昨年の3月のブログです。
ここ数年会社の同僚のお方がモータースポーツ好きですっかりお互いにあちこち一緒に観戦するのにはまってきていましたが。
そんな中3月にスーパーGTの公開テストが岡山で有りますよと。
ネットの情報等で気に成るのは気に成っていた国内レースの最高峰スーパーGT、3メーカーワークスバトルなGT500クラスはさして興味が無いのですが、プライベーター勢による群雄割拠な状態のGT300クラスはマザーシャーシやGT3、JAF GTマシンとごちゃ混ぜで車種も多く面白そうとは思っていました。
チケット代が高いと思っていたスーパーGTもテストならお安く、しかも岡山なら日帰りでサクッと行けるのでご一緒することに、本人の希望でぺけきゅうで出撃しましたが。
前知識なしで行ったので、てっきりただテストでひたすら周回を重ねるのを観戦するだけと思っていたらピットウォークまでちゃんと有ったのはビックリしました。
最初はグランドスタンドから観戦。
早速今回のお目当ての一台が、そうチーム郷がスーパーGTにカムバック、しかもマクラーレンで、昔参戦していたLARKカラー風味なのが泣かせます。
鈴鹿のイベント以外で初めて生で見るスーパーGTのマシンの迫力たるや、コースが近い岡国だから尚更。
そしてマシンバリエーションが多い=エンジンも多彩なGT300クラスの賑やかな事、これはヤバイ楽しい(爆)。
メインスタンドからは撮影せず暫し見聞き入る至福の時間を。
お次はピットウォークへ移動。
しかしこんな時でもお姉さんが一杯でカメコも山のように、テストだというのにWEC並みに人でごった返していたのでビックリしました。
尚お姉さんのお写真は有りません、人が多かったのでGT500も少なめ。
マザーシャーシ勢の異端エヴォーラ、カッコはイイのですけどね・・。
マザーシャーシに対抗している数少ないJAF GTマシンの一台、のBRZ、実車は兄弟でもGTでは全く別のマシン、こちらは一応市販車ベース。
2019年シーズンの目玉1、Dステーションの最新型アストンのGT3マシン、カックイイ・・。
これはマザーシャーシの86。
これはGT3、JLOCのガヤルド。
マザーシャーシの中でも86以外のボディがエヴォーラとこのマークX。
これは991GT3。
JAF GTマシンの中で一番ぶっ飛んでいるのがこれ・・、プリウスなんですよね、FR、V8、そしてちゃんとハイブリット、今回のマシン達の中でも一番の快音でした。
これはGT300クラスで走っているGT3規定のGT-Rですが・・。
こっちはGT500クラスの全く別物GT-R、グリルとヘッドライトが同じだけ?
2019年シーズンの目玉2、チーム郷のマクラーレン、GT3マシンです、ほぼと言うか完全にマクラーレンワークスのような体制、そしてカラーもJGTC時代を連想させるLARK風味、イイですね~。
ピットウォークが終わったらすっかりお昼時。
メインスタンド裏もテストとは言えかなり凄い出店の量、これが国内最高峰レースイベントの力・・。
かなり大盛系な豚丼頂きました~。
そして午後から走行が再びスタート、今回は敢えてメインスタンドではなくヘアピンやホッブスコーナーと言った向こう側へ行ってうろうろしながら観戦。
ホッブスコーナー立ち上がりはマシンとの距離感が近すぎてもはや何かちびりそうでした(爆)。
そして最終コーナー付近で撮影出来そうだったので撮影することに。
フェンス隙間からの撮影なので油断するとフェンスが入りますがイイ感じに撮影出来そう。
見切れちゃってますが派手に火花散らすマシンも。
さて適当にマシン解説も織り交ぜながら。
GT500は先に言った通り3大ワークスによるメーカー戦争中、DTMとレギュレーションの共通化を進めている最中で、唯一MRだったNSXも2019年で見納めに。
クラフトGT-R
お馴染みカルソニックGT-R
ニッサンのエースカーモチュールGT-R、このテスト中GT-R勢のタイムが凄く速かったようで解説の方もビックリしていました。
トヨタ=レクサスはLC500、来季からはスープラへ移行するようですね。
レクサス勢のエースカー、デンソーはフロントカウルがまだカーボン地のまま。
しかしレクサス勢はメッキメッキなカラーが多くて何だか・・。
そしてホンダはNSX、エースカーのレイブリックはお馴染みの青い色、では無くテストカーっぽい真っ黒な色。
モデューロも黒っぽいのでNSX勢は真っ黒。
そして本命?と思っているのがGT300勢、幅広いレギュレーションで凄いマシンバリエーション、ごちゃ混ぜで凄い事に成っています。
世界的に未だに流行っているFIA GT3規定のマシンが現状最大勢力、欧州のGT3選手権にも負けないぐらい多車種が走っています。
GT500クラスのマシンと違って大人しい見た目のニッサンGT-R。
世界的に見ればもうデビュー10年近く、古参の2線級マシンですが2018年のアップデートマシンが熟成の力で健闘しているようです。
しかし実はこの植毛GT-Rだけは先代2015スペックの正に古老マシン。
2019年新規マシンの一台、デビューしたばかりのアストンバンテージGT3、完全にアストンワークスバックアップの隠れワークスです。
JLOCのガヤルドGT3。
GT-R同様GT300にもNSXも、これもGT3マシン、アジア圏で使用するチームが多いようですね、なんだかこのオートバックスカラーカッコいい。
NSXはやはりケンウッドカラーじゃないとね。
そして優勝候補の筆頭、安くて早くて世界中で暴れまわっているAMG GT3、古典的なロングノーズFRマシンですが扱いやすいみたいですね。
ARNAGE。
痛車で絶大な人気のグッドスマイルレーシング、ドライバーも豪華でネタではなく本気と言うのが凄い。
そして何度も言っているお目玉、チーム郷のマクラーレン、流石にタバコスポンサーは禁止なのでLARK風味ですが、しかし流石外車納車が遅れていたようでS耐久は間に合わずキャンセル、このGT300マシンもつい先日届いたばかりだそうで何だかバタバタしている感じ。
何気に欧州でも使用するカスタマーが増えているGT500のLCとは違いレクサスRCべ-スのRC F GT3、S耐でも何だかかっこよく見えて好きになってきました。
中国系のチーム?
そしてお馴染みポルシェも991 GT3R、しかし一台だけというのが不思議。
GT3勢最後はアウディR8、これももはやアウディスポーツワークスと言える一つ山レーシングが走らせています、海外では人気のアウディが一台と言うのも面白いです。
っとGT3勢だけ9車種と凄い事に(苦笑)、撮影していても見ていても楽しいです。
そして少数派ながら濃いのが日本の独自規定の2カテゴリーマシン、一番何でもありでやりたい放題?に近いのがJAF GTと言う規定のマシン。
FR、V8、ハイブリットともはやベース車の面影も形も無いに等しいプリウスPHEVがこのクラスの象徴?しかも快音、エンジンはRCFのものらしいですが全然違う音してます。
そしてベース車のままのパッケージングで健闘しているスバルワークスのBRZ、これもまた快音の一台。
公認さえ下りれば思いのままに形作れるJAF GTなので参戦マシンは少なめ。
そしてコストを抑えるために共通量産レーシングシャーシを作ってそこにボディ被せて走らせるというアメリカ的な発想で生まれたのがマザーシャーシ。
FRでV8エンジンを積みボディは86、と言うのが基本パッケージ。
そしてハリボテボディを着せ替えたのがこのマークX、もはや元の面影無いぐらい這いつくばってますが。
そしてエンジン搭載位置を前後逆にしてそれっぽくボディを繕ったのがエヴォーラという事に成ります。
GT300だけで14車種ものワイドバリエーションな参加、う~~んタイミング合えば2019年何処かでシリーズ観戦もアリかな?っと思える凄い面白い状況に成っています。
個人的には海外のマシンが多いのも嬉しいですね。
エヴォーラが無駄にカッコいいし音も素敵、遅いようですけど。
初めてスーパーGTのマシンの走りを生でしかもま近で見れて大興奮な一日でございました。
帰りはのんびり下道で寄り道しながら。
備前日生のかきおこを食べに、美味しゅうございました~。
店の名前が何とも(苦笑)。
しかしスーパーGT、観戦楽しそう・・、でもチケット代が8000円以上するんですよね・・、ハードルが高い・・。
という事で結局2019年シーズン中の観戦は叶わず、結局今年も取り敢えず岡山テストは観戦に行くつもりにしていますがシーズン中の観戦は難しそうです・・。