2013年07月06日
本日は会社営業日でむなしく営業活動をしておりました。
以下ちょっと長いです。
最近食品が全く売れません。全般的に・・・です。アベノミクス効果は高価な商品の回転を良くしましたが、依然として生活に充てるお金は皆さん非常に厳しくしています。
この間いろんなメーカーの人と話しをしたのですが、食品が売れなくなってきた背景として、「調理の面倒くさがり」が挙げられてきました。
どういうことかというと、食べるために食事を作ること自体が面倒くさくなってきているそうです(驚)!素材から調理をして食べること自体が嫌になってきているそうです。
例えば今の季節は麦茶を買って、お湯を沸かして作るのが普通だし、そういったものを飲んでいた方が価格も安くすみます。しかしながら「湯を沸かすのが面倒」、「冷めるまで待つのが面倒」、「麦茶パックが汚いので捨てるのが面倒」なので、わざわざ割高なペットボトルを買い、飲み、ゴミ箱へポイという行動になっていると、麦茶を作っているメーカーの人が言っていました。
同じようにそうめんも今食べたいもののひとつに挙げられると思いますが、「キッチンで火を入れて鍋で湯を沸かすのが暑い、面倒」、「茹でたそうめんをざるに移すのが熱くて怖い」、「ざるにうつすのが面倒」だそうで、シマダヤなどが宣伝している「流水麺」などはその対極にあるため、楽できて暑くないから売れているのだそうです。
以上のような事柄はかなりオーバーな事例だとは思いますが、キーワードは「面倒くさい」です(^^;。
これにより素材系食品メーカーはどんどん窮地に陥ってきています。非常に厳しいです。みんながみんなこんな状況ではないですが、確実にこのような状況に進んできております。
私自身素材系食品メーカーなので、その影響はもろに食らっており、営業成績もがた落ちです(TT)。企画をいくら組んでも消費者がこうでは売上も上がりません・・・。
今後料理を作らなくなる人がどんどん増える上、高齢化に伴って胃袋は縮小します。ホント厳しい(TT)。
自分でおいしいもの買って、作って、食べて、満足しましょうよ、お願いします(笑)。
Posted at 2013/07/06 17:43:54 | |
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