エコ戦略 日産「ターボ」ハイブリット・電気と三本柱
このような記事が出ております
ターボはエコなのか??
たしかに、欧州の車に最近小排気量の加給機付きエンジンが増えてるようだが…
同じ排気量なら、当然NAのほうが燃費はいいよね…
うーん、何をもってエコとするのかが今ひとつ分からない
環境に優しい車はどういうものか、それをまず考えてみる
・燃費がいい
・排出ガス中のCO2が少ない
・排出ガス中の有害物質が少ない
こういう感じになるのだろうか
じゃ、どうすれば燃費が良くなり、排気ガス中の有害物質が少なくなるのか
単位燃料あたりの燃焼で発生するエネルギーを増やせばいい
ってことになるんではなかろうか
つまりは、どれだけ効率よくガソリンを燃焼させることができるかどうかってことだと思う
そして、発生したエネルギーを以下に効率よく路面に伝えて、推進力にすることができるかどうか
これも重要かと
効率のよい燃焼を起こすための努力は、当然ながら日進月歩で進んできていると思う
昔に比べれば、同じ排気量でも出力は上がっているし、燃費も伸びている
ガソリンを燃焼させたときに発生するエネルギーは、燃焼効率を無視した状態であれば、燃焼するガソリンの量に依存することになる
つまり、一度にたくさんのガソリンを燃焼させればさせるほど、出力は当然のごとく上がっていく
これは、小排気量のエンジンよりも、大排気量のエンジンのほうが高出力であるという関係にあたるのではないか
燃焼効率を同じレベルに保てれば、小排気量でも大排気量でもガソリンのエネルギーへの変換効率が同じになるから、燃費に違いは出てこないのでは?という考えにもいたる
いや待て、それはあくまでもエネルギーをどれだけ取り出せるかどうかの話であって、それがそのまま燃費になるわけじゃない
車には重量ってのが
当然ながら、重い車を動かすには、軽い車よりも多くのエネルギーが必要だ
となると、車は軽いほうが当然ながら燃費はよくなる
一般的に小排気量の車の方が燃費がいいけれども、これには車重が大きく貢献しているはず
以前から思っていることなんだけど、エンジンでの燃焼効率は昔に比べると格段に進歩しているのは間違いない
ならば、それを軽い車に載せれば燃費はさらによくなるんじゃないかと
近年、車は肥大化の一途を辿っているように思う
せっかく燃費のいいエンジンができているのに、大きくて重い車に載せちゃったら燃費が悪くなるじゃん、と常々思っていたわけです
環境のことを考えるなら、まずは車の大きさを小さくするのが一番手っ取り早いと思うんだよね(小さければ、作るのに必要な資材の量も減るわけですし)
で、ターボです
ターボはNAと違って加給機でより多くの混合気を燃焼室に送り込むわけですから、たくさんのガソリンを使うことになる
ただ、このときに燃焼効率がNAよりも優れているのであれば、同等の馬力を発生させる限りには燃費の向上が期待できるとは思う
んじゃ、その辺どうなってんの?
って感じなんですが、そういう話はちゃんと出てきてるんだろうか…
小排気量でも加給機のおかげで一クラス上のパワーが得られて、燃費もいい
こういう風に言うとものすごーく優れているように見えるんだけれども、実際のところ同程度の馬力という視点で燃費を比較したときに、どうなってるんだろう??
小排気量+加給機と中排気量?自然吸気、これらの馬力が同じくらいのとき
果たしてどっちの方が燃費はいいのかしらん?
小排気量だから燃費がいい
ターボがついてるから力もある
なんかものすごーく魅力的な響きだけれど
なんだか少し騙されているような気がしてならないのです…
あ、そうそう、燃費ばかり最後は言ってしまってたけど、有害物質をどれだけ除去できるかも重要ですよね
聞くところによると、ターボだと排気音が上昇するので、触媒の浄化性能が低下するんじゃないかって話も…
個人的には、小排気量で軽量な車を作ってくれればそれで満足だったりするんだけど…
まぁ、ビッグパワーな車に興味がないわけじゃないけどね
現実的に維持できないから買えないだけだwww
果てさて日産
かつてのように「燃費でターボを選ぶ」なんてCMを再び流すのだろうか…
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車 | 日記
Posted at
2009/04/09 17:17:19