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買物の帰り際に、セントラルワールド前を通りました。

日本のテレビでもやっていたと思いますが
例の、焼け落ちたデパートです。

東南アジア屈指の規模を誇る巨大ショッピングセンターが
見る影もないほど破壊されています。

まだ歩道には土嚢が残っていたり、この写真の背後にあるデパートなんか
まだガラスには弾痕がついていたり…。
一週間前の激しい戦闘の跡を、今もまだ見る事が出来ます。

ここを見るとため息しか出ませんが、
先ほどのブログのように、街の人々は少しずつですが確実に立ち直りつつあります。

がんばれバンコク。

久しぶりにタニヤプラザまで買物に行きました。
今日は、シーロム通りが歩行者天国になっていて
露天でバザーをやっていました。

この写真の範囲で100ｍくらいですかね。
これが数百メートル、上下線ともに行われているので
物凄い人の多さです。年末のアメ横よりスゴイかも。

みんな、この一カ月の間、
ロクに買物に行けなかった鬱憤を晴らすかのように
スゴイ勢いで買物してました。

バンコクの街が焼かれて、みんな落ち込んでいるのかと思いきや、
こういった活気のあるところを見ると、とてもパワーをもらった気がします。
買物って楽しい♪　…久しぶりにそう感じました。

このパワーで、早いコト街が復興してほしいです。

夜間の外出禁止が
火曜日早朝まで延長されています。

外出禁止と言っても２３時～翌朝４時の深夜なので、
特に出歩くことはないですけど
一部だけでも自由を奪われる気分って、
微妙にストレス感じます。

「よい子」なので(笑)、しっかりと時間を守って生活していますが、
外出禁止時間に近づくと、写真のように街が静かになります。

…ここは、近所のアソーク交差点を跨いでアソーク駅に向かう長い歩道橋ですが、
普段は、電車から降りてくるヒトや交差点を渡るヒトで、それなりに人通りが多いところです。
振り向くと、この写真の奥行きと同じくらいの距離の歩道が残っていますが

…怖くなるほど誰も居ない。

スクムビットの通り沿いに住んでいる友達に聞くと、
いつもは混んでいる道が静まり返っていて、ホントに不気味だそうです。

まさにゴーストタウンのよう。

バンコクでは昨日に引き続き
外出禁止令が発令中です。

２３日までは
夜間（２１時～６時間）はアパートに缶詰です。
今は２０時５４分。そろそろ始ります。

しかし、ｃｕｒｆｅｗという単語・・・聞き慣れませんが
夜間外出禁止令を指す英語で、語源はフランス語の「消灯」だそうです。へぇ～。

日本人駐在員は、この単語は全員判りませんでしたが、
ローカル社員たちは「あぁ、ｃｕｒｆｅｗね。知らないの？」くらいの雰囲気で話をしていました。
英語レベルによるものか、こう言ったイベントが多い御国柄によるものか…。

ところで、最近の非常事態で外出を控えて部屋で食事する機会が多かったので
今日は帰りがけに、少なくなった食料品（特に保存食）を買い込んできました。
これだけあれば、暫く持ちそうです。

どっからでも かかってきなさい（嘘）

今日、治安部隊が大体の主要地点を押さえたようですが
散発的に残党がタイヤのBBQをしているようです。

シゴトで客先に向かう途中、
急きょ、会社から帰宅命令が。。。

近所の交差点でタイヤが燃えているとのことで
（絵のように、家から数百メートルのところ）
最低限の持ち物を持って脱出できる準備をするように指示が。。。

わざわざ戦場に行くのかとウンザリしましたが、何とか無事、家に辿り着きました。
家に着くころには、煙も大分おさまってきまたようですし
恐れていた脱出は（ただ面倒なだけですが）、回避できそうかな。

因みに、BKK市内は現在停電中です。
エアコンがつかないので、あ…暑い…。
体温より気温の方が高いので、エアコンがつかないのは地獄。。。

我慢できなくなったら
地下の駐車場に停めてある社有車のエアコンをつけて涼もう。。。