AKILAのブログ一覧

秋葉原から徒歩で深夜１時過ぎにようやく帰宅できました。
思っていたより時間がかかり、寒さもあってか疲労も多く、体はガタガタ...
で、こちらは家族も家も無事でした。

地震発生時は２７Ｆにいました。
まるで乗り物に乗っているかのように景色が揺れ、立っていられない状況が何度も。
マジで酔いました。
そしてあちこちから煙が上がるのが見えました。
携帯も固定電話も通じずネットのニュースだけが頼り。
そんな中会社を出ることができたのは１７時過ぎ。
もちろん２７Ｆから階段で降りて、その時点で既にヘトヘト...
で、まずは公衆電話を探し、でもどこも長蛇の列。
駅周辺はダメだと思い、自宅の方角へ歩き出し比較的空いている公衆電話から電話するも、相手が携帯だとダメ。でも実家の固定電話には繋がりました。
そして歩くことを決意してまず買ったのが手袋でした。
夜に向けてこの寒さの中をポケットに手を突っ込んで長時間歩くわけにはいかないし、手は自由な状態にしておかないと。
携帯オーディオのＦＭを聞きながら、めげないように「この際散歩を楽しもう」くらいの気持ちで歩き続けました。
まわりにも歩いてる人が大勢いました。
ようやく嫁と連絡がついたのは２０時頃だったと思います。
その頃コンビニやマックやコーヒーショップは人出溢れ、食べられない、暖まれない、休めないの状況が続きましたが、浅草の立ち食い蕎麦屋でようやく食べ物を食べることが出来ました。
一度はバスを待ってみようと亀有行きの列に並んではみたんですが、一向に来る気配もなく...
で、その列に居合わせた人が「八千代までなんですが...」というので、「亀有に着いたところで途方に暮れるだけですから避難所に行った方がいいですよ」と薦めておきました。
結局バスはあきらめ要所要所で休みつつ、でも寒くてゆっくりも休めず、でもみんな歩いてるし、大丈夫と思いながら歩き続けました。
車道を見ると車がビッシリ。やはり歩いてる方が全然早い。
なのでようやく見つけたバスも乗らずあえて歩き続けました。
途中自転車屋で自転車を買う人の列もありました。
楽しそうに話しながらの人もいました。
焦ってる風の人、ここぞとばかり着替えてアスリートな人。
でもみんな落ち着いていました。
トイレを開放している店も結構あり心温まりました。
でも駅間で電気を暗くして止まったままの電車などを見ると、あ～ただごとじゃないんだなぁって実感しました。

そして改めて感じたこと、それは「これ以上公衆電話を撤去したらイカン！」

ま、大変な状況になってますが、何とか気を落ち着けて頑張りましょう。