BMWディーラーに顔をだすと、来週から展示会だというZ4が、既に用意
されておりました。
営業さんが、ぜひ見ていってくださいというので、
見せていただいてきましたので、ご報告します♪
今度のZ4は、ボディはワイド化されて、大きく異なるのは、電動格納
式のメタルトップが採用されたこと。アルミ製のそのルーフは、20秒
で開閉を終了します。335iクーペカブリオレと同じものらしいですが、
2段式なので、見た目は、更にシンプルになってますね。
リアウィンド部分が一回ルーフ上に持ち上がって、全体がトランク部分に
格納されるギミックです。
試乗もOKということなので、試乗させていただきました。
グレードは、SDrive35i。3.0Lの直6パラレルツインターボ搭載モデルに、
7速DCTを組み合わせた物です。このエンジンが大好きなだけに、
たまりまさせんね。
試乗は、ベースに、デザイン・ピュア・ホワイトという内装オプション
を装備したものですので、素の35iと思われます。足は標準ものです。
このデザイン・ピュア・ホワイトという仕様は、本当に質感が高く、
高級感がたっぷり。ドアの内張りにはアルカンターラ張りになって
いたり、ダッシュボードもウッドや本革が多様されています。上品
です。ノーマルは、ダッシュに、アルミパネル等が使われているよう
ですね。標準のナビは、ワイド画面が採用されていました。
スターターボタンをプッシュし、エンジンON。ズオンと少し低めの音
が響き、3Lのツインターボエンジンな目覚めます。低回転では、3L
エンジンでもあるので、トルクがあり、そっとしたアクセルワークで
も気持ちよく走ります。しかし、ひとたび、アクセルを開ければ、
図太い排気音と共に、その加速は、野生動物が獲物に向かい飛びかかる
ような勢いを見せます。このエンジン、いつのっても良いです
道が混んでいた為、性能はあまり試せませんでしたが、足もノーマル
サス仕様は、程よい硬さですし、ボディもオープン状態でしっかりです。
今回、標準で、ダイナミック・ドライビング・コントロールという装置
がついており、電子制御でスタビライザーを調整できる機構だそうです。
今回は、スポーツモードで、走行しましたが、その威力は、市街地では
はかり知ることはできませんでしたが、しっかりとしたハンドリングの
手ごたえは、ボディや足の良さだけの性能でも十分に、表現できている
気がします。
DCTは、ショックレスで、スムーズにギアを上げていくし、減速時は、
ブレーキを強く踏むと、空ぶかしが入って、ギアを下げてくれます。
DCTは、やはり、MT好きには、かなりいい印象を受けます。
Dモードだと、パドルで、マニュアル変速しても、停止時に、また
自動変速モードへ切り替えてくれるので、楽ちんです。
BMWは、パドルも左右どちらも、ダウンとアップができるし、
シフトも、前がマイナスとなっているので、本当に使いやすくて
ここは大好きなポイントですね。
メタルトップ採用で、荷物の積載は、制限が付きましたが、より万能
なクルマには成長しましたね。内装の質感もUPしています。
美しくて速くて高性能、かなり憎いやつですねZ4。売れ筋となるAT仕様
のZ25の方の完成度も気になりますなぁ。
皆さんも気になる方は、ぜひBMWディーラーへ。ネックは価格かな。
あの加速を味わうには、700万円が必要ですからね。
BMW、決して安くありませんが、エンジンとあのハンドリングを味わうと、
その存在価値は、大きいですし、いつまでも無くしてはならない味だと
思います。