
今日は、ウチの奥さんとその姉妹と子供たちでディズニーランドへ。
私は家族を送迎するためにクルマを出したんですが、朝送り届けた後、待っている時間でイクスピアリで映画を観ることにしたんですよ。
日航123便墜落事故をモデルにした「沈まぬ太陽」という映画です。
これがまた長い映画で、3時間半くらいもあるんですよ。そのため、中ほどに10分休憩が設けられてまして、トイレに行ったりできるわけです。
ちなみに駐車券は、映画だと普通は3時間まで駐車料金無料なんですが、3時間以上もあるこの映画だと足りないわけで、この映画だけは6時間は駐車無料としてくれました。ありがたいです。
日航機墜落事故は、私が中学生くらいに起こった事故でしたが、当時は写真週刊誌を買い漁り、新聞記事もスクラップしたりして、とにかくこの事故は自分の中でかなりの影響を与えました。
なぜこんなに人が死ななければならないのか、なにが原因なのか、とにかく、自分が納得できる答が欲しかった。だから、集められる情報はとにかく集めて、そこから何らかの答を見出そうとするしか無かった・・・。
多感な時期ですからね、自分の命を引き替えにだれか一人でも助けてくれと願ったりもしましたよ。写真週刊誌に載った死体写真の多くを見て、もうほんとに、やり場のない怒りが収まらなかった・・・。
今回観た映画は、フィクションが混じってるのでどこまでが本当のことかよく分からないんですが、それでも巨大企業が人の命を金額でしか見ていないという描写については、現実においても普通にありそうに思います。
大切な人を失った遺族の気持ちを理解せず機械的に処理しようとするシーンなどは、本当に気分が悪いものでした。悪役俳優の演技がかなりうまいんでしょう。名前忘れましたが、ガスター10のCMの俳優さん、ホントに憎たらしいと思える演技しますねー。
演技と言えば、石坂浩二が印象に残りました。最初は石坂浩二って気付かなかったけど、こういう役がいなかったら救われない気持ちになるところでした。
渡辺謙は主役ですが、あんまり権力が無いし会社に振り回されるのが見てて歯痒い。
ところで、10時50分に始まった映画、終わったのは14時半くらいでしたよ・・・。
あ、そうそう、上映中、静かなシーンの時に隣の壁からマイケルジャクソンの映画の音楽がかすかに聞こえてきたのは「なんだかなぁ」と思いましたよ。イクスピアリの映画館って壁が薄いんですかね?
Posted at 2009/11/01 22:56:25 | |
トラックバック(0) |
その他 | 音楽/映画/テレビ