
気がつくと辺りは薄暗くなって、涼しい風も感じられた。
「そろそろ…やめようぜ。…もう疲れた。」
久しぶりに再開した友人が息を弾ませながら言った。正直俺も疲れていた。汗ばんだ背中にシャツが張り付く。いい大人が校内で鬼ごっことは、我ながら呆れる。。。
ことの始まりは同窓会で集まった俺たちが、カラオケ部屋の確保に失敗したことだった。合唱部の同窓会といえばまずカラオケである。そのあと飯なり飲みなりに発展するわけだが、予約を怠った俺たちは出鼻を挫かれた。このメンツで集まれば歌わずにはいられない。俺はそう思っていたし、社会人ともなると遠方の友人と遊ぶチャンスもそうそうあるわけではない。「学校へ行ってみないか?」誰かが言った。運よく顧問がいれば音楽室を空けてくれるかもしれない、音楽室にはピアノも楽譜もある。淡い期待を胸に学校へ向かった。
結果鬼ごっこである。
学校は閉まっていてあまり人の気配も無いようだった。警報装置がある事を知っているので、忍び込むのも断念。仕方ないので昔話をだべりながら校庭を散策し、それも飽きたのでわずかな記憶を元にアンサンブルに挑戦するもぐだぐだ。。。しまいには罰ゲームをかけてガチで鬼ごっこをしていた。
校舎の間を風が吹き抜ける。全員がふと黙って赤く染まった校舎を見ていた。あれからもう6年も経った。放課後になれば、所かまわず歌いまくっていた。バカみたいにハモっていた。あのころは毎日に無我夢中だったけど、それをもう再現して体験することはないんだろうな、とかぼーっと考えていた。ほほを伝う汗の感覚にふと喉が渇いていたことを思いだした。
「喉かわいたわ。自販機無かったっけ?」
「たしか下駄箱の向こう側に・・・・」
学校は閉まってた。せっかく思い出したのに。いよいよ日も落ち、かなり寒くなってきた。なかなか腰を上げない友人に「喉かわいたしコンビに行こうぜ」と提案する。しかし「まだ大丈夫だろ」とか言って談笑を続ける友人。俺は一刻も早く暖かい場所へ移動し飲み物が欲しいのだ。しまいには寒さに体が震え、口の中がとてつもなく乾燥しているのが解った。
ふと目を開けると目の前に愛猫。寒いのも無理もない、10月の深夜にタンクトップにハーパンで寝てりゃ寒いさ。最近PS3のガンダム戦記にはまっていて、このゲームPS3のBluetoothを使ったハンズフリーのワイヤレスマイクでボイスチャットしながらオンラインプレイできるという。なんとまぁすばらしいもので(ry
いい年こいて水分補給も忘れてゲームで熱くなって服脱いで疲れて寝てたわけです。口の中カラッカラでガチガチ震えてりゃそんな夢も見るさ。光の速さ飛び起きて水飲んで風呂に入って風呂で寝た。んでまたお湯が冷めて寒くて起きた。死んでなるものか。。。。
↑挨拶。
バーデンコペンフェスお疲れ様でした。
そして絡んでくれた皆様ありがとうございました。
いろんな方とお話できて、いろんなパーツもGETして、ほんと楽しい時間を過ごせました。
思えば10月頃からバーデンに出没しては酒井さんと
ISSO「もうすぐですねフヒヒ」
SS「たのしみだなぁ~」
なんてやり取りをやってきたものですから、それはそれは楽しみでしたし、予想以上に楽しかったです。
企画してくれたバーデンさん、酒井さん
カルガモを企画してくれたじゃっくさん
そして参加されたみなさんにありがとうを。
詳細&写真は後日!きっと。たぶん。おそらく。
Posted at 2009/12/09 01:18:00 | |
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