今日も自転車の話題です。その前に、スイフトの冬支度。3階からホイールを上げ下ろしするのが面倒なので、ギリギリまで交換していませんでしたが…重い腰を上げて、スタッドレスに交換。乗り心地が最高に良いです^^;
さて、今日も自転車の話。前回ドロップ化したJAMIS/ダカールですが、好調です。オンロード性能は劇的に良くなりました。…でも、オンロードに特化しすぎて、フルサスの利点を生かし切れていないなと。700×25Cのタイヤですが、フルサスのおかげもあり、それなりの砂利道もこなせます。林道スペシャルにして、オン/オフこなせる仕様にすると面白そう! で、調子に乗りすぎてタイヤサイドを切っちゃいました。
これで処分するのは勿体ないので、接着剤で補修…。白い紙はうまくくっつける為のサポート用。
オンロードの性能が良くなったとはいえ、所詮、フルサスのMTBがベース。ロードのような高度なオンロード走行性能はどう頑張っても出ません。でも、ロードに出来ずに、こいつで出来る事は…やっぱりオフロードでしょ! 道を選ばない、オン/オフ性能の両立が目標です。
前回も書きましたが、700Cのブロックタイヤはフレームに当たって入りません。MTB(26インチHE)のブロックタイヤではオンロードでの快適性が犠牲になります。細身のブロックタイヤも無いことはないですが、径が小さくなり、見た目が貧弱。
そこで、今、復活の兆しを見せている650Bに注目したわけですが、ランドナーで使用するような細身のブロックタイヤは絶滅状態…。
そこで、目を付けたのが、650A。パナレーサーで650A(26×1-3/8)のブロックタイヤがあるんです。リムはママちゃり用がメインになりますが、調べるとサンエクシードからダブルウォール(リムが二重構造で強度がある。ママちゃりは基本シングルウォール)があるとの事。年始はまた忙しくなりそうなので、何とか年内に形にしたかったので、急いで注文。
ここで、自転車のタイヤサイズの解説を少々…。自転車には一言に26インチと言っても、複数のサイズが存在します。20インチ等の小径サイズになると、同じサイズ表記でも、実はサイズが違う場合もあり、ややこしいので、より正確な表記としてETRTO(エトルト)というサイズ表記があります。表記方法は、「ビード座直径mm-タイヤ幅mm」。
650A…26インチ。ETRTO590。ママちゃりの26インチと同サイズ。ランドナーなどのツーリング車に使われますが、ママちゃり用以外は絶滅危惧種。
650B…26インチ。ETRTO584。650Aと同様にランドナーで使用されますが、これも絶滅危惧種。と、思いきや、最近MTBで採用され始めたので、意外と将来は安泰かも?
650C…26インチ。ETRTO571。小柄な女性向けのロードなどで採用が多く、タイヤは細め。これまたレアなサイズ。
650H…26インチ。ETRTO559。これは正式な呼称では無いと思いますが、MTBの26インチ(HEリム)でたまに見かける呼称。MTBでは最もスタンダードなサイズで、タイヤの種類は山ほどある。
700C…ETRTO622。主にロードレーサーやクロスバイクに仕様。MTBの29インチもETRTOは622なので、38C前後の太さであれば、700Cのタイヤが入ります。スポーツ車では非常にポピュラーなサイズ。タイヤの選択肢は山ほどある。
ハブはシマノXT。スポークはDT。650Aで組んでこうなりました。
なかなか良い感じ。650Aの難点はスポーツ分野での将来性が絶望的な事^^; ブロックタイヤの選択肢はパナレーサーのコルデラヴィ/パスハンティング一択。ダブルウォールのリムは今の所、サンエクシードのシャイニーリム一択。むしろ良く作ってくれているなと…。同じく絶滅寸前だった650Bが復活し始めたので、気が付いたら650Aはヒッソリ消えてもおかしくない貴重品…。今のうちにストックしておくかな…。
サンエクシードの元はALEX製。ポリッシュ具合がきれいです。本来ならランドナーに使用する人が大半でしょうね。ディスクブレーキの650Aホイールなんて、誰も組まないような…。
タイヤとフレームのクリアランスは十分。タイヤ周長は26×2.1と同じ。
フロント側。ちょっと余裕がありすぎかな。
帰宅ついでに試走。ブロックの感触が良い感じ。今度、久しぶりに林道探索にでも行きますかね!
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自転車 | 日記
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2013/12/28 23:22:47