという流れでした。
トリビュートももちろん乗りたかったのですが、人気が集中していましたし、私的にはアバルトがさらに手を入れたesseesseが、素ABARTH500とどのぐらい違うのかを体験したかったのと、3台中唯一のマニュアルという事で迷わずesseesseに乗るつもりでした。
私の順番では500Cだったのですが、一緒に行ったSさん夫妻が500Cに乗りたかったという事で、順番を変わって友人が500C、すんなり私が希望のesseesseを試乗することが出来ました。
私の隣には、昨日の宴会でチョイ二日酔い気味のOさんが同乗しています。
道路に出てギャップを踏んだ瞬間、二人して固っ!!と口に出してしまうほど足回りがガチガチに固められていて、素の500アバルトとは全然違います。
その後も適度なコーナー&アップダウンで、本来であればかなりイケイケで攻めるところなのですが、Oさんの体調がいま一つなのと、腰痛持ちの私の腰にガッンガッンと容赦なく突き上げて来るので、ガッツリ攻める気も失せてしまい、気持ち早いペースで流す程度の試乗になってしまいました。
ただ、esseesseの名誉のために言えば、試乗コースの路面が本当にボコボコで最悪だったために、上記のうような感想になっただけで、サーキットや路面が整備された道路であれば、印象は真逆だったと思います。 それと、ジャーナリストによる試乗インプレッションでも硬すぎて..というコメント書いてあるメディアはなかったので..
シャーシ剛性が高い分、ダイレクトにショックを拾ってしまうんですかね?
ちなみに、500Cに試乗した友人はかなり攻め込んでみたけど、しっかりボディが受け止めておかしな挙動もなく純粋に試乗を楽しんだと話していましたので、一般道&高速がメインの用途ならesseesseキットはなくても十分かなぁと思います(^^; 25PSアップも私的には劇的変化もなかったですし。
個人的にはグランデプントEVOが無かったことが残念でした。
私は500よりPUNTOの方が好きなので、新しいPUNTO EVOには乗って見たかったなぁと..
ラリーイメージの影響もありますが、156を乗り換えるならこれと密かに狙っています(^^;
順序が逆という気がしますが(というか逆)このイベントに一緒に行ってくれたのは、昨年のABALTHイベントもご一緒させて頂いた、ALFA友達のSさん夫妻です。
この日は、Sさんが乗り換えたルノーカングーの遠出&高速デビュー(大げさですがこういうのが大事です^^)の日だったのですが、ずうずうしくもしっかりとハンドルを握らせて頂きました。

ジャーナリストが絶賛しているクルマなので、一度機会があれば乗ってみたいと思っていただけに、かなり興味深々だったのですが、さすが専門家が一目置くだけの事はあります。 荷物を積むクルマを必要とする方には最高のクルマです。
印象に残ったのは、車高が高いのに高速のレーンチェンジもふらつかない。
1600CCとは思えないほど一般道&高速で基本的に不満に感じることが無い。
エンジンノイズ、風切音が見た目の印象と違い気にならないなどです。
そしてなによりシートの座り心地が良い。
私、映画館ではお尻が痛くで2時間じっとしていられない人なのですが、このクルマは思えば全然平気なので、これはポイント高いです。
あとは燃費が良い。 私、以前フォーカスワゴンの1.6に乗っていたことあり、1.6=経済的が実際には間違いで、2リッターの方がアクセルの踏込は少ない分、同じかむしろ良かったという実体験が強かっただけにこれも良いポイントです。
クルマに対する想い、拘りは人それぞれ違いますが、Sさんのクルマに対する拘りも半端なく、クルマ選びの基準として、まず自身が着こなせる(似合うか)かということを考えるそうです。
節操ないと言われる私は見習わなければいけません(^^;
拘り方は人それぞれですので答えは一つではありませんが、クルマが好きと公言するならクルマに似合う男と言わずとも、せめてそのクルマのイメージを壊すようなオーナーにだけはなりたくないですね。
Posted at 2012/05/14 18:59:23 | |
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