目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
マニュアルを閲覧しても車載のいわゆるパンタジャッキで一輪づつジャッキアップする方法のみ・・・・・。パンタジャッキもいまや別売りですし。
ホームセンター等で入手可能な小型なフロアジャッキでの両輪のジャッキアップは、ジャッキ自体が横転する可能性があり危険です。また、ストロークも足りないかも。アレはあくまでパンタジャッキの代替品という認識です。
フロアジャッキの受け皿はゴムパッド付きですが、汎用の100mm角x10mm厚のゴムプレートを受け皿の上に敷いて使用しています。
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フロントのジャッキポイントの位置はサブフレームの中央、前輪車軸の少し後方です。ただ、少し奥なためノーマル車高のフリードでもフロアジャッキがスポイラーに干渉します。
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フロアジャッキが入るスペースを確保するため前輪をカースロープの上へ。後輪はカースロープに載せなくてもジャッキアップは可能ですが、使用した方が作業性は上がります。また、ジャッキアップのときの車体の角度も少なくなり、より安全です。
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改めてフロントのジャッキポイントはココ。サブフレームの中央、穴が2つあいている突起部です。
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ココだけアンダーカバーで覆われていないため間違うことはありません。
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タイヤの取り外しが伴う整備のときはこの時点でホイールナットを少しだけ緩めておきます。
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スポイラーを基準とした位置をフロアジャッキにマーキング。真っ直ぐマーキング位置までフロアジャッキを挿し込めばソコはジャッキポイントとなります。
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フロアジャッキの受け皿がジャッキポイントの中央でジャッキアップできているかを確認しながらリジッドラックが入る高さまでポンピングします。フリードって重いな・・・・・。
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リジッドラックをかけるのはサイドシルのジャッキポイントです。
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フロアジャッキの構造上、動作軌跡が弧を描くためフロアジャッキをゆっくり下降しては停止させ、リジッドラックの位置を微調整します。
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近年のホンダ車のジャッキポイントは
・L曲げのジャッキポイント
・ボディ
・フェンダー
というように複数の鉄板が合わせてあり、その幅は15mm以上。一般的なリジッドラックの受けゴムの溝幅では吸収できません。塗装が剥がれたり、鉄板がめくれたりする可能性があります。
ワタクシ、リジッドラックの受けゴムの溝幅を追加工し拡大しています。
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受けゴムの溝幅を拡大するためスライドマルノコでチュイーンを数回。
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受けゴムの溝幅は余裕をもって20mmに。
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年に一度くらい自分の仕事に惚れ惚れするときがある訳です。
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リアのジャッキポイントはココ。一世代前のホンダ車は牽引フックを兼ねていましたねぇ。4WDはデフにかけるのかなぁ。
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フロントに比べ、フロアジャッキのポンピングも軽い、軽い。
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リジッドラックをかけるのはサイドシルのジャッキポイントです。
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無事着地しました。
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車体がリジッドラックにかかっている状態だと安心して作業が行えます。作業スペースをさらに確保したいときには、面倒ですがこの状態から再度ジャッキアップしてリジッドラックの高さを上げていきます。いきなり最高位は危険です。安全とは時間がかかるものです。
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