2010年12月14日
スーパーなどの小売業を相手にしている我々業者には、年に何度か取引先から頼まれて季節の商品や、サービスを購入するというか、せざるを得ない環境に陥ります。
即ち業界で言う「優越的地位の濫用」でございます(TT)。
これに該当すると、そういった「権力」を行使した側は、ばれれば公正取引委員会より罰せられますが、言いたい人たちが売る側という弱い立場であるため、密告するなどということはほとんどありません。
で、今回は上記のところまではいかないにしても、やや強制的な感のある、クリスマスケーキ購入のお願いが来たわけですよ。
古く最強だった(笑)ところは、1年の間にお中元、初夏の初摘み茶、秋の秋刀魚、お歳暮、おせち、果てはスーツの購入まで迫ってくるところもありました。しかも絶対に買わないと帰してもらえないというヤ○ザまがいのことをやるところありました。
さすがにぶち切れた人たちが密告して、小売業者などが罰則を喰らって、近年では取引業者にとってそういう「被害」は少なくなってきています。
担当先がそういうところが多いだけで、年5万円以上出費しているセールスも聞いたことがあります。
でも暗然としたお願いがあるのも事実です。いたちごっこが続いているんですよね。喉元過ぎればなんとやらで。
私は今年お茶とボジョレー、最後にケーキが来ました。締めて年間1万には達していませんが、金額じゃないんです。稼いだ大事なお金を取引という優位な立場を利用して、無理矢理財布を開けさせられることが耐え切れんのです。
業界ではこういったことに毅然と断れる人はほとんどいません。皆無といっていいでしょう。
この時期、いろんな得意先から「ケーキ買ってよ」ってねだられて、1人で6個くらい買わされているつわものもおりました(^^;。でも、食いきれないので、金だけ払って品物は現地に置いてくるというもったいない状況も発生しています。
あーあ、ケーキも本当はカミさんが作るはずだったのに、金払って買うことに。おまけに24日は私は出張宿泊。
今年のクリスマスはいいことないぞお(^^;。
年明けいいことあるはずと思わずにはいられません(笑)。
Posted at 2010/12/14 18:34:52 | |
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