2011年06月20日
@ 「まず、犯人から伝えましょう。毒をもったのは□さんです。あの後いろいろと調べてきたのですが、各食器に毒物を塗った形跡がありました。」
妹 「フォークやナイフ、それにお皿といったとこね。」
@ 「そして、その毒付食器をあなたが座るはずだったとこに並べた・・・・」
自分「それを知らずに俺はいつもの席に付こうとしたが義母に誘導された場所になったため難を逃れたが、長兄がその毒を・・・」
指に着いたケチャップを舐める仕草をしながら義妹は言う
妹 「ホント許せないよね・・・・同じ方法で殺してやりたいわ。」
きりっと爪をかじる音が聞こえる。
@ 「それと、□さんを発見しました・・・いや所在が分かったというのが正しいですね。」
自分「どこにいるんだ?」
@ 「婦人の部屋です。先日部屋の前を通過したとき聞こえたんです・・・□さんの声が。」
妹 「あの二人グルよ、なんだかんだで貴方を殺そうとしてるのは間違いなさそうね。そこでなんだけど・・・」
@と義妹の顔がこっちを向く。俺はえって拍子抜けしてると・・・
妹 「貴方を屋敷に連行しよう・・・ってさっきまで話してたんだ。」
@ 「私たちだけでは、捕まえるための証拠と動機がまだ揃いません。危険な賭けではありますがやる価値はあると思います。」
自分「そんな~、俺が義母の前に立ったらどうなるかわかるだろ?」
妹 「だ~か~ら~、それが欲しいんだってば。いい、明日貴方を連れて帰ります。」
@ 「どうか、ご覚悟を。」
それを言った後、ぱくぱくとご飯を食べる義妹。
自分「そういや、なんでここでご飯食ってるんだよ・・・・屋敷で食ったほうがいいだろ?」
妹 「あんなことが起きた後でしょ? 今はみんな疑心暗鬼って状態、ご飯もばらばらで食べてるわ。」
@ 「先ほど次兄様は旦那様と外で食事をしたと聞きました。」
自分「・・・・そういや△さんはどうしたんだよ?」
その瞬間、がしゃんと食器のなる音が響く。その方向を見るとヒュンと空気を切る音が聞こえ・・・
妹 「アイツの話は私の前では金輪際しないで! いい、お兄様?」
喉元にナイフが当てられてることに気付くのに時間がかかった・・・それだけ一気に緊迫した空気に変わった。
自分「・・・あ、あぁ分かった・・・・」
@さんがこっちへと誘い、外に出る
@ 「逃げ出した日、ご婦人がこちらに来たこと覚えてますか? あの情報を漏らしたのは△さんらしいです。」
唖然としてるところに更に話を続ける
@ 「お嬢様があの後、すぐ屋敷に戻って事情を聞いたそうです。△さんは茶を濁すような話しかしなかったそうですが、次兄様に聞いたところ、にやにやしながら伝えていたのを目撃したっと。」
自分「じゃぁ、義母が言った二人で逃げるって話は?」
@ 「お嬢様に対する△さんなりの配慮なんでしょう、逃げたのは私とあなたってことで。」
そのまま今晩はこの寮で寝ることにした、以前襲われた部屋に一人ってのもかわいそうだからと、義妹も三階で寝ると言った事は覚えている。
翌日、3人で屋敷に戻る。義父にはよく無事でと喜んで迎えてくれたが、殺気を放つ義母もそこにはいた。
そして自室に入り、頭の整理をする
(「普段通りの生活をしてください、万が一危険な状況に陥ったら、この防犯ブザーを鳴らし、その辺に置いて寮に逃げて下さい。何かありましたらご相談を。」という@さん。「決着をつけてやるわ母様。そして兄様、簡単に死なないでね♪」と笑顔(?)で言う義妹。)
こんこんとノック音がし、入るよと言ってガチャ。とドアが開く
次兄「やぁ、無事だったんだね。」
安堵の顔を見せる義兄、それからここであった出来事をいろいろと聞く。内容は昨日の二人が言ったことと対して変わらなかった。
次兄「とりあえずこれからは気を付けたほうがいい。敵はいつ牙をむくか解らない。」
じゃぁと言って退室する義兄
それから、夕方まで静かな生活を送る。
何度か義母に遭遇したがこれと言って殺しにかかるような行動はなかった。
そして・・・ドンっとドアが開く
びくっとして見るとそこに、はぁはぁと息を切らす△さんがいた。
△ 「大変です、お嬢様が・・・お嬢様が・・・・と、とりあえず来てください。」
そのまま△さんの後を追い、リビングへ。
そこには、義妹が倒れていた
△さんを越して駆け寄り起こす
自分「おい、大丈夫か?」
妹 「・・・・駄・・・・・てぇ・・・・」
弱弱しい声でうまく聞き取れない。
その時後ろで、「がっ!?」という奇妙な声が聞こえたので振り向くと、△さんまで倒れこんでしまった。
□ 「ご苦労、しばらく眠ってていいよ△。」
□さんがいた、手には日本刀らしきものを持っている
□ 「貴方が来るのを待ってましたよ~? まったく、あの時いつも通りの席についてれば良かったものを。」
自分「何故・・・あなたが俺を狙うんだ?」
□ 「何故? ではお前は何故この世界に来るんだ? 何度も何度もここで殺してやってるのにふざけやがって・・・早く現実に帰りたいんだろう? 私は手助けしてやってたんだぞ?」
自分「じゃぁここは・・・やっぱ夢?」
にやっと笑いさらに言う
□ 「夢の世界ね~、私にとっては此処が現実の世界。そしてこの部屋は私の領域(テリトリー)!」
少しずつ歩み寄る
□ 「切り刻んでやるよ、あんた居合やってるだろ? その技術すべてを駆使してな!」
(居合道って、鞘の内・・・つまり戦わなくして勝つことじゃなかったっけ?)
なんて思いつつ俺は自然と近接格闘の構えを取った
※さ、危険な場面に突入です。しかし、夢の世界での会話って滑稽ですね。
こうやって思い返してると何故か可笑しいです。
さっ記憶の総集編の始まり始まり~♪
Posted at 2011/06/20 14:24:52 | |
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2011年06月13日
はっと、思い出し口を開く
自分「と、とりあえず義兄も一緒に行動した方が・・・」
@ 「あぁ、ご心配なく。すでに連絡済です・・・ですが。」
妹 「下兄様は、しばらく一人で様子をみるって。」
そっかと言い行動開始。
玄関には△さんが待っていた。
△ 「今なら大丈夫です。どうかお気をつけて。」
妹 「貴方もね、ご苦労様。」
@さんの寮はこの家の隣にある、3階(ぐらい)の建物。
その隣にも家々がたくさんある。
@ 「最上階の部屋は誰も使ってません、お好きな部屋をどうぞ。」
自分「あ、あぁ。」
電気もつけず、一人部屋に入り窓沿いから出てきた家を見る。
(この先どうなるんだろ・・)
数分後、どんどんと力強くドアをたたく音が3階の各ドアから聞こえる。
数秒ごとにだんだんと近づいてくる。
(今度はなんだよ・・・)
のぞき窓をのぞいてみる、そのまま音を出す元凶がドアを挟んで目の前に・・・・。
(義母だ!)
と思った瞬間にやって笑い、どんどんとノック音が鳴る、どうする・・・ことが済むまで微動だに動かず様子を見るが・・・
義母「・・・・いるんだよね?」
ぞくっと血の気が引く・・・何でここにいることがわかってんだよ・・・見えてるのか?
・・・・・動けない、完全に圧倒されてしまった。
義母「・・・聞いたよ、@と二人で逃げようったってそうはいかないよ?」
(@と二人? なんだ、おかしいぞ・・・それ?)
義母「開けろ開けろ開けろ、早く開けろ、すぐ開けろ!」
ドアノブがかちゃかちゃと音をたてる
ゆっくりとドアを見つつ後ずさりながらベランダに移動する、窓に背が当たったのでそのまま振り向いて鍵を開け、外に出ると・・・・
自分「うわ・・・・んぐ?」
そこにすでにいたであろう人影に手で口を塞がれる。
@ 「し、声を出さないで下さい・・・・感づかれる前に逃げます。」
うんうんと頷くのをみて口を解放してくれる。
どこから来たと聞いては非常階段ですと冷静に話す。
そのまま@は慣れた動きで隣の屋根に飛び降り移動開始する
自分「あっ、あれについていけっていうのか?」
四苦八苦しながらついていき100mは離れたところでようやく@に追いつく
自分「何故、あそこにいるってわかったんだ?」
@ 「・・・わかりません、私の部屋をスルーして3階に行ったこと事態が理解できません。」
自分「そういえば、義妹はどうした?」
@ 「3階のノック音を聞いた後、先に屋敷に戻りました。」
自分「義母は変なこと言ってたぞ、@と二人で逃げることはできないって・・・」
@ 「・・・・ということは私も敵視されてるということでしょうね。」
自分「義妹も・・・・実は・・・敵?」
@ 「違います、お嬢様は味方です。敵であったなら私はあなたを守る道理はありません。お嬢様はあなたを守れと命じた、それが唯一の真実ではありませんか?」
しばらく黙る
@ 「私は、屋敷に戻ります。あなたはしばらくどこかで身を隠していてください。」
自分「えっ?」
@ 「あなたの居場所が誰も知らなければ、当分は襲われる心配はないと思います。」
そう言い残し、いなくなる。
それから三日が経った、あのあと俺は川沿いの橋の下で野宿していた。
身を隠せと言われたが気になる・・・@さんの寮に戻ろう。
夜、@さんの部屋の前に来た。頼れるのはこの人しかいないと思いノックする。
(・・・・・いないか、まだ屋敷だろうか・・・)
移動しようと背中を向けた瞬間ドアが開く。
目があった瞬間二人で、あっ?っとなりすぐに手を引かれドアを閉める
@ 「怪我とか襲われたとかないですか?」
? 「誰が来たの?」
部屋の奥から妹がひょいっと顔を出した
妹 「あら、いいタイミングで帰って来たわね。」
自分「・・・何をしてるんだ?その・・・・・服に着いた赤いシミは?」
ごくっと生唾を飲む
妹 「うん? あはは、血とかってなかなか取れないのよね、困っちゃって。」
自分「・・・何を言ってるんだ?」
妹 「人って、意外と固いんだよ? 体に刺さったナイフを抜こうとしても筋肉が硬直してビクともしなくてさ、おまけにナイフの柄に付いた血がヌルヌルって滑ってさらに抜けづらくってさ・・・これはその時血を拭いた痕なの。」
自分「お前・・・・まさか?」
妹 「・・・お母様を刺した。」
冷徹な顔をして言う。しかし、後ろにいる@は何故か笑いを堪えている。
唖然としてると急にごめんなさいと笑顔で言う
妹 「嘘嘘、そんなわけないでしょ? よく見てよ。 ケチャップの出が悪かったから、思いっきり振ったらべちゃって出てきちゃってさぁ・・・あぁ~あ、泣きたいよ。」
それを聞いてぺたんと座り込む
@ 「面白い光景でしたよ、貴方にも見せたかったですね。」
くすくすと笑う
自分「ビックリした~、ところでいいタイミングってのはこのことか?」
ケチャップだらけにもかかわらずまじめな顔で言う
妹 「いえ、上兄様を殺した手口が解りました。やはり毒殺です。」
自分「な、何だって?」
※さ、やっとここまで来ました。早く普段の日記に戻りたいです。
まぁ内容を教えると言ったんで、わが悪夢其の壱を最後まで書きます。
もうちょっとお付き合いください。
Posted at 2011/06/13 14:49:58 | |
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2011年06月10日
こんなやり取りの中、次兄を見た。
殺すなんて言っても次兄はまっすぐ義母をみていた。
次兄「母さん、落ち着いてよ?兄貴が死んだのと、こいつの恨みと何が関係があるんだ?」
その言葉に反応したのは妹。
妹 「そうだよ、殺したって死んだお兄ちゃんは生き返らないよ?」
義母「あんたたち、親に向かってなんて口の聞き方をするんだい?」
義父「まぁ落ち着きなさい、さっきお前は召使いの□が長兄殺したって言ってたじゃないか?なぜその矛先をあの子に向ける?」
義父が義母の肩に手を置き動きを止める。
義父「△、子供たちを部屋に帰らせなさい。」
△ 「かしこまりました。さっ、お嬢様こちらへ・・」
@ 「では、この子たちは私が・・・」
@と次兄の三人はリビングを後にする。
次兄「・・・お前じゃないんだよな、兄貴を殺したの。」
自分「当たり前だろ?」
@ 「てっきり誰かに助けを求めると思ったのに・・・なぜ動かなかったの?」
そう、昔の自分はいろんな人に助けを求めてみたが、最終的には殺されるという運命を思い出していた。
自分「はは・・・何で・・・かな?」
@ 「・・・・・。」
背中越しから@さんの視線が刺さってる気がする。
実は、この人に助けを求めたこともある・・・が、養子という立場ゆえにまったく動じてはくれなかった。
次に俺は・・・・(無くなった包丁について次兄に聞いてみる、無くなった包丁について@に聞いてみる・・)
次兄と別れ、@さんと二人。
自分「包丁が無くなったってホント?」
@ 「包丁? 果物ナイフのこと?」
自分「どっちでもいいけど、最初に発見したのは誰? △さん?」
@ 「いえ、お嬢様です。」
足を止めて振り返る。
自分「今、なんて?」
@ 「最初、お嬢様が無いと叫びました・・・あぁ、△さんもいたっけ?」
あっと思い出したかのような仕草をして言う。
あの二人?
自分「何で、その包丁を持った人に俺は殺されるって思ったんだ?」
@ 「・・・・・。」
目をそらしていたが根気強く問うてみた。
@ 「失礼ですが、誰もが兄殺しについてあなたを疑っています。無論この@っも。」
あぁ、だから助けを求めても手を差し伸べてくれなかったんだ。
@ 「あの時逃げ出していたならば、誰もがあなたは黒ってことになってましたよ。しかしあの場に踏みとどまった・・少なくとも私は、あぁ、君じゃないんだって。」
くすくす笑う。
そして再び歩き出す。その間いくつか話をしたが、割愛。
自分の部屋に着きベットに倒れこむ。
このままこの夢から覚めてほしい・・・しかしこの悪夢は簡単には帰してくれない。
ドアがノックされる。
はいとドアを開けるとそこには@さんと妹がいた、あぁ悪寒がする。
妹 「・・・・逃げよう?」
またそれか?
@ 「・・・・今晩はこの屋敷は危険だと思います。」
自分「逃げるってどこへ?」
@ 「私の寮でどうでしょうか? 空き部屋は沢山ありますし。」
自分「しかし・・ここで逃げたら・・・。」
妹 「大丈夫、△がいろいろと隠蔽してくれてるから。」
う~んと考えてすぐ、そうだと思い出し、二人を部屋に入れ周りを見てからドアを閉める。
自分「なぁ、何故包丁を取り出したんだ?」
それを聞いて妹はびくっと反応する。その仕草を@も見逃さない。
妹 「あっ、あははは、何のことかな~?」
@ 「・・・そういうことでしたか。」
妹 「何よ?」
@ 「敵(かたき)が違いましたね、お嬢様。」
うっと、驚くが@には敵わないと察したのかすぐに口を開く。
妹 「・・・・最初はあなただと思ってた、大好きな兄様を殺したの・・・ねぇ違うんだよね?」
自分「あぁ。」
妹 「じゃぁなんで夕飯の席あそこじゃなかったの?」
自分「だって、上機嫌で(だったかな・・・)ここに座れって言ったんだぜ?怖くていうことを聞くしか出来なかったんだよ。」
@ 「上機嫌・・・・そういえばあの席に料理を運んだのは□さんでした。そしてその□さんと念密にぶつぶつと会話をしていたのを覚えていますが、これと関係があるんでしょうか?」
自分「それって、毒か何かを俺に狙ってたのか?」
その時妹が無言で部屋を出ようとする。
自分「ど、どうした?」
妹 「そっか、そういうこと・・・・・だったんだ。ふふふふふふふふふふふ、殺してやるわ。」
待てと言って@と二人で止める
妹 「離してよ? 母様を殺すの、絶対に許さない。」
@ 「まだその時ではありません、相手のしっぽを掴むまでは。」
自分「そうだよ、まだ義母が毒殺を考えたって決まったことじゃないだろ?」
くるっと振り返る、表情が怖い
妹 「ねぇ、もう一回聞くね? 嘘は嫌だよ? 兄様を殺したのはあなた、それとも@?」
果物ナイフを指の代わりに向けてくる
自分「だから違うって、殺してどうすんだよ?」
@ 「・・・残念ながら私でもありません。」
妹 「信じていいんだよね? 財産目的で我が家に忍び込んだとか、そういうのじゃないんだよね!?」
自分と@は相槌を打つのを確認して果物ナイフをしまう
妹 「じゃぁ@、そして義兄様を信じます、だから私を裏切らないで。そして@、義兄様を守ってあげて。」
@ 「・・・仰せのままに。」
@が妹に正対し片膝ついて服従の誓いを口にする。
俺は、うんとしか言えなかった。(情けない)
俺の悪夢は中盤に差し掛かろうとしていた。
※とまぁ我ながら意味不明な夢ですよね?
あの母がいてこの娘ありって感じで話が進んでいきます。
短くしようと努力してますが、長くなりそうですね。すいません。
あっ、自分のように同じ夢を何度も何度も見る方っているんでしょうか?
内容も少しずつかわったり、同じだったりとか?
Posted at 2011/06/10 22:35:39 | |
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2011年06月09日
自分「いや、そんな悲鳴が聞こえたんなら近所の誰かが来るでしょ?」
義兄「何を悠長なことを・・・」
妹 「嫌だよ、行こうよ、助けを呼ぼ?」
(なぜ彼らはこんなにも俺の心配をするんだ・・・実の長兄が吐血して倒れたというのに・・)
自分「とっ、とりあえず今は動かないほうがいい。父さんも部屋に居ろって言ったでしょ?」
うっ、と喉をならす次兄。
次兄「じゃぁ、なにかあったらすぐ来るからな?」
妹 「えっ?家に残るの?一人は嫌・・・ねぇ、私もここに居てもいい?」
顔を下に向けているため表情が見えないが・・・なぜだろう義母にも似た冷たい声色。
次兄も、あぁそうしててくれよと頷くがさてどうしよう。
俺は・・・(妹を部屋に招く、次兄も一緒に招く、次兄に妹を引き取ってもらう、召使いの△を呼ぶ、女性の召使い@さんを呼ぶ、しばらく考える・・・)
う~んと考える自分
(内線で誰か呼ぶか・・・しかし誰を・・・信頼できる人は義父以外・・・いない?)
ねぇ、ねぇってば~と言う妹、気が付けば次兄はもういなくなっていた。
じゃぁっと部屋に入れようとした瞬間、こら~っというデカい声。ドアから顔を出すと・・・
自分「えっ?」
なぜ刺されたという義父がそこにいるのだろうか?
そのまま義父は部屋に居ろと言ったろと妹を怒りながら連れて行ってしまった。
しかし、その時横を向いた妹の華奢な体とは縁のないある物の形を俺は見た。
(なんで、あいつ・・・果物ナイフみたいなのを腹に隠して・・・護身用か?それとも・・・いやまさか。)
それから数時間が経過した、内線がなり至急リビングに来るよう義父からの呼び出しがあった。
そこに集まったのは・・・
義父、義母、義次兄、義妹、召使いの△、あと女性の@さん・・・あれ、一人いない?
義父「みんなを呼んだのは他でもない、長兄が亡くなった。それと、召使いの□も行方不明だ。」
義母「□だわ、長兄を殺したのは絶対そうよ。」
俺は口論中の父母をよそに次兄に近づきこそこそ話をする
自分(義父さんぴんぴんしてるじゃん。)
次兄(・・・・・・・。)
自分(なぁどういうことだよ?)
次兄(・・・・・・。)
それをみていた@さんが俺の肩をぐいっと引っ張り、次兄から引き離す。
そしてこれも小声で
@ (あなた、果物ナイフ知らない?)
自分(えっ?)
@ (夕食後から無くなってるの、ねぇ知らない?)
俺は・・・(妹がそれらしいのを持ってたと正直に答えるか、しらを切るか・・・)
自分(・・・知らない。)
@ (そう、なら気をつけた方がいいわよ?)
自分(え?)
@ (あなた、殺されるわ。)
自分(殺されるって誰に?)
@ (くす、決まってるじゃない。その凶器を持った人によ。それと・・・あれを見なさいな。)
@さんの顎がぐいっとある方に動いたかと思うと自分のそばを離れる。
しばらくしてからその顎で指したほうをゆっくり見ると・・・
△さんと妹がひそひそ話をしていた、なぜだろう時折こちらを見るのは?
そういえば、妹はさっきこんなことを言っていた。
(・・・・さっき召使の△さんが包丁が1丁見当たらないんだって言ってた・・・・そして自分で言っておきながら、懐には果物ナイフらしいのを隠し持っていたじゃないか?あれ、@さんの言った果物ナイフがないってのは正しいのか?)
解らない、誰が味方で誰が敵なのか?
困惑してるなか、突如話の主役は自分に向けられていた。
義母「この子を養子として迎えてから何かが狂ってしまった、元凶はあなたよ!ずっと夫に説得されてたから今日ぐらいは母らしい態度を取ろうとしたわ、それがこのざまよ?」
人差し指を向けながら言う。
義父「そんなに当たらなくても。」
義母「殺してやるわ、絶対に!邪魔をするならたとえあなたでも!!」
義父「俺でも?」
義母「殺す!」
まさに般若の面をかぶった形相。
さすがにこの迫力に全員が後ずさりしてしまう。
嫌だ、この夢は此処が一番嫌だった・・・だった?・・・はっと思い出した。
この後俺はここで死ぬ運命が待っている、夢と分かっていても死ぬまでの痛みが現実に近い痛覚が訪れる。これだけは本当に嫌だった。今の敵は間違いなく義母だ!
俺はすかさず・・・(@さんに助けを求める、妹と△さんに助けを求める、父に助けを求める、次兄を見る、恐れず戦う(DQN)、一人逃げる)
ささ、疑心暗鬼な自分に追い打ちをかける殺意。なんとかして味方を作らなくては生きていけません。
自分の夢の世界ですが、みなさんならどうしますか?
すぐ続きを公開せずに、ちょっと各々で推理してみますか?
(-"-)ムー
Posted at 2011/06/09 20:52:20 | |
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2011年06月09日
こんにちは、今朝の何してるで書いた悪夢をハッピーエンドに持っていくことができました。
しかし、これは以前に攻略した内容だった話しなわけで・・・忘れたころに夢の世界で自分版ひぐらしの○く頃にがスタートするのです。
記憶の欠片は集まってる。
そこで、この夢の内容を重要部分だけを小説風に書いてみようと思います。
途中俺は・・・と記載されたとこは運命の選択(試した行動)になります。
(意外と鮮明に記憶してますよ・・・なんせ何度も死んだ夢ですから♪)
気が付けば、コンクリート調の建物の部屋に一人。
はぁっとため息しつつ、記憶を整理し現在の状況を確かめる。
(ちなみに初めて見たときはこんな情報一切ありませんでした。何度も見て構築した情報です。)
一、自分は養子でこの家に迎えられたこと。
二、義理の父はやさしくとても大切に育ててること。
三、家族構成は、義父、義母、義兄×2、義妹と自分。
四、30前後の召使が男×2(△さん、□さん)、女×1(@さん)がいる。
五、母は自分のことを嫌っている(××があるだっけ?)。
六、建物はかなり広いが、隣接する近所の家もたくさんある。
今日はこれしか思い出せない、記憶の混乱とでも言おうか・・・しかし、五と六の情報が特に重要であるのを思い出す。
内線で夕飯の準備が整いましたと連絡が入る・・とりあえず食卓へ移動。
テーブルの前に着くと義母が気持ち悪い笑みを浮かべながら手招きをする。
「あらっ、早いわね・・・とりあえずこの席に着きなさい♪」
忘れてはいけないが、義母は××を持っていたような・・・まぁ明らかに怪しい。
初めて会った時からこの人は嫌いだ、たぶん向こうもそう思っているに違いない。
そこで俺は・・・(素直に従うか、反発するか・・・)
「はい、そうします。」
と言い素直に着席をする。
数分後、家族がそろい食事開始。
ここで最初の不運な出来事が・・・
長男が吐血。そのまま意識が無くなる。
ふと思えばその場所は養子としてここに来てから自分がよく座ってた場所。
それを見た義母が叫ぶ。
「○○~、あぁ、どうして?」
厨房から駆けつけた召使も驚愕。
しかし、そのむく方向は何故か・・・・?
(えっ、俺?)
長男を運ぶ召使い達、それについてく義母。
呆然とする一同、そのまま解散し自分の部屋へ戻る。
(なぜ、召使いが俺の顔を見て驚いていたのか?普段口も利かない義母が笑みを浮かべて席を勧めてきたのか?)
その時ノックする音がなり、ドアを開けると青ざめた次兄と妹が入ってきた。
次兄「なぁ、どういうことだよ?」
自分「えっ?」
妹 「絶対おかしいよ、だってあそこの席いつも貴方が座ってた場所でしょ?なんで今日に限って母の隣に座ったの?」
質問している意味がよくつかめない。
自分「いや、義母が上機嫌でここに座れって言ったから・・・」
次兄「それが解らないんだよ、なぜ母の隣に行った?」
自分「あっ・・・」
妹 「逃げたほうがいいよ~?さっき召使の△さんが包丁が1丁見当たらないんだって言ってたの、ねぇ襲われちゃうんじゃ・・」
自分「何で、なんでそうなるの?」
次兄「よく母が父と揉めてたことがあるんだ、あの養子に来た子は悪魔の子だって、すぐ追い払ったほうがいいって。」
妹 「それでね、それでさっきね・・・ひっく、うぇぇぇん。」
次男「・・・・聞こえたんだ、父さんの悲鳴が。」
それを聞き血の気が無くなるのを感じる自分。
(しかし俺はそんな悲鳴を聞いていない。もし本当なら近所が不審がって来宅するのでは?)
妹 「逃げよう、なんか嫌だよ~。」
泣きじゃくる妹をあやしてる次兄。顔をこちらに向けるとその眼はさぁ早くと語っている。
俺は・・・・(逃げ出す、事実を確認する(調理場)、部屋に残る)
さて、これを読んだあなたならどうする?
(*>艸<)次の日記に続きます。
Posted at 2011/06/09 19:42:43 | |
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