ひとまずエアロパーツの第一段階まで進んだスープラですが、じっくりボディーを眺めていると・・・
フロント部分のリップスポイラーが想像以上に厚ぼったい感じで、なんだかあまりカッコよくありません。
サイドステップのボリュームに負けないようにしたのが却って裏目に出てしまったようです。
実はリップスポイラー形状にしたのは理由がありまして、このスープラのキット、ボディとシャーシのフロント接合部分のボディ側ダボ穴がエアインテークのすぐ近くにあるんですね。
なので、出来ればインテーク関係の形状をいじりたくなかったのですが、この仕上がりはちょっと問題。
しかしながら、サイドやリアのエアロのボリュームを考えるとフロントのボリュームをあまり減らすことは出来ません。
当初の予定から変更し、フロントのインテークを拡大し、実車で言うところの一体型エアロバンパーに変更することにします。
そもそもチューンドターボ車は冷却が厳しいのが常ですから、開口部が大きいバンパーの方がそれらしいですしね。
まずはインテークを下に広げます。
この際、シャシー接合部のダボ穴を避けて拡大するように気をつけます。
写真のような広げ方なら干渉することはありません。ちなみに形状的にはやはりridoxスープラのエアロを参考にしています。細部の形状はだいぶ違いますけどね。
サイドのインテークは下に拡大するだけだとあまり良い形状になってくれません。
そこで、内側の上にエッチングソーで切込みを入れ、内側に折り込むことで左右方向の開口を拡大しました。
こんな感じで加工します。随分開口部が拡大しました。
当然開口部が主に下方向に伸びていますから、リップスポイラーのみの時に感じた厚ぼったい感じはこの時点でだいぶ減少しています。
開口部を拡大しただけでは当然ガタガタの状態ですから、エアロバンパーらしい形状をエポキシパテとポリパテを使って成型します。
また、サイドステップの下部整流板もこの時点で装着します。最初に成型しておいた3次元形状の部分と隙間が出来ますから、これをポリパテで埋めておきます。
リューターやペーパーでざっくりと成型が終わったので、状態を確認する為に一度サーフェーサーを噴き付けます。
写真でお解り頂けます通り、まだまだガタガタの状態です。ここから綺麗な状態に細かい成型を続けることにします。
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プラモデル製作記 | 日記
Posted at
2010/06/23 01:01:49