今回のお話は、アイちゃんのオーディオ・ヘッドユニットの新調と、ポータブルナビの装着工夫に関してです。
以前のブログにて、真空管ヘッドユニットCQ-TX5500Dの兄弟版・CQ-VX5500Dに関して記事を書きました。アイちゃんにCQ-VX5500Dを装着したいなと考えて、ネットオークションにて探し始めたのも記事を書いた頃です。
この度、念願叶って装着に至りました。MD動作不良の個体ですが安価な出品価格であったのと、当方はCD専用機として使うため割り切って落札しました。
音の出具合は、やっぱり高級ヘッド相当の満足ゆく音質です。今まで使用していたヘッドユニットとの違いは大きいですね。真空管つきのTX5500Dと似た傾向の音でしたが、多少VX5500Dの方が元気な音というか、活気がありますね。TX5500Dはまろやかでとろけるようなサウンドが堪りません。
カーオーディオの音質差で以前から不満に感じていたよめさんも、VX5500Dの音質に大満足しています。
真空管つきTX5500Dの中古価格は、ゆっくりですが値上がりしていますね。5万~6万位が今の相場でしょうか。VX5500Dも少しずつ値上がっていますが、根気よく探せば1万円未満も見つかるでしょう。
続いて装着に関しての情報です。
ポータブルナビは汎用レールを設けて、汎用ステーが使えるように一工夫してあります。ヴィッツG'sにおいてはカナック企画 UA-Y202DVの金具を用いてポータブルナビを装着しましたが、これはワイド2DINを採用しているトヨタ車だから可能な方法です。
アイちゃんは1DINヘッドユニット+汎用1DINボックス&1DINボックス向けのヤック製モニターステーを用いていましたが、ヘッドユニットで2DIN両方を使うとポータブルナビを固定する手段が消えてしまいます。
パネルを加工してワイド2DIN相当の開口部を設けUA-Y202DVを使う方法も考えましたが、パネル加工すると元に戻せず、この方法は不採用にしました。2DINパネルの上にポータブルナビを載せるのは視界が妨げられてしまい、こちらも不採用にしました。
1DINボックス向けモニターステーをボックスから取り外し眺めていると、ステーの平面部分は5mmの厚さでした。アイちゃんにVX5500Dを装着した状態をよく見ると、ヘッドユニットの上端と下端に3mm位の空き空間があります。
ヘッドユニットを少し上向きに装着すれば下端に5mm位の空きができて、1DINボックス向けモニターステーを差し込めそうだと考えてやってみたのが上の写真です。ゴムシート等で可動範囲を狭くしてキツキツ状態にすれば振動等にも負けず、思ったよりしっかり固定できます。
少し上向きにヘッドユニットを固定する方法は、ネジ穴を長穴化したり穴径を広げるなどいくつかの方法がありますね。
作り出した空間にステーの平面部を差し込んだところです。ちなみにステーは上下逆さまに使います。一見するとステーをヘッドユニット本体へ接着等して固定する方法が使えそうですが、固定してしまうとパネル装着ができなくなります。
今はキツさで差し込んでいるだけですが、ヘッドユニット下部にレール状のものを設けて、まっすぐ装着できるような仕組みを検討したいです。
ハザードスイッチを押しやすいように、中央から少し左側に固定しています。
上から見るとこんな具合です。少々アルミ地が出ちゃってる金具が、1DIN固定ステーから流用したステーです。今後、気が向いたら塗装します。
ヘッドユニットの操作は、左側の曲選びノブが多少操作しにくい程度で、それ以外は大丈夫です。エアコン吹き出し口との干渉も少なく装着できています。以前から所有しているケンウッドのI-K77は、下段1DINキットを購入してエアコンスイッチの下側へ移設しました。I-K77はメディアプレーヤーとして、内蔵アンプを切って使っています。
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2014/10/19 19:58:49