
不景気で暗い時代ですが、そんな時こそこんなクルマの存在が必要かもしれません。
ついに、日本でもデビューしたIS250Cと対面してきました。どうも、前に日記で書かせていただいたニアミスしたあのISCそのもののワインレッドのISCです。やはり、2ドアボディのクルマはデザインがきれいですね。リアテールも、ISC専用品を採用、前期IS、後期ISとも異なるデザインのものを採用しています。このあたりでも、Cは少し違う演出のクルマなのですよというアピールなのでしょう。
ISCは、海外では、3.5Lモデルも存在しますが、日本は、2.5Lモデルのみが導入となりました。価格的には、ベース車のIS250セダンのプラス100万。メタルトップと本革シートなどが主なプラス装備となります。IS自体も、しばらく前に、MCが行われた為、ISC発売時の変更や改良は特にないそうです。
今回のISCで、凝っているなと思わせるポイントは、本革シートのステッチが、オプションとはいえ、選べるところ。試乗車は、ワインのボディに、白い革に赤いステッチという選択。ステッチは後で、変えることができる部分ではない為、いいサービスだと思います。但し、プラス5万円を安いと取るか、高いと取るかというところはありますが。
さて、肝心のメタルトップですが、こちらは、3分割タイプで、まず、リアウィンド部を格納し、その後、ルーフ部を格納する方法。格納時の所要時間は、20秒。この時間が、現在のメタルトップの最速時間だそう。実際、何度か開閉作業を行いましたが、これなら、信号待ちでも十分に、行えるし、遅い感じることは、まずないと思います。急な夕立にも十分対応できます。シフトもPもしくはNでOK。但し、トランク内のルーフ格納機能を作動させるセーフティー機能の安全装置をONの状態にしておくことは、メタルトップのお約束なので、お忘れなく。
さて、試乗タイムです。もちろんオープンモードで。ノーマルに比べて、160kgの重量プラス。エンジン出力には変更なし。2.5LのV6、215PS/26.5kgmを発生します。
ノーマルのIS250には、乗ったことはないのですが、市街地の少しアップダウン、加減速のある道を、大人3人で走ったのですが、不満ない走りでした。もちろん、パワフルだとは感じませんでしたが、加速感にストレスを感じなかったのは、事実です。1速は、アクセルをしっかり踏むと、レブ近くまで回っている時もあったので、高速の合流、峠での急な加速時などでは、エンジンの実力を使い切る瞬間もあるでしょう。走りの実力を求める人には、3.5Lモデルの存在がちらつくかも。
内装に目を移すと、シートは、フロントシートは、ヒーターと夏場は、送風機能が装備され、革シートでも、爽やかな座り心地を提供してくれる。まさに、おもてなし空間ですね。サイドウィンドウを上げていると、フロントシートに関しては、風邪の巻き込みは最小、音もかなり遮断されてくるので、快適なオープンが楽しめるようになっています。リアシートに関しては、それなりにエアの巻き込みがあるのと、シート空間も、セダンより限られるため、ある程度、乗せる人への配慮が必要になるかな。
30分ほどの試乗を行いましたが、実用性はかなり高いと感じました。スムーズかつ、装備は充実。さすがレクサスのオープンっていったところでした。
欲を言えば、もっと、走りや排気音など、クルマ好きの喜ぶ面で遊び心を出してもいいのかなとも思いました。個性が強いのがオープンの魅力ですから。そのへん、少し提案したいかな。見た目が、きれいなクルマだけに、街中で見かけるのが、楽しみですね。カトレアマイカメタリックなんてありかななんて思いますよ。
Posted at 2009/05/21 00:28:00 | |
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