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仕事で某問屋の仲介にて、某百貨店に対し、昨年にない売上が今月計上されることとなりました。

前年同時期やはり大きな企画があって、今年どうやってカバーしようかと思案していたところ、先月末にこの話が決まったと問屋のセールスから連絡がきました。

これはありがたいと喜んでいたら、やっぱり交換条件のような要請が来ました。

商品単価の値引の要求かと思ったら、百貨店でやっているクレジットカードの会員になってくれないか、と言ってきたのです。

業界に詳しい人なら分かると思いますが、百貨店各課で得意先を巻き込んだギフト購入の要請などがあり、結構ノルマがきついらしいのです。

今回のカードについてはとりあえず最初の年は年会費が無料だから、翌年解約して構わない、とにかく契約件数を稼がせてほしいというものでした。なんだそんなことか、と思ったら、私がカード入会をするのではなく、私の会社の役員に作ってもらえるよう頼んでくれ、取引先の役員が対象なのだと言われました。

自分は商売で直接お世話になったので、１年だけのお付き合いのカード作成なら構わないのですが、何も関係ない役員を先方が指名してきたので話がおかしいと思い始めました。

いきなりクレジットカードを作ってくれと頼まれるのもおかしいし、ましてや担当セールス以外の役員じゃないと困ると言われれば、突然話を振られる役員だって困ります。日頃の上司同士のお付き合いがあってこそだと思うんですよね。

だから今回は心を鬼にしてお断りします。今回売上ができたのだから頼めると思っているという言葉を聞き、頭の中で切れました。

また優越的地位の濫用かよ！

古いんですよ、百貨店「様」は。取引先に対して頼めば何でも言うこと聞くと思わないでほしい。今時こういう頼みごとしてくるのは百貨店ばかりです。

馬鹿馬鹿しい。