2011年05月02日
原発事故、風評被害も補償=農漁業者らに配慮―首相
時事通信 5月1日(日)17時19分配信
菅直人首相は1日の参院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故の賠償範囲を検討する原子力損害賠償紛争審査会が先に策定した第1次指針が風評被害を補償対象としなかったことについて、「できるだけ早く、次の段階で入れるべきだと考えている」と言明した。風評被害が農漁業や製造業、観光業など広範に及んでいることを踏まえ、深刻な影響を受ける農漁業者らを早期に補償対象と位置付けることが必要との考えを強調した。紙智子氏(共産)への答弁。
鹿野道彦農林水産相も「指針に盛り込まれるよう強く働き掛けていきたい」と述べ、政府として風評被害の救済に力を入れる考えを強調した。
紛争審査会は先月28日にまとめた第1次指針で、補償対象に住民の避難のほか、精神面での損害や農水産物の出荷制限に伴う損害などを含めたが、風評被害は検討課題とするにとどめている。同審査会は指針を段階的に策定し、補償の全体像を示した「中間指針」を7月にまとめる方針だ。首相の発言は今後の論議に影響を与えると予想される。
首相は先月27日、首相官邸を訪ねた全国漁業協同組合連合会(全漁連)の服部郁弘会長が水産物の風評被害を抑えるために安全基準を設けるよう求めた際に「鋭意、各省庁で検討している」と応じるなど、風評被害の当事者に配慮する姿勢を示してきた。
盆までに、希望する被災者全てに仮設住宅を提供するとか、なんら根拠も無く、その場の雰囲気で口走る首相殿。
補償についても、当然財源も無く、『どこからどこまでを風評被害と言うのか』明確な範囲の指定も検討されていないであろう。
もう、言ったもの勝ちなのであろうか。
この流れで確実に言えるのは、期に乗じて中国や韓国が補償賠償を求めてくる事である。
何故か、最近元気な鳩山といい、本当にロクでもない政党である。
とっとと霧散すべし。
Posted at 2011/05/02 09:16:50 | |
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