つづき
外装が決まれば、内装に入っていきます。
玄関扉と玄関の床材、クロスと順番に進んでいきます。
ここからはインテリアコーディネーターさん頼りになります。
インテリアコーディネーターが、こちら側の要望を取り込みながら、バランスよく
まとまるように提案してくれます。
でも当然コーディネーターさんとの相性もあります。
今回のコーディネーターさんは女性の方(この職種は女性が多いと思いますが)ですが、
この方は、担当営業の方が今までの流れから、この人がいいじゃないかと思って指名してくれました。
実際のところ、内装について大変なのが、クロスの選定になります。
そこで、今回に打ち合わせに先立ってどんな感じの内装にしたいのか、
雑誌、ネットを見ながら考えました。
これも当初は南欧風や北欧風のナチュラルテイストで考えていました。
おおざっぱに説明すると、白い壁にアイアン飾りに、無垢の木って感じになります。
北欧は、アイアンが少ないかな。
「南欧風インテリア」で検索してもらうと色々と出てきます。
イケヤやニトリや無印良品の影響かも知れませんが流行っているようです。
参考にした本がこれ↓
しかし、これらの本を読みこんでいて気がついたのが、白くするのは簡単じゃないの?
いつでも白くできるので、なんか拘りを楽しんでみたいと思うようになりました。
今回のSCホームの家は、各所にホワイトなデコレーションモールがあるので、それらが映えるようにしたいと。
その場合は、白いと目立たないのではないかと。
また、白い部屋はかわいいのですが、我が家には少し若すぎるかなぁと。
30代前半の夫婦に似合うのかなぁと思いました。
私たちも10年前だと迷わなかったと思います。
なので、10年後ぐらいにしっくりくる内装はないかなぁと調べに本屋に行きましたが、
やっぱり南欧、北欧です。。。
そこで、メインの本棚ではないところにひっそりと置かれていた一冊の本に目が。
この本です↓
そ・アンティークなお家です。
さっそくこのお高い本を購入し、我が家に♪
嫁さん、子供に見せると「かわいい~♪」と絶賛です♪
決めました。ナチュラルテイストはやめて、アンティーク調の濃い方向に行くことに!
まぁこの本のようなディープなところまではさすがに無理ですけどね。
だって、ここまでするには、家具が高~い!私に似合わな~い!
その辺をインテリアコーディネーターさんに伝えて、クロスの選定の始まりです!
イ「このクロスは好きですか~。これはどうですか~」
と色々とヒヤリングしてきます。そして思いのまま伝えていきました。
私「それはカーテンみたい。それはハンカチみたい。それは好き。なんかババシャツみたい」と
思いのまま(^^;)伝えていきましたよ。ほんと思いのまま。。。
嫁さんはもっと丁寧な言い方で伝えてましたが。。。
後で聞いたのですが、この時のヒヤリングは非常に重要で、このときの反応で傾向を掴んで
いって、後々の提案するクロスを絞っていったそうです。
クロスの種類って、広辞苑みたいなサンプル帳が何冊もあって、その中から選んでいくんですが、
素人には無理な世界です。結局「白」が無難かなぁっとなるんじゃないかと。
クロス選びは、まずベースとなるクロスを選んで、それを基本に各部屋でのアクセントのクロスを
選定することになります。(今回経験して知りましたが。)
で、我が家のコンセプトはアンティーク調としましたが、ディープなものは避けるように希望しました。
そこでベースとなるのは、アイボリーで適度に柄が入ったものになりました。
それが、玄関から始まるクロスの基本となります。
いろいろと各部屋のクロスの選定をしていったのですが、
一部屋にある四面の壁面の内、一面に柄物を入れると、アクセントとなり、かつ濃くなりにくいとのことです。
イ「ここのモデルホームもそうなんですよ~」
改めて見回すとそうなっていました。へぇ~
そんなこんなで、クロス選びに3週間ほどかかり、クロスが決定したのが、12月末のころでした。
な・なんと クロスは17種類使うことになりました。同じ色の部屋はありません(^^;)
これらを、バラバラにならないように、つながりあるようにするには私達には到底無理なことです。
まぁ、クロスの選定&決定はほとんど嫁さんに任せましたので、私は楽でしたが、
嫁さんはしんどかったのではないかと。まぁ楽しいことでもありますけどね♪
さてさて、完成したらどう見えるか見物ですね♪
床材もクロスに合わせましたので、
メープル、パイン、オーク、ブラックピーチと4種類使うことになります。
これでも費用は変わらないんですよ(驚)。
まぁ各仕様を図面に落とし込む設計士さんには、モデルハウスみたいですね~って言われましたが(汗)
残す打ち合わせは、照明器具になりました。
基本的に照明器具は別途工事になるのですが、壁紙との雰囲気を合わせる必要がありますので
引き続きインテリアコーディネーターさんの出番です。
この照明器具も各メーカー電話帳みたいなカタログがあり、それを何冊も借りて帰り、家で色々
見ながら、各部屋に付ける照明器具を考えていきました。
特に、アンティーク調で考えておりましたので、一般的なシーリングライトでは似合いませんでした。
壁面に取り付けるブラケットライトを組み合わせながら、あるいはシャンデリア調の物を
織り交ぜながら選定していきました。
そして、インテリアコーディネーターさんとの打ち合わせで、選定したものを説明しました。
ここで、インテリアコーディネーターさんは私達の好みを掴んだようです。
私達が選定したものの他に、似たようなテイストの安価なものや、逆にアクセントとなるところには
ちょっと奢ったものなど色々提案してもらいながら決定していきました。
照明の取り付ける位置や、数なども同時に提案してもらいながらの作業でした。
この打ち合わせも、クロスの選定と並行で行い、12月末に一先ず決定しました。ふぅ~
予定していた年内に全ての打ち合わせが何とか間に合いました。
年が開けると最終打ち合わせにを行い、工事着工です。
最終打ち合わせを行うと、材料を発注することになるので無償変更はできません。
したがって、年末から1月初旬に予定される最終打ち合わせまでに、今までの決定事項を
おさらいして、変更点はそれまでに伝える必要があります。
次回、「最終打ち合わせ編」で一先ずこの連載?の第一部は終了です。
つづく