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WINDING HAZARDのブログ一覧

2015年09月26日 イイね!

ボンネットが透けて見えます。

ゆーたか☆さんに宛てて、アップしたようなブログですが、
そんなことはありません。十分楽しめると思います♪
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ボンネットが透けて、中のエンジンが見えるような写真を作ります。


まずボンネットの写真を撮ります。三脚は必須です。
三脚なしではできません。*自撮り棒ではだめです。




広い場所、周りに高い建物などがない場所で撮影します。


写真の、ボンネットの左側に建物が黒く映り込んでいますが、ボンネットを開けても、
同じ位置にこの建物は映ります。エンジンルームがこの部分だけ、暗くなります。
何が映り込むかを見るためにも、最初はボンネットを閉じて撮影します。

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次にボンネットを開けて撮影します。
三脚は絶対に動かしません。カメラにセルフタイマー機能が付いているなら、
セルフタイマーを使って撮影します。

ゆーたか☆さんなら万全のセルフタイマーありなので問題ありません♪




これはコンパクトカメラで撮影しているので、自動露出です。
エンジンルームは黒く、暗いので自動的に露出が変ります。
それでも暗くなって、エンジンルームのディティールがつぶれてしまいます。


スタジオならライティングができますが、すべて自然光なので、こういう場合は、
画像ソフト、フォトショップの「レベル補正」で修正し、明るくします。
この時、ボンネットを支えるステーも、スタンプツールで消しておきます。




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この2枚を重ね合わせて、ボンネットの中央部分から消しゴムツールで消していきます。
最初からがばっと消すのではなく、5%くらいから消し始めて、少しずつ
パーセンテージを上げていきます。



これで完成です。

が、ちょっと考えれば、なぜ透けて見せなくてはならないのかと言うコンセプトが不明です。透けて見せる目的は何か。


そこで、架空のストーリーを作り、「カムカバーが真っ赤なら速そう」と言う前提で、
カムカバーを赤く塗ります(画像上です)。



そうすると、「羊の皮をかぶったオオカミ」を暗に連想させ、「外からは見えないが、
特別な仕様になっていて、目印としてカムカバーを赤くしている」と言うことを
アピールするような写真ができあがります。


最後に、コンセプトを明確にするために、トリミングして、ボンネット側の画像が暗すぎるので、白いボディ色とわかるくらいまで明るくして完成です。

Posted at 2015/09/26 14:58:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年09月24日 イイね!

1年前にはできています。

新車発表はいつでもわくわくしますが、ディーラーでもらうクルマのカタログは1年前にはほぼできあがっています。

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これは昔の話だと言うことです。今はクルマは設計完了時点で3D画像を作って進めていくらしいです。
カタログ制作時間も予算も圧縮されています。
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このスケッチを見るとどんなクルマかがわかります。
スケッチは社内でも極秘で、社外に持ち出すのも一人ではしません。
コピーやプリントアウトも一人ではしません。
失敗や確認用のプリント、確認用のメモも、全てシュレッダーします。




ページの隅に小さく入っている写真も予定して、計画通りに撮影したものです。
スペースがあまったので写真でも入れておこうと言うことは絶対にありません。(スペースはあまりません)
いい写真が撮れたのでそれを使おうと言うことも絶対にありません。
「いい写真」が入っていた場合は、「いい写真を撮影しよう」と計画して入れます。




カタログに入っている文章も含めて、すべてスケッチ通りに進めていきます。
クルマはプロトタイプしかありませんから、どのグレードのクルマをどの車体色にするかなど、カタログのスケッチを元に、車体設計、内装、外装、営業、輸出などすべての部門が動いていきます。

「25日の13時にクルマを持ち出すので撮影は25日の12時に終わらせてほしい」
と言うような、各部署のリクエストに応えながら撮影を進めます。




これはフルモデルチェンジの場合で、マイナーチェンジの場合は、現車があるので、ぐっと作業は少ないそうです。

*画像は想像で描いたイラストで、実際にこのようなスケッチはありません。
Posted at 2015/09/24 13:52:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年09月23日 イイね!

ガラスクリーナーで拭きます。

日頃のクルマのお手入れのことではなく、市販車両のカタログ撮影の場合です。




カタログ制作中は、クルマは量産されていないのでプロトタイプしかありません。
したがってワックスがついているクルマもありませんが、撮影時はガラスクリーナーとタオルで撮影車両を拭くそうです。

カメラでのぞいて、見える側のみ、1台を4、5人がかりで拭きます。

ワックスを使うと絶対に拭きムラが出て、そのムラは簡単には消えません。
またコーティングしてしまうのでボディ色も変ります。


ちなみに撮影が完了したら、撮影使用車両は廃棄するそうです。
内装、外装を何度も外したり付けたりしますし、スイッチやステアリング類も、手づくりのダミーの物も多いので、市販はできません。
もちろんカタログでは絶対に本物に見えます。

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日頃のお手入れはカーワックスを使ったほうがいいです。
Posted at 2015/09/23 12:02:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年09月16日 イイね!

カットボディ2

三脚を使ってクルマを撮影します。

これは遊び用なので、映り込みは無視していますが、きちんと撮影するなら、ボディには地面や撮影者の背中側が映りこむので、クルマのバックも大切ですが、自分の背中側を意識して撮影します。
高層マンション、電柱、鉄塔などが近くにないかもチェックします。

三脚もクルマも動かしません。
*人が乗ると車高が下がるので、どのくらいの精度、大きさで使うかを確認してから撮影します。
場合によっては乗り込む人と同じウェイトを積んで撮影します。
この写真はウェイトなしで撮影しています。




まずAを撮影します。





次にドアを閉めて撮影したものがBです。





このままだとどこで撮影したかがわかってしまって、雰囲気が何もないので、
パリの街角のCの画像をバックに使うことにします。





この3枚を重ね合わせて1枚の写真にします。
完成したものがDです。





ところが、作業途中で、ミラーを畳んだままだと言うことに気がつきました。
あらためて撮影するのもめんどくさいし。
エンジン始動まではしたんですが大失敗。
Posted at 2015/09/16 18:58:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年09月13日 イイね!

カットボディ

クルマのカタログで室内が透けて見える写真があります。


これは「カットボディ」と呼ばれる車両を使うそうです。

フロント、サイド、リヤのガラス、ピラーを残すか、どのくらいの長さで残すかなど、すべて指示して、カットしてもらいます。本物のクルマをカットするので、このまま走ることができます。
写真のAのようなクルマです。
*インパネ周り、室内を大きく扱った写真もこのカットボディを使って撮影するそうです。





まず写真Bのように、クルマを美しく撮影します。
次に、カメラの位置、高さ、レンズ、照明などは何も変えずに先ほどのカットボディを、同じ位置に置いて撮影します。
このように2カット撮影します。





この2枚を重ね合わせ、普通に撮影したクルマの(この画像では)ドア部分のみ消して行きます。
今はアドビの「PHOTOSHOP」などで思い通りに加工できますが、昔は、フィルムそのものを加工してくれる会社に依頼しないとできなかったので、どのくらい、どこまで、どのように透けるかのスケッチ(絵、イラスト)を描いて加工してもらったそうです。加工代は高額だったそうです。
完成した画像がCです。





ドア部分を消した画像は、Dのようになっています。





ちなみに、クルマのカタログを作っている時は、まだクルマは生産していませんから、量販車はありません。
すべてプロトタイプです。
諸元、装備表を見ながら撮影するグレードのクルマに間違いがないかを撮影のたびにチェックします。
今は共通部品が多くなりましたが、昔は、グレードごとに、モールが付いているとか、この部分はメッキとか、スイッチを付けたり、チェック部分がいっぱいありました。

撮影後に仕様が違っていたことがわかり、あらためて撮影したこともあるそうです。
Posted at 2015/09/13 21:20:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「聖也@thirdsundayさんのFD2退役について。 http://cvw.jp/b/461023/44395989/
何シテル?   09/17 22:07
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