担当している日本で5本に入る小売業から、年末のお歳暮買って下さいってお知らせが来ました。夏はお中元のお知らせが来て、何かしら買わされます。毎年あります。こういう商売的地位を利用して、取引先等に有形無形の圧力をかけることを「優越的地位の濫用」と言います。公正取引委員会に言えば、即罰則を受ける形となります。しかしどれだけ取引先が多くても、誰も文句を言いません。やっぱり商品取り扱いカットが怖いから。みんないつも戦々恐々としています。小売業側は絶対に訴えられないと高を括っている節があります。実際そうなんですが。購入しろという圧力を無視しても良いのですが、中間業者に購入予定取引先のリスト管理を小売業がさせているので、どこの会社が買うのかどうか事前に分かる仕組になっています。いつの時代のことだか・・・と思うかもしれませんが、日本の商売ってこういうことで成り立っていることがおおいんですよね。「持ちつ持たれつ」ってヤツで(TT)。でも、私達売る側のお願いはほとんど聞き入れてもらえませんが。売る方はとにかく立場が弱いです。トップメーカーでも、です。まあ付き合いで買ってやるのも5,000円程度のことですから、意に介するのも馬鹿らしいですので、いちいち毎回怒ってもいられません。ひどいところはスーツを買わせるところもあるそうですよ!1着5万とかで。そういうところ実名書いちゃいたいんですけど、自分の商売に差し支えるので・・・。私も臆病者の1人ですね(TT)。