つづき
さてさて、週末の打ち合わせまでに、2階の間取りの要望を伝えないといけません。
通勤電車内で図面を広げる日々が続きました。
設計士さんは、吹き抜けを提案して下さいましたが、
2階のリビングが凸凹してしまいます。
設計士さんの案に書庫があるのは、我が家の文学書・・・ではなく、
なんだか捨てることができないコミックと
ちびっこの思い出の絵本や
私の車関連の本などをまとめて置くためです。
ほんの背表紙が見えると部屋がうるさくなるかなぁと思ったのと、
本棚に扉を付けるとその分のスペースが必要になるのと
$の関係で部屋風にしてもらいました。
それとここで私のわがままが。。。
「書斎=工作部屋」と「自転車などの雑多な物を置く収納」が欲しくなりました。
その上、リビングを通常で使いやすいものに。
こう考えると、吹き抜けを設置するスペースを活用するしかありません。
で考えたのが、
リビングを2重壁にして、壁裏に本と雑多収納と書斎(工作部屋)を設けるものです。
コミックは奥行きがなく、薄型の本棚を使用できますので、雑多収納につながる廊下をそのままコミック書庫にしてみました。
そして打ち合わせ前にメールを送り、
こんな↑感じの2階にして欲しいのですが、理由は・・・(上の通り)です。
●そして打ち合わせ当日
どうですか~?
設「こんな感じになりますので、問題なくいけそうです。」
私「おぉ~ ニヤリ いい感じですね~」
設「ただ・・・」
私「ん?」
設「2階リビングの法律上の採光が不足しますので、トップライト(天井窓)が必要になります。」
「仮に法律上クリアしていたとしても、実際には暗くなるので、トップライトをお勧めします。」
「2階リビングが狭い場合は、廊下やホールとして申請すれば採光は無視できるのですが、今回は広いので居室扱いになります。」
私「そ・そうですか。それは仕方ないですね。トップライトでお願いします。(内心・・・お金が~泣)
このように私の案では、トップライトが必要になりました(グスン)。
トップライトについて、設計士さんと営業担当に相談したところ、
法律上の採光は、トップライトを付けて、トンネル状の穴を天井に設けて、リビングに光を入れる
ことでクリアできるそうですが、
実際には、通常に天井を取っ払って、勾配天井にした方が、トップライトの光が拡散するので
実用的で雰囲気がよくなるとのことです。
おぉ~それはいい考え!でも高いんでしょ?
営業担当に聞いたところ、そんなに高くならないようです。SCホームのいいところ♪
その方向で行くことにしました。土地が安くなった分、こういったところにまわせますね♪
天井からの熱気に対してリスクはありますが、高断熱構造に期待することにします。
次回で勾配天井を含めた図面と、窓・設備関係の打ち合わせなります。
注文住宅ってここからが大変! につづく
と思ったのですが、早いとここの連載(?)を現状に追いつかせないといけないので、
さらに続けます。長文失礼m(_ _)m
さて一週間が経過しました。
勾配天井にトップライトがついた図面を確認しました。
立体的にはよくわかりませんがいい感じなのと、勾配天井のアップ額が10万円も
しなかったのでこの方向で行くことにしました。
やっと間取りが決まりました。11月末のことです。
ほっとしたのも束の間ここからが、注文住宅の大変なところでした。。。
注文住宅は文字通り注文をつけることができます。
注文を付けるには、色々と知っておかなければなりません。。。
設「窓を図面のように配置しましたが、このでいいのか確認していきますね。」
私「は・はい」
窓について、先週までは簡単に考えていましたが、打ち合わせが始まると大変なことに
気がつきました。
窓には色々と種類があります。
今回は、
・縦滑り出し窓 ・横滑り出し窓 ・上下スライド窓 ・引き違い窓 ・FIX窓 ・掃き出し窓 などなど
多くの種類から選ぶことができます。
さらに窓には ・透明 ・スリガラス の違いもあります。
なので、設計士さんの提案に対してどう?って言われても判断できる知恵がないと返事が
できません。
設計士さんは、提案をしてくれ、理由の説明はしてくれますが、決定は施主がしなければいけません。
窓に位置についても、判断しなければなりません。
まず、窓の位置を判断するには、部屋の使い方を考えないといけません。
ここが大変で、色々な部屋の使い方を想像しながら考えていきますが、
使ったことがない、当然見たことがない部屋を想像しながら。。。
各部屋、洗面、キッチン、玄関と全てにおいてシミュレーションが必要です。
数種類の案を出さないと、それでいいの判断ができないので、頭の中をぐるぐると。
今ある家具の配置と、将来増えるであろう家具の置場も想定しながら。。。
将来の模様替えも想像しながら。。。
当然、一回の打ち合わせで終わるわけではありません。
このシュミレーションが数週間つづきました。
最終的に決定したのは、1月初旬のことでした。。。ふぅ~
しかも!この窓に並行して、設備、内装の検討が必要になります。
設備面で今回大変だったのが、
ハウスメーカーさんの設備(キッチン・風呂などなど)の設定は標準的なものと
若干グレードアップしたオプションがありますが、それ以外の物を選定するには
施主が調べて判断しなければならないことでした。
一応その他も提案してくれますが、施主がコンセプトを伝えないとには進みません。
今回、ガス、電気併用で行くことで考えていました。
なので、設備を見るのに、気軽に大阪ガスのショールームに行って調査しました。
あれ?大阪ガスの品番って??? つづく
・と思ったけど更に続けますm(_ _)m
大阪ガスのショールームで、給湯器、コンロ、風呂設備を体験してきてカタログをもらって
きました♪
でガス設備の希望が見えてきました。
ガス設備は決まったかな~見積もりをお願いしよ!
●設備関連の打ち合わせ当日(12月初旬)
ここからはインテリアデザイナーさんにバトンタッチです。
イ「キッチンはどうされますか?」
私「今回、無垢の木の扉のキッチンがいいので、ウッドワンにしようと思います。」
(キッチン、洗面、風呂については、嫁さんの希望を最優先にしました。)
イ「SCホームでウッドワンの設置は問題ないですが、仕様についてはウッドワンさんで
確認して決定してもらう必要があります。もう決まってますか?」
私「えっ」
ここで初めて知りました、ハウスメーカーさんがウッドワンさんの代わりに仕様説明など
をしてくれるものと思っていたんですが、違いました。
標準&標準OP設定は説明してくれますが。
イ「まだでしたら、早急にウッドワンさんのショールームに行って決めてもらったほうがいいですね。」
「本日、行けますか?行けるようでしたら先方に連絡しておきますね。」
カングーバビューンとウッドワンのショールームに!
ショールームで色々と確認して、扉の意匠、シンクトップの種類、換気扇など
仕様を決めながら進んでいきました。
ウ「コンロはどうしますか?」
私「ガスで考えています~」
ウ「希望のものがありますか?」
私「大阪ガスのこれか、これがいいので値段で判断します。」
ウ「大阪ガスさんですか。。。ちょっと聞いてみないとわかりませんので時間を頂戴しますね。」
ここで私たちはやっと気がつきました。
大阪ガスの品番って専用品番なんですね。
キッチンメーカーは、リンナイやハーマンから引っ張ってくるので、品番が違います。
なので、大阪ガス品番のものがリンナイやハーマンのどの製品になるのか
確認する必要があります。しかも大阪ガス仕様とガス器具メーカーの仕様は若干違います。
なので、正解は、ガス器具メーカーのショールームやカタログで確認して、
ガス器具メーカーの品番で指示することでした。
とりあえずウッドワンでお願いして、家に帰ってネットでガス器具メーカーのHPを確認です。
そして、大阪ガスの器具と同じものがどれかを照合しました。夜中まで。。。
●そして、翌週、設備打ち合わせの続きです。
イ「ウッドワンさんから見積もりでましたが、ガス器具はSCホームで手配して設置した方がお安くなりますよ。」
私「そうですか。それではこのリンナイのこれかこれにして下さい。値段で判断します。」
(夜中まで頑張ったのでスムーズに指示ができました。)
この調子で、洗面化粧台、風呂、トイレ設備打ち合わせが進みました。
各メーカーのショールームに行って確認の日々。。。
なんだかんだで設備の仕様が決まったのが、12中旬でした。疲れた~
内外装の意匠につづく