2011年03月31日
ようやく、廃炉の話が...
東電からようやく、廃炉の話が正式に出た...
まぁ、当然のことである。
ただ、以前からusaoが言っているように、ただコンクリート詰めにはできないのだ。必ず、内部と連絡が取れるシステム。水や空気の循環システム。それらの置換や排気システムを構築する必要があるはずだ。時間がたてば老朽化が進む石棺を延々繰り返し覆い続けることは困難だから、将来の技術に期待しつつ、内部モニタリングや必要時の内部への進入経路を残さねばならない。
基本、今回のように事故で壊れた原子炉でなく、計画的に運転を停止に持っていっても炉は急には冷えない。荒熱を持つのだ。核反応でなくともいわゆる放射性物質の自然崩壊でもエネルギーは賛成され発熱が起きる。計画的に冷却を続けて冷やしきるには約10年くらいの時間がかかるらしい。
密閉した場合、先に述べたシステムがないと、内部であらたにことが起こり爆発しかねない。
そして、現在の内部の状況は、真に不透明だ。あの状況で整然と燃料棒が並んでおり、ちゃんと制御棒が効いている状態を維持できているかどうかだ。点検で抜いて別プールへ入れられていた燃料棒然りである。
一部ペレットがバラけて溶融しているとの話も有るが局所的な再臨界の危険はないのか?それらを監視・コントロールできるところまで行っていなければ石棺詰めには出来ない。
石棺を平行して建築しようにもそもそも、周りに放射性物質のゴミが多すぎるからそこへの手当てもいる。
ただ二の手、三の手を考え、不測の自体に応じた設計が必要だ。
個人の家でもそうでしょ?
建てたら、後から家具が入らないとかじゃぁ笑えない。
続く?
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Posted at
2011/03/31 06:55:15
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