日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■露骨モリカケ追及逃れ 国会冒頭解散なら安倍首相はドツボ
2017年9月16日
衆議院の解散をめぐって、また永田町がざわざわしている。
今月25日とされた臨時国会の召集日が28日に
ずれこみそうだなどと、なかなか決まらないことから、
「安倍首相は冒頭解散を考えているのではないか」
というのだが、10日の日曜夜に麻生副総理が
安倍首相の私邸を訪れ、1時間半も話し込んだことで
解散風が強まった。
さらに、「複数の全国紙が『9・25解散が現実味を
帯びてきたので、準備を怠らぬように』と社内会議で
指令を出した」「自民党が内々に全国の情勢調査を
指示した」などの情報も流れ、一部の衆院議員や
メディアも警戒を強めて浮足立っている。
10・22の補選に合わせた解散・総選挙の噂は
ずっとくすぶってはきたが、ここへきてなぜ加速して
いるのか。
「安倍内閣の支持率が回復基調にあることが一番
大きい。一方の民進党は山尾さんの不倫疑惑や
離党ドミノでボロボロですからね。臨時国会で審議に
入れば、安倍首相は森友・加計問題で攻められ、
再び支持率が下落しかねないし、第2の消えた年金
問題まで出てきた。そうした追及を避けるためにも、
一部の首相側近が早期解散を進言しているようです。
首相の悲願の憲法改正についても、『自公と小池新党
を合わせて3分の2を確保できる』という分析もある」
(自民党関係者)
だが、Jアラートやミサイル避難訓練で北朝鮮危機を
あおっておきながら、「今なら勝てるから総選挙」とは
ご都合主義が過ぎやしないか。
モリ・カケ逃れは国民にバレバレ。
臨時国会の予算委員会が後回しなんてあり得ない。
政治評論家の野上忠興氏もこう言う。
「解散にどんな大義名分を付けるのでしょうか。自分
と妻の不祥事を吹き飛ばすための個利個略なのは
明らかで、森友・加計疑惑を隠すことが目的の選挙
だと国民に見透かされるでしょう。簡単に勝てる、
野党共闘は間に合わない、と思うのも甘い。09年の
衆院選では政策協定を結んでいなくとも、共産党は
全小選挙区の半分の150しか候補者を擁立しなかった。
今回も、民進、共産ともまだ全選挙区に候補者を立てら
れていない。裏を返せば、選挙区のすみ分けが可能と
いうことです。内閣支持率が回復基調だといっても、
『安倍首相を信用できない』という人は依然多く、与野
党一騎打ちになれば、どうなるかわかりませんよ」
先週末に行われた読売新聞の世論調査で、
解散・総選挙について「急ぐ必要はない」が66%のうえ、
先月から5ポイント上昇してもいる。
保身の身びいき解散で、安倍首相はドツボにはまる。
【転載終了】
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基本、北朝鮮のミサイル発射は予測できることであり、
政府は、Jアラートで脅すより、情報を開示し、
予想される時期など告知をするべきです。
ミサイル発射実験は航空機や船舶の航行もあり、
国連に日時や方向の連絡があり、北朝鮮も加盟して
おり、各国政府に連絡が来ます。
前回の発射も安倍首相は知っていたはずです。
しかも、100km以下の上空は領空内ですが、
それ以上の高度は宇宙空間であり、Jアラートは無意味に
危機感を煽るだけです。
万一、領空内となった時は迎撃しなければならないのに、
その時には「オオカミ少年」になってしまう可能性があります。
堀江氏の、「安眠を妨害するな」もわからないでは
ないですね。
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Posted at
2017/09/16 07:04:52