
これは去年の暮のお話です。
実家の近所の蕎麦屋君が僕に電話して来て
『ねぇ ウチの出前機が壊れちゃって困ってんでけどさぁ~。
31日にどうしても使いたいからそれまでに溶接して直してくれよぉ~。』
って 言うんです。
???
はぁ? 何で僕が?
そもそも僕は溶接屋でもないしそれ以前に僕が溶接を出来る事や
溶接機を持っている事も「お前は知らないだろう」って思ったんですけど
実際は・・・・・。
出来ます。
ええ。 溶接機も持っているし、溶接も出来ますよぉ~。
恐るべし近所の幼馴染み。 完全に僕の事を見抜いています。
仕方が無いので溶接をしてあげる事にしたんですけど肝心のお面が無いではありませんかぁ~。
(T_T)
でも、パイプ一本だから要らないっかぁ~。 って事で 夜にも関わらず裸眼で溶接を始めて
サンダー掛け迄に要した時間およそ15分。
溶接は無事に終了したんですけどその晩から目がしょぼしょぼと痛くなり始めて次第に激痛と
変わっていきます。
はい。 はっきり言って目も開けられない程の激痛で以前にも何度か経験は有りますけど
今迄で一番痛かったです。
多分、暗い中でやったのがいけなかったのでしょう。
夜中には耐えきれない程痛くなり救急車を呼んで救急外来の有る眼科にGOです。
そんな中、感じたのは目が見えなくなると見えない物が見えてくる様になるって事です。
救急車が到着して救急隊員の人の案内で救急車に乗る時も僕の手を引いて
『こっちに救急車が有るので付いて来て下さい。』
って 言うんですけどこれが怖いの何のって
「俺の横で手を引いて導くんじゃねぇ~。 段差が有ったら確実に転ぶだろぉ~。」
救急車の前に付いてからも・・・。
隊員: 『ここに座って横になって下さい。』
僕: 「ここって何処ですかぁ? 目が開けられないんですけど?」
隊員: 『ここですよ! ここ!』 シートらしき物をポンポンッっと叩いて音で知らせます。
僕: 「あのぅ~? 音で解る程メクラのエキスパートじゃないんで僕の手を掴んでその位置に
手を当ててくれませんかぁ?」
こんな調子で病院に着いて隊員の方が気を使って車椅子を用意してくれたんですけど、
これがまた言葉だけでエスコートするもんですからチンプンカンプンで何とか車椅子に乗れたものの
乗せてくれたのはロビー迄でそこからは病院の人に手を引かれて診察室に・・・・。
僕: 『うわぁ~っ! すみません! 待ってください。 それじゃあ怖くて歩けません。』
・・・・・・。
っで 僕がどうしたかと言うとその人の真後ろに立ち右手でその人の右肩に手を掛けて
左手をその人の腰辺りに添えてその人を盾にする様な形で歩いて行きました。(^_^;)
この方法はやってみると解りますが目の開かない僕にとってはかなり都合の良いものでした。
っで メクラになると何が見えるのかってですか?
それは・・・・・。
人の心です。
実際は見えたのではなく感じたのですが皆さん冷たかったですぅ~。(T_T)
もしかすると僕の目が見えなかった事で僕の心が掴めなかったからかも知れませんけど。(^_^;)
それでも例え相手の姿が見えなくても暖かさを感じれる人はきっと良い人なんだなぁ~。
っと 感じる一日でした。(*^_^*)
あっ! そうそう 僕が虫歯の時によく行く歯医者の歯科技工士のお姉さんは、美人でも可愛くもありませんが目を瞑って治療を受けていると凄く幸せな気分になるんですよ。 あの人は絶対に良い人です。
それと、文字のやりとりだけで暖かさを感じれる人も良い人かも知れませんね。(*^_^*)
Posted at 2010/03/15 00:33:08 | |
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