ジェームス / タクティ DJ グラファイトワイパー  

所謂トヨタ第２純正のドライブジョイ製ワイパーラバーを選択したのは、過去にとある社外品ワイパーを選んで失敗した教訓からです。

かつてＧＤフィットに装着した社外品ワイパーはガラス面の拭き取りがアマく、新品でも拭き筋が発生してしまうような製品でした。
コンパウンドでガラス研摩＆油膜除去をしても改善はせず、この原因は社外品ワイパーの形状がＧＤフィットのガラス曲面に合わなかった事によります。

社外品ワイパーの適合表には装着するワイパーの長さしか記載がなく、車ごとに異なるガラス曲面へのフィッティングが必ずしも良好である保証がありません。
その為、社外品ワイパーがA車のガラス曲面には（偶々）馴染みやすい形状であったとしても、同じ製品がＢ車のガラス曲面には馴染まない事が起こります。

ある自動車メーカーの補修用ワイパーを調べていたら、補修用のラバー形状が車種別に並行、順反り、逆反りと作り分けてあり、ガラス曲面を考慮した物となっていました。
純正ワイパーや第２純正ワイパーの全てがそうかは判りませんが、ラバーの形状を車種ごとに設定し、ラバーとガラス面の接触状態を均一にするような工夫がされていると思われます。

ドライブジョイ製ワイパーを青空駐車の環境下でまる１年プロボックスに使用しましたが、この間に拭き筋の発生などはなく良好な視界確保ができています（普段の手入れはガラス面のコンパウンド研摩油膜除去及び、ブレードラバーの脱脂清掃による親水処理）。