W205のAピラーカバー外し&戻し

レーダー探知機の取付けが気になり、収まりを見ていたら変に浮いているピラーカバーや妙な所から出ている配線が気になった。

しまいにはレーダー探知機の位置が気になったので、移設をする為にAピラーカバーの外し＆戻しをすることにした。

まずは車体側のドアのシールになっているモールディングを後方へ引き抜く。
これ、私の手順では大事である。

これは、左右のAピラーと蓋が被っている分くらいを外すだけ。

なぜ、これを外すかと言うと、Aピラーや左右の蓋…ヒューズBOXが入っている部分の蓋を綺麗に収めるのに邪魔だからだ。

次にダッシュボード左右の蓋を外す。

この蓋を外すなら、内装外しを差し込む位置は写真の位置が良いのではないか。

養生テープを貼り、この位置を目掛けて内装外しを入れると、蓋を抑える大きなはめ込みラッチを外しやすい。

ここは、ラッチ…差込みロックだけなので爪とかを壊すことなく、簡単に蓋が外れる。

他の位置だと、無駄に力が必要。

次はAピラーになる。

AIR BACKとある蓋をめぐる。
この時、バッテリーは外さなくても問題ない。

この蓋は、ピックツールを使い、差し込んだ後にテコのようにピックを回して蓋を中から押し出せる。

ある程度、蓋が浮いたら手で引っ張ると引き抜ける。
蓋の爪は左右で大きさが違う。
普通なら引っ張れば爪を折る事なく蓋は外れる。

蓋を外したら、蓋の取れた穴に手をかければ手間なくAピラーカバーは天井側から外れる。

あまり力は必要なく、爪を折る事も無い。

Aピラーは、Aピラーカバーとの取付をラッチロックで嵌め込んでいる。

天井側1箇所、真ん中くらいに1箇所のラッチロックがある。
昔と違い簡単で、爪を折ることも無いだろう。

Aピラーのラッチロックが外れる、天井側から外れたら、ダッシュボード側に残るAピラーカバーを引きぬけば簡単に取り除ける。

写真は、Aピラーカバーが取れたところだ。
ラッチロック2箇所が見える。

で、Aピラーカバーを戻す時は、逆に取り付ければ良い。

Aピラーの2つのラッチロックの他にダッシュボード側に3つのAピラーカバーを抑える爪がある。

ダッシュボードと爪の間にAピラーカバーを入れ込むようにすると、必然的にカバーが正しい位置にはまる事になる。

ダッシュボードと爪の間にきちんとハマったら、少し下にカバーを押しておく。

まだ、完全にカバーを入れずに、写真のようにAピラーと離れていてよい。

この写真は、ウィンドウ側からのAピラーとカバーを見たところ。

Aピラーの天井側と真ん中にラッチが入る穴位置が見えるので、こうしてカバーの上下位置を確かめればはめ込みは簡単だ。

位置が決まったら、車内側からカバーをAピラーにはめ戻す。

この時に配線を挟まないように注意する。

Aピラーカバーが収まったら、AIR BACKの蓋を手ではめ戻す。

蓋は左右で爪のサイズが違う。
爪は小さい方が弾性が高いだろうと思い後にはめた。
どちらでも、ハメやすい方で構わないので、しっかりはめ戻す。

次にダッシュボード脇の蓋をハメ戻す。
これは、エンジンルーム側から位置を確かめて正しい位置になったら押すだけ。

最後に車体側のドアのシールになっているモールディングを手で押せば良い。


モールディングを外さないでAピラーカバーを戻そうとすると、めちゃくちゃ大変である。

また、ダッシュボード脇の蓋を外すだけなら、モールディングを外さないでも良い。