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LC=相棒のブログ一覧

2018年06月19日 イイね!

Twitterより。


平野浩氏のツイートより。

【転載開始】

(1)
「日朝交渉をやり切れるのはアベしかいない」
という雰囲気が出てきた。怪しいメディア
キャンペーン。支持率も向上。続いて「正論」
や「月刊Hanada」「WiLL」などのアベ応援団
メディアは「拉致問題を解決するのは安倍
首相しかいない!」というような論陣を張る。
本ではなく詳細新聞広告で訴える。

(2)
新潟の花角新知事の「再稼働あり得る」発言
が県内で怒りを買っている。あまりの節操の
なさにリコール運動に発展する可能性もある。
また、花角陣営は選挙中に池田候補への
中傷ビラを撒くなど選挙妨害の可能性もあり、
保革を問わず複数の県民有志が地元捜査
機関に提訴を検討している。

【転載終了】

***********************

 (1)は、「正論」や「月刊Hanada」「WiLL」
等は、限られた保守系の方しか読まない
ので世論として拡大はしないですね。
 しかし、新聞広告で訴えるのは影響され
る人が出てきます。
 特に若い世代は影響されるでしょう。
 
 (2)は、投票2.3日前から選挙妨害と
して問題視されていましたね。
 そうはいっても、争点隠しは明らかでした
から、気付かない有権者にも問題があり
そうな気がしますが。
Posted at 2018/06/19 13:00:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 独り言 | 日記
2018年06月19日 イイね!

米朝会談後、北朝鮮が日本を相手にせず・・・


Business Journal

【転載開始】

■米朝会談後、北朝鮮が日本を相手にせず…
 「拉致問題は解決済み」との主張拡散
 2018.06.19

 アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮
の金正恩朝鮮労働党委員長は史上初の米朝
首脳会談を終え、米朝間の雪解けに向けて
動き出した。
2人が意気投合したのかどうかは不明だが、
少なくともトランプ大統領は金委員長に対して
好感を持ったようだ。

 しかし、安心はできない。国際社会はこれま
でも北朝鮮に欺かれてきた歴史があるからだ。
北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」
編集長の高英起氏は、現地で見た会談の様子
を踏まえて「非核化は条件次第」と予測する。

 一方、南北首脳会談や米朝首脳会談の実現
で安堵しているのが、在日コリアン社会だ。
今後は日朝首脳会談の開催も現実味を帯びて
きており、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
は大きな期待を寄せる。

 激動の東アジア情勢をどう見るのか。
高氏、日韓両国で事業を行う韓国人ビジネス
パーソン、在日コリアンに話を聞いた。

■米朝協議はこれからが本番…始まる神経戦

 金委員長は、中国の習近平国家主席との
中朝首脳会談、韓国の文在寅大統領との
南北首脳会談、そして今回の米朝首脳会談
によって、国際社会へのデビューを果たした
感がある。
一度は挫折しかけた米朝首脳会談の成否は
現時点では判断できないものの、両者とも
満足げにシンガポールを後にした。

 しかし、なぜ長年の宿敵である米朝が一気
に接近したのか。
アメリカ側は、会談に先立ち「完全かつ検証
可能で不可逆的な非核化(CVID)」を掲げ、
核廃棄の先行を主張していた。
本来これは絶対に譲れない一線であったはず
だが、会談では非核化の約束を取りつけた
ものの、共同声明に「CVID」に関する文言は
なく、具体的なスケジュールについても明記
されなかった。

 「今回の米朝合意では具体的なことが決まって
おらず、“おおざっぱな合意”というのが印象です。
もともと、トランプ大統領も金委員長も細部まで
詰める時間がないこともあり、決めるのが難し
かったのでしょう。今後、積み残しとなっている
非核化の具体策が米朝の高官同士で話し合わ
れますが、むしろこれからが本番です。米朝首脳
とも、『大きな方向性を決めたのだから、あとは
事務方で話し合うべき』という性格だからこそ、
合意に至ったといえます」(高氏)

 今週にも開かれる米朝高官級協議は大きな
注目点だ。
アメリカ側はマイク・ポンペオ国務長官、
北朝鮮側は金英哲党副委員長の参加が想定
されており、これから米朝の神経戦が始まる。

 「私は、最初から米朝高官級協議こそが本番
だと考えていました。金委員長は非核化には
前向きですが、それはあくまで条件次第。ちなみ
に、北朝鮮は今回の共同声明で『体制保証』と
いう文言を使っていません。今後、具体的には
朝鮮戦争の終結や経済支援を要請してくるで
しょう」(同)

 米朝首脳会談後のトランプ大統領は記者会見
を行い、「北朝鮮への経済制裁を据え置きにした
まま非核化を進めるとなると、その費用は誰が
払うのか」という記者からの質問に、
「費用については、韓国と日本が負担することに
なる。両国は支援する準備ができていて、そう
しないといけないことも知っている。アメリカは
これまで多大な費用を支払ってきたのだから、
我々はこの費用は負担しない。韓国と日本は
北朝鮮の隣国なのだから、両国が費用を負担
すべきだ」と回答した。

 これについて、高氏は「北朝鮮が非核化を宣言
したからといって、それだけでは実現できません。
当然、費用はかかるわけで、それについては非核
化に同意した周辺国が面倒を見るのは極めて
自然です」と解説する。

 安倍晋三首相も「核の脅威がなくなることに
よって、平和の恩恵を被る日本が費用を負担
するのは当然だ」と述べ、核廃棄のための
国際的な枠組みを創設し、それを通じた資金
拠出を想定していることを明かしているが、
同時に拉致問題の解決がなければ経済支援
に応じない姿勢も示している。

 今後、北朝鮮情勢はどう動くのか。
「こればかりはわかりません」と高氏も言葉を
濁すが、日本にとって最大の関心事は拉致
問題の解決だ。
金委員長はトランプ大統領に「安倍首相と
会ってもいい」と言ったと伝えられているが、
高氏は「それはあくまで伝聞ですから、今の
ところはなんともいえません」と語る。

■北朝鮮は日朝首脳会談をやらなくてもいい理由

 続いて、日朝首脳会談の可能性について
語るのは韓国人ビジネスパーソンだ。

 「そもそも、日本人が『拉致問題の解決という
議題だけで、金委員長が安倍首相との日朝
首脳会談に応じる』と考えているのであれば、
それは甘すぎです。
日本のニュースを見ると、違和感を抱きます。
北朝鮮からすれば、急いで日朝首脳会談に
応じる必要はありません。
 その理由は、北朝鮮は今や、アメリカ、中国、
ロシア、韓国などをはじめとする諸外国から、
実質的に国際社会の一員として認められた
からです。
日本はトランプ大統領を通じて拉致問題などの
懸案を解決したいとの意向を示していますが、
なぜ文大統領を仲介役としないのか、理解に
苦しみます。
 また、日本の歴史に対する姿勢も疑問です。
日本は朝鮮半島に対して植民地支配を行った
過去があります。
その歴史としっかりと向き合う姿勢を、韓国だけ
でなく北朝鮮にも示す必要があります。さらには、
補償も必要でしょう。それもなしに、拉致問題の
解決を訴えるだけで金委員長に首脳会談を呼び
かけたところで、実現は困難です。今の安倍首相
がその決断を下すのは、相当な勇気を振り絞る
必要があることも理解しています。しかし、北朝
鮮問題は強気や圧力だけでは解決しませんよ」

 さらに、日本に対して辛辣な言葉が続く。

 「拉致問題の視点から見れば日本は被害者
ですが、朝鮮半島での植民地支配の歴史と
いう視点から見れば、日本は加害者なのです。
日本がかつて朝鮮半島、中国、東南アジアなど
に侵略を行った歴史に真摯に向き合うことで、
文大統領は必ずや安倍首相の力になります。
少なくとも、歴史認識について真摯に向き合う
ことがなければ、拉致問題が未解決になるだけ
ではなく、日本の北東アジアでの地位は下落
します。私は、それを心配しています」

 また、ある在日コリアンは金委員長の一連の
動きについて「ホッとしている」という。
「日本人は韓国民団と朝鮮総連の区別も、
あまり理解してくれません。北朝鮮から
ミサイルが発射されたことで、在日コリアン
に対しても嫌がらせがありました。朝鮮半島
の平和の流れは、私たち在日コリアン社会
にいい影響を与えます」と語る。

 一時、日朝首脳会談は「8月か9月に開催される」
という観測もあった。
しかし、モンゴルで開かれた国際会議
「ウランバートル対話」で日朝当局者が接触したが、
日本は相手にされなかったと報じられている。
それどころか、北朝鮮はラジオ放送で
「拉致問題は解決済み」という従来の主張を流す
など、日朝首脳会談への道は険しいといわざるを
得ない。

 前出の韓国人ビジネスパーソンは、今後
「北朝鮮が北東アジアのフロンティアとなり、
経済的に大きく発展していく可能性もある」
と言い、在韓米軍の完全撤退については
「あり得ない」と言う。
さらに、南北統一は「かなり困難だが、ビジネス
の往来は進む。
そこで、日本は遅れを取るべきではない」との
見立てだ。

 いずれにせよ、米朝融和および日朝首脳会談
の実現は一筋縄ではいかないだろう。
(文=長井雄一朗/ライター)

【転載終了】

***********************

 トランプ大統領は、今後拉致問題に
関わることはないでしょうね・・・多分。

 後は、安倍首相次第でしょうか。

 果たして、外交巧者の金委員長相手に
どこまでやれるか?ですね。
Posted at 2018/06/19 12:34:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 国際政治 | 日記
2018年06月19日 イイね!

10%では足りない


週刊ポスト

【転載開始】

 「米朝会談の裏で・・・」の記事より書き起こし。

■10%では足りない

 安倍首相は昨年の総選挙で7、消費税率を
19年10月に8%から10%に「必ず引き上げる」
かわりに、税収の使い道を見直して2兆円を
幼児教育や大学の無償化にあてると公約した。
「子育て世代の負担軽減」を強調したのはいいが、
そうなると、消費税が10%に引き上げられても、
本来税収でまかなうはずだった年金、医療など
社会保障費が2兆円たりなくなる。

 加えて、政府は次の消費税増税の際に、
食料品などの税留津を8%に据え置く
「軽減税率」導入の方針を決めており、
それによって1兆円の財源不足が生まれる。
さらに、消費増税を延期した4年の間に
社会保障費の自然増が毎年5000億円ずつ
ある。
年金や健康保険などのSU払いベースが2兆円
増えているのだ。
不足は合わせて年間5兆円にものぼる。

 そこに、防衛費の倍増計画である。

 いくら、トランプ氏に言われたからと言って、
太っ腹にもほどがある。
財源はどこから捻出するのか。

 財政論が専門の藤岡明房・立誠大学経済
学部教授が指摘する。

 「日本の防衛費は現在GDP(548兆円)の
1%枠内にギリギリ収まっている。これを2%
枠にすると上限は11兆円。防衛予算を年間
6兆円増やし、かつ社会保障の不足分や軽減
税税率による減収を補うとなると毎年11兆円
もの新たな財源が必要になる。ほぼ消費税
5%分の税収に相当する金額です。トランプ氏
の要求に応えるには、来年10月に消費増税
10%に引き上げた後、すぐに税率15%まで
引き上げなければならない。米国の要求に
合わせて政府自民党が防衛費倍増という
財政的禁じ手を打ち出したのは、日米の間で
増税のシナリオまで織り込まれているとみる
ことができる」。

 背景に日米の“増税密約”があるという見方
ある。

 根拠もある。

 「消費税率15%」というのはIMF(国際通貨基金)
が日本に増税を迫っている数字とぴたりと重なる。

 ドルの基軸通貨体制を守るIMFの最大の出資国
は米国であり、そのIMFは年次審査報告書で安倍
政権のこれまでの増税延期を批判し、日本に対し
て消費税を15%まで引き上げるように毎年提言し
続けている。

■汚れ役は次の政権に

 増税に積極的だった安倍首相はようやく
「消費税10%」に実施を公約した。

 トランプ氏にすれば、“税率15%すれば、
もっと米国から装備を買えるじゃないか”
というわけだ。

 安倍首相にとっても、消費税のさらなる増税には
抵抗感はない。

 この、秋の総裁選で3選すれば、首相の残り任期
は最長で3年だ。
19年10月に消費税率10%に上げた後、15%へ
の増税法案を国会で成立させるのは政権の仕事
になる。

 しかも、ポスト安倍の総裁候補たちは、
『人生100年時代の社会保障』を提言する
小泉進次郎氏を筆頭に、いずれも安倍政権の
財政拡大路線に批判的な増税論者揃いだ。
「安倍政権が防衛費の倍増を決めて空母艦隊
の建造に取りかかり、米国からFー35大量に買い
付けても、増税して代金を支払うのは次の政権や
次の次の政権。安倍さんは何事も自分に逆らう
目障りな進次郎に、それなら、“増税がどんなに
大変か苦労してみればいい”くらいに考えて、いま
のうちにトランプから大量に買い物をしておこうと
考えているんじゃないか」(防衛族議員)

 誰が増税を決めようと、消費税15%のツケを
回されるのは国民だ。

【転載終了】

************************

 消費税15%は数年前から、IMFや国連を
使い、日本に提言しています。

 国際公務員として財務省の職員が出向して
いることも関係しています。

 日本国民は、全て受け入れてしまうので、
財務省も楽でしょうね。

 安倍政権に「忖度」し、泥をかぶるわけです。
Posted at 2018/06/19 10:20:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記
2018年06月19日 イイね!

米朝首脳会談が実現、安倍内閣に突きつけられた 二つの課題とは


AERA dot.

【転載開始】

■米朝首脳会談が実現、安倍内閣に突きつけられた
 二つの課題とは

 シンガポールでの史上初の米朝首脳会談を
経て、安倍内閣に突きつけられた課題は二つ。
まずは拉致問題だ。

 6月12日夕、安倍晋三首相が官邸の記者団
の前に現れた。

 「日本にとって大切な拉致問題について、
トランプ大統領がしっかりと言及していただいた
ことを評価します」

 この時、トランプ氏は金正恩朝鮮労働党委員長
との会談を終えて記者会見中で、拉致問題は
「取り上げた」と述べた程度。
それでも安倍氏は「米国の大統領が金委員長に
明確に言及したのは初めてだ」とたたえた。

 金氏が独裁政権存続の保証を得ようと渇望した
米国大統領との会談。
安倍氏はそこへ拉致問題をねじ込もうと、
トランプ氏とのパイプを駆使し、前夜も電話で念を
押していた。

 北朝鮮の非核化が進むかどうかでは評価の
分かれる米朝首脳会談だが、安倍氏にすれば
いかに拉致問題解決につなげるかだ。
「日本がしっかりと北朝鮮と向き合い解決して
いかねばならない」と記者団に述べた。

 だが、北朝鮮は硬い。朝鮮中央通信は5月に
「日本が誇張する拉致問題は解決済みだ」と
主張。
過去の植民地支配に触れ日本こそ加害者だとし、
「償いのみが日本を救う」と結んだ。

 安倍氏は2日後に反論。
十数年前の小泉内閣での日朝交渉を振り返り、
「8名の方々は死亡していると(北朝鮮に)言わ
れたが死亡証明書等はでたらめで、遺骨も偽物
だった。皆さんが生きておられることを前提に
全ての拉致被害者の即時帰国を目指したい」。
そして、「日朝の会談を金委員長に決断してもら
わないといけない」と語っている。

 トランプ氏は金氏との会談後の記者会見で
「彼らは拉致問題に取り組む」と語った。
その解決が、北朝鮮の非核化でトランプ氏が
日本に望む巨額の経済支援の前提になる。
北朝鮮経済が立ちゆくまで10年で220兆円
かかるとの民間試算もある。

 首相続投へ安倍氏の3選がかかる自民党
総裁選は9月。
その頃にロシアでの国際会議で金氏と会うかも
しれない。
繰り返してきた「安倍内閣で拉致問題を解決
する決意」が問われる。

 もう一つの課題は、対話しようとする相手に
対して備えてきた防衛力をどうするのかだ。

 トランプ氏は金氏と会う5日前に安倍氏と
ホワイトハウスで会談。
共同記者会見で「首相にとって拉致問題が
個人的にとても重要だとわかっている」と
言ったそばから対日貿易赤字の話を持ち出し、
語った。
「首相は軍用ジェットや航空機、農産物など
いろいろ、数十億ドル分を追加で買うと言った」

 実は安倍氏は4月、訪米時の首脳会談でも、
「日本の防衛力強化のため、F35A戦闘機や
イージスシステムなど高性能の米国製装備品
の導入を進めている」とトランプ氏に伝えている。

 米朝首脳会談での拉致問題への言及と
米国製兵器を日本が買うことは、
トランプ氏にすればディールかもしれないが、
日本にとって辻褄が合わなくなってきた。
安倍氏が金氏との対話へ動くなら、なぜ
最新鋭兵器の購入にこだわるのか。

 防衛省幹部は「実際は本丸の対中国の防衛
強化をにらんだものだ」と語るが、安倍氏は
日中にしても平和友好条約締結40年の今年、
首脳往来による関係改善を唱える。
5月の首脳会談では領海や領空をめぐる不測
の衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」発足も成果
に挙げた。

 ただ、安倍氏は昨年までの中朝との確執から
「我が国を取り巻く安全保障環境は戦後最も
厳しい」として防衛計画の大綱を今年中に
見直す方針も示している。
ぶれぬようにと自民党の国防族議員らは6月1日、
防衛費増継続など新大綱への党の提言書を
安倍氏に手渡した。

 米朝首脳会談を機に北東アジアが対話へと
動く中、何のための防衛力かがより問われる。
だが、整理整頓された説明は安倍内閣から
聞こえてこない。(朝日新聞専門記者・藤田直央)

【転載終了】

***********************

 安倍首相はご自分の体面を保つため、
湯水のように国民の税金を海外に注ぎ
込んでいます。

 拉致問題は、トランプ大統領は「話したよ」
といっただけ、金委員長は「わかった」といった
だけで、合意文書には何も盛り込まれていま
せん。

 だから、北のメディアは「解決済み」と報道した
のでしょうね。
Posted at 2018/06/19 09:05:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記
2018年06月19日 イイね!

「G7で安倍首相が大活躍!」ということなので・・・


HARBOR BUSINESS online

【転載開始】

■「G7で安倍首相が大活躍!」ということなので、
 海外主要メディアのG7報道で総理の名前を
 探してみた。「ABE」の名は? 2018年06月18日

 今月カナダで行われたG7(先進7か国)首脳会議。
「トランプ米大統領対欧州勢」という構図が印象的
だったが、国内の一部報道では、トランプ米大統領
やドイツのメルケル首相が「シンゾー」と親しげに
助言を求める姿や、北朝鮮関連の議論を主導した
と強調され、安倍がアメリカと欧州の調整役を果たし、
八面六臂の大活躍だった! バンザイ! 
とでも言うような論調が報じられると、SNSの右派
クラスタを中心に拡散。
それを受けて反安倍勢は「ガラパゴス報道」と揶揄
するなど、盛り上がりを見せていた。

 そんなに我が国の首相が大活躍したならば、
海外メディアにおける報道でも「ABE」の文字が乱舞し、
絶賛の嵐なのでは? 
と期待しつつ英語を筆頭にスペイン語やドイツ語など
のメディアにも目を通して、我らが安倍首相の活躍を
探してみた。

■トランプ大統領からは嫌味が

 しかし、海外メディアの報道を見ると、八面六臂の
大活躍だったはずなのに、どうにもその姿が報じら
れていない……。

 まずはアメリカの主要メディアを見てみよう。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』の
「G7の裏側 トランプのジャブが同盟国を落胆させる」
という記事では、対米関係に亀裂の入ったカナダの
トルドー首相、なんとか関係を取り持とうとする
メルケル独首相が登場。
さらにアメリカの立場が不公平だと主張するトランプ
大統領に対して、どちらの市場も不均衡になると
フランスのマクロン大統領が反撃する様子が伝えられ
ている。

 あれあれ? 調整役として安倍さんが大活躍したん
じゃないのか??

 安倍首相の名前がやっと出てきたのは記事の中盤。
移民についてトランプ大統領が
「シンゾー、日本に移民問題はないが、私は2500万人
のメキシコ移民を送り込むことができる。そうすれば、
君はすぐ退陣することになるだろう」と言い放った部分
だ。
この発言は他国のメディアも取り上げており、
G7での日本関連ニュースでは、もっとも話題になって
いる。

 さらに残念なのは、このニュースを報じる記事に
安倍首相の反論が見当たらなかったことだ。
実際にはどうだったかわからないが、少なくとも報道
では“言われっぱなし”の状態。
トランプ大統領の暴言とも言えるコメントを安倍首相
がどう感じたかは気になるところだ。

 また、同じ『ウォール・ストリート・ジャーナル』では
「トランプのロシアへの呼びかけがG7を揺るがす」と
いう記事も。
こちらはロシアをG7に入れるべきだというトランプ
大統領の主張がテーマで、マクロン仏大統領、
メルケル独大統領、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長
らの名前が挙がっている。
日本については「貿易に関してはEUと協調路線にあり、
アメリカには関税について考え直すよう求める」という
政府関係者のコメントが紹介されているが、安倍首相
の名前は見当たらなかった。

 続いて『USAトゥディ』には、
「トランプがG7に危機を呼ぶ 同盟国を攻撃し、ロシア
を受け入れ」、「G7のトランプ大統領写真:各国の写真
が異なる様子を伝える」などの記事が。
後者はメルケル首相がトランプ大統領に詰め寄る様子
を各国首脳・機関が違った角度の写真で発表している
という内容。
日本でもSNS上で多くシェアされていたので、目にした
人も多いだろう。

 この「トランプ大統領と対峙する各国首脳陣」という
構図は、G7を象徴する一幕として、さまざまな海外
メディアが取り上げていた。
しかし、これらの記事でも主役はあくまでメルケル首相
とトランプ大統領。
安倍首相にフォーカスした記事は見当たらなかった。

 同じく米大手メディアである『ニューヨーク・タイムズ』
は「大統領、同盟国首脳陣との声明に署名拒否」と
ともに、トランプ大統領がG7の開催地・カナダを去った
あと、米朝会談に向かうエアフォースワンの機内で
投稿したツイートを紹介。
トルドー首相との軋轢を取り上げた。

 「カナダのジャスティン・トルドー首相は、G7の
会談中はとてもおとなしく、穏やかだった。私が
去った直後に記者会見を開き、『アメリカの関税
は侮辱的で、振り回されない』と言ったが、とても
不誠実で弱い男だ」

 同記事ではこのツイートをフックに、アメリカ=
カナダ間の関税についての不一致が解説されて
いた。
安倍首相の名前は出てこず、「トランプ大統領は
各国首脳との個人面談で、アメリカの立場がいか
に不公平か訴えた」という部分で「ジャパン」の
ひと言が出てくるだけだ。

 「ドナルド」「シンゾー」と呼び合い、トランプ大統領
と親密な関係にある……。
日本ではそんな対米関係ばかりが報道されているが、
こと米メディアのG7を報じる記事には「シンゾー」の
名前は、まるで登場しなかったようなのである。

■唯一、安倍首相を主体的に報じたのはカナダ

 では、欧州メディアではどうか? イギリスの
『ガーディアン』は「G7マイナス1:トランプがカナダでの
サミットに向け鉄球を準備」と、トルドー首相、メルケル
首相とともに、安倍首相が「窮地に立たされる」と記し
ている。
しかし、ここでも安倍首相は「ワン・オブ・ゼム」な扱い。
「各国首脳陣の関係を取り持った」という記述は見られ
なかった。

 また、「貿易問題でトランプに対抗するよう、
マクロンがG7加盟国に呼びかけ」という記事では、
トランプ大統領がカナダに向かう前に安倍首相と会談
したことが紹介されている。
同記事はG7後の米朝会談にも触れているが、
「マクロン大統領が北朝鮮との交渉を支持している」と
いう内容にとどまり、安倍首相の名前は挙がらず。
日本も当事者である北朝鮮問題ですら、安倍首相が
登場しないのは寂しい限りだ。
そのほか、イギリスメディアでは、タブロイド紙の
ウェブサイトで名前が挙がる程度だった。

 そしてやっと、安倍首相の主体性が感じられる記事
を発見した!
 報じているのは意外にもG7開催国・カナダの
『ナショナル・ポスト』の記事だった。
「NAFTA(北米自由貿易協定)の状態は良好」はTPPに
言及しており、安倍首相とトルドー首相が協力関係に
あって、トランプ大統領は孤立しているというニュアンス
を強調していた。

 「トランプは12か国が加盟するTPPからも離脱。
G7のカナダと日本を含む11か国が、アメリカ以外
で独自の自由貿易圏を推し進める様子を眺めて
きただけだ。(中略)カナダ政府の関係者によると、
金曜日にはトルドー首相と安倍晋三首相が迅速に
施行できるよう話し合ったとされる」

 この文面は「密接な日米関係」とは真逆の内容だが、
安倍首相がTPP交渉において“プレイヤー”であった
ことは読み取れる。
「私自身、TPP断固反対と言ったことは1回も、ただの
1回もございません」と述べるだけのことはあって、
しっかりとその活躍が報じられていた。
日本の農業関係者の皆さん、安倍首相及び自民党は
TPPを頑張って推進しているようです!

 しかし、“大活躍”が報じられていたのは、カナダ紙の
TPPに関する部分のみ。
フランスの『ル・モンド』、ドイツの『ディ・ヴェルト』などの
記事には、名前すら見当たらなかった。

 また、当サイトでスペイン語圏のニュースを報じて
くれている白石和幸氏の協力を仰ぎ、スペイン語圏の
主要メディアでの報じられ具合も探してもらったが……。

 「スペインの主要紙である『El Pais』から始めて、
アルゼンチン、メキシコ、コロンビアとチェックしま
したが、Abeの名前はどこにも見当たりませんで
した。トランプ、トレドー、マクロン、メルケルの名前
の記載が見つかり、彼らのサミットで語ったことや
姿勢について言及されています。しかし、安倍、メイ、
コンテの名前はどこにも見当たりません。これら主要
紙で安倍の記載がないので、それ以上の追求は
やめました。やはり、安倍首相の活躍? は日本の
紙面しか取り上げられないでしょう。それだけサミット
での安倍首相の重みはないということでしょう。残念
ですが」(白石氏)

 公平を期するなら、白石氏も言うように、G7関連の
記事で黙殺されていたのは安倍首相だけではなく、
イギリスのメイ首相、イタリアのコンテ首相の発言・
動向は、まるで取り上げられていなかった。また、
かなり頑張って探したがうっかり見逃した記事もある
かもしれない。

 それにしても、あたかも安倍首相が中心的な役割
を担ったかのような報道をしているのは、世界でも
日本だけ。
もちろん、自国の宰相の動きを報じるのも重要である
が、根拠がないかのような礼賛、バンザイだけをして
いて、その現実を踏まえることをしなければ、外交で
同じ土俵には立てないのではないだろうか。

<取材・文・訳/林泰人>

【転載終了】

***********************

 支持率を上げるためにメディアが後押し
しているということでしょうかね。

 しかし、世界は日本メディアがアンコン
されていることは知っていますから、逆に
はずかしくないですかね?

 こんなことが記事になること自体も問題
かな?
Posted at 2018/06/19 07:48:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記

プロフィール

「4月にダブルで来る「年金減額」と「健康保険料アップ」が高齢者を直撃! http://cvw.jp/b/457233/47620802/
何シテル?   03/29 10:43
子供達が結婚し独立。 孫の誕生を楽しみにしている、 おじいちゃん予備軍です! →2018年12月25日、 念願のおじいちゃんに なれました! ...
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トヨタ ランドクルーザー200 トヨタ ランドクルーザー200
ランクル4代目でやっと、ZXモデリスタに辿りつきました。 後、何年乗れますかね?
トヨタ ランドクルーザー トヨタ ランドクルーザー
ランクルを所有したかったのですが、 80を我慢して、念願の100を手に入れた、 ドノーマ ...
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我が家“三代目ランクルブラザース”となります!(笑
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ちょっとだけいじりました!
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