今日仕事で商談をしている時、お茶を扱っている業者の人と話す機会がありました。今回足柄茶に規定値を超える放射能数値が出ております。あれって公的機関が義務付けた検査ではなく、足柄茶を扱う会社が「うちのお茶葉は放射能なんて関係ない。検査機関に出して、シロ裁定もらって、安全だということをアピールしよう」としたらしいです。ところが予想に反してクロの裁定。足柄茶の銘柄に傷が付いただけでなく、他の県内生産者にも余計な対応(安全確認の書類提出や、生産履歴の遡り証明提出等)を迫らせる結果となり、業界内では相当なブーイングのようです。まあ結果的にクロの裁定は出たものの、本来検査義務がないだけに、知らずにお茶を飲んでいたら、もっとまずかっただろうと思います。足柄茶を検査に出した企業には悪いですが、分かって良かった事実だと思いますよ。